2010年3月31日水曜日

WE WISH YOU WELL

こんばんは

いよいよテーパー期間に入りました。

金曜日からは選手権前最後の合宿に入りますが、そこまでは、DIST・MD1で2/1/1/2(ウエイトなし)、MD2・SPで2/1/1+weight/1というプログラムで進んでいきます。


さて、今日は一人のMarauderが巣立っていきました。

僕が出会って来た中で、スプリンターとして最もストイックで最も努力家だと思うRANMARUです。

スプリンターなのに、入学以来、僕が企画した全ての合宿に一緒に参加したのはRANMARUくらいなもんです。グループ毎に分かれて行った合宿においても、なぜかいつもRANMARUはDIST・MD1の合宿についてきてくれました。

怪我・アクシデントが重なり、思うような結果が出なかった1,2年生から、飛躍の年となった3,4年生へと、身体能力も泳能力、そして「意識」も含め、全ての能力を向上させてきました。

目指しているところが常に高かったし、端から見て良い結果では?と思うような泳ぎをしても、決して満足することなかったRANMARUは、「まだまだ伸びる」選手であると確信しています。

特に、「自分で創りあげる」という感覚が強くなっていったように思います。素晴らしい。

まだまだ追求していないこと(たとえば、栄養摂取やセルフケアなど)もあるし、に意識が及べば、「誰も敵わない」水準に一気にいけるようにも思います。身体機能としての水準は、何れにおいてもめちゃめちゃ高いし、まだまだ伸びる余地がある項目がいくつもあるから、これからが楽しみですね。

明日からは、Marauder OBであるSHU率いる自衛隊体育学校でのチャレンジとなります。どこに行っても、「RANMARUらしさ」を失わずに頑張って下さい。選手権では、「最速」SWIMMERになることを信じています。そして、引き続き、心から応援しています!!!

I wish youwell!!!


あ、あと、今日はMarauderのみんな、ありがとう。

特に3年生、「学年単位」でいただきものをしたのコーチになって初めてでした(なので、絶対忘れません!)

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BLOGタイトルから思い出すのはこの曲。RANMARUとの別離に直面したとき、密かにアタマの中で流れていました。
















"WE WISH YOU WELL"

"WALKING IN THE SHADOW OF THE BLUES"


"LONG WAY FROM HOME"


"MEAN BUISINESS"




from "LOVE HUNTER"


WHITESNAKE


(1979)



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このバンドのライブにおいて、アンコールも終わり、ショウの終演にかけられるのが、このアルバムのラストを飾る名曲、"We Wish You Well"です。

大会の最後にかかればマッチするだろうな~という、哀愁のバラードなのですが、なにしろ短い(1:37)。

アメリカで炸裂したあとのWHITESNAKEの方が、僕は断然好きなのですが、ブルージーな名曲がたっぷり詰まった初期のWHITESNAKEにもそれなりに魅力があります。

でも....SLIDE IT INやSERPENSE ALBUSの方が「愛すべき」曲が多いな~

それでは!



2010年3月28日日曜日

GYPSY ROAD

こんばんは

昨日は、THREDBOに理由あって行かなかったMarauderたちのBROKENを、相模原GREEN POOLにて行ってきました。

この3週間、1/3くらいのトレーニングをGREEN POOLで行わせていただき、充実のトレーニングが可能となった様子がわかりました。

GPでのトレーニングメンバーと、ご協力いただきましたWILLのOOMIコーチです。

そして、OOMIコーチ率いる、超礼儀正しいこどもたちです(素晴らしいの一言)。

3週間、お世話になりました!。GPから中大は距離的にも近いので、今度是非遊びに来て下さい!


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続・THREDBO愛聴CDシリーズ。

驚異の歌声を誇る、ニルス・パトリック・ヨハンソン率いるASTRAL DOORSの1stもヘヴィ・ローテーションでした。

デヴィッド・カヴァーデルがロニー・ジェームス・ディオ風に歌うとこーなるのだろうとの印象が強いパトリックのVoスタイルを、RAINBOW(特に"Slay The Dragon")、DIO、さらにはTHE ETERNAL IDOL~TYR時代のBLACK SABBATHを彷彿とさせる完成度の高い曲の中で活かすというこのバンドのスタイルは、なかなかのものです。
















"CLOUDBREAKER"


"HUNGRY PEOPLE"


"OCEAN OF SAND"

"SLAY THE DRAGON"


"MAN ON THE ROCK"

"MOON STRUCK WOMAN"



from "CLOUDBREAKER"


ASTRAL DOORS


(2003)



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曲自体の魅力度からすれ、「まぁまぁ」のレベルの曲が多いのですが、なんと言ってもVoが「凄い」ので、楽しめるアルバムに仕上がっているといえる特殊なアルバムでしょう。

でも、(ロニー在籍時の)RAINBOWやDIO、WHITESNAKEやBLACK SABATTHを気に入っている、あるいは聴いたことがないヒトにとって、本作がどのように聞こえるのか、ちょっと心配になる感もあります。

残念ながら、現在は廃盤のようです。

それでは!



2010年3月26日金曜日

WINGS OF TOMORROW

こんばんは

久々の中大練習となった今日、新入生が加わることになりました。ミーティング時の「輪」がかなり大きくなりましたね。
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やはり、皆が揃うと、大きなパワーを感じます。
これからが楽しみなチームとなりそうです
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今日のトレーニングは、AE系の、リラックスムードでできるスイム1回のみでした。
このため、緊張感みなぎる新入生にとっても、楽しくできる練習となったのではないでしょうか
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さて、今日は、中大の卒業式でした。
数名のMarauder卒業生がプールを訪れてくれました!
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月並みだけど「卒業、おめでとう!」

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おまけに、僕たちコーチにこのよーな贈り物までいただきまして...。

コーヒー好きの僕とHead Marauderにとっては、とても嬉しい贈り物でした!。

「あいつらが...」「あの娘たちが...」
時が経つのは早いものです。

みんななら、素晴らしい社会人になること請け合い....ですね。


そして、大会には是非、そしてトレーニングにも気軽に遊びに来て下さいね
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I wish you wellsign03

それでは
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2010年3月25日木曜日

RETURNING ALIVE

こんばんは

無事、到着しました。

昨日はホテル前で集合写真をとり、6時間かけてSYDNEYへ移動。METRO HOTEL SYDNEY CENTRALに宿泊することとなりました。

立地的に便利な場所であるため、夕食は各自でお好みの場所へ出かけることとしました。

そして本日、昨年のような事故の影響を受けることなく、定刻通りの成田着、そして南平着となりました。

太陽サンサンのTHREDBOから一転、雨の東京です

寒いですね....

先ずはゆっくり休んで下さい!。



2010年3月23日火曜日

SAY GOOBYE TO THREDBO

おはようございます。

合宿も最終日となりました。

昨日は、この合宿の最後のMAIN WORKOUTとして、”THE RACE"を行いました。

通常は、文字通り、レーススタイルのトライアルを2回ずつ行うものですが、今回はBROKENを行っても、両者を混ぜても良いということにしました。

この環境において、まずまずのタイムでRACEを行えた者として、SHOGO(1:50.8)、MASARU(2:17.4)、RANMARU(50.6)、KENJI(51.1)、TAKUYA(2:01.2)らを挙げることができます。

他のメンバーも、RACEやBROKENとして良い感触を得ることができたと思います。最後を飾るに相応しい、良いトレーニングでした!

本日は、"FT”ということで、軽く流したり、ウエイトトレーニングを行ったり、3週間後に始まる選手権を見据えて、各自で取り組みを行っていました。

いよいよお別れです。

特に、THREDBO LEISURE CENTREの方々にはお世話になりました。責任者のTonyには、この施設を120%自由に使わせていただく配慮をいただきました。

また、親日派のBeckyにも、たくさんの気配りをいただきました。Head MarauderやSHIHOさんから、随分と日本情報を聞き出していたようで、日本の文化に興味津々という感じでした。

受付の横には、こんなものがディスプレイされています。この中心にあるのは、我らがMarauderの写真です(2008年のTHREDBO CAMPのときのもの)。右下には、枚方SSと群馬藤岡SSが合同合宿を行った時の写真が飾られていました。

おそらく、来年もお世話になることと思います。

Thank you very much, Tony and freinds!!

See ya!!!

これから、Sydney へ向かい、明日のフライトで帰ります!


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THREDBO愛聴CDその4。

2000年代に入り、「進化型」メタルとしていくつかの米国産バンドが台頭してきまたが、その中で特に僕が気に入っているのがTRIVIUMです。

日本でも人気のバンドですね。

いわゆるMETAL COREの範疇で語られる音をベースに、THRASH、DEATHといったメタルの要素を散りばめつつも、ツインリードを看板とする美しいギターハーモニー、キャッチーなサビなど、「良いとこ取り」のバランスが秀でたバンドだと思います。

グロールヴォイスとクリーンヴォイスを上手く使い分け、美しくも攻撃的なギターソロを呈示するマット・ヒーフィーはこのアルバム発表時は若干19歳という若さだったが、天才コンポーザーとしての才能が既に開花している感がある。うん、格好良い。
















"A GUNSHOT TO THE HEAD OF OF TREPIDATION"


"PULL HARDER ON THE STRINGS OF YOUR MARTYR"


"DYING IN YOUR ARMS"


"LIKE LIGHT TO THE FLIGHT"

"DEPARTURE"



from "ASCENDANCY"
TRIVIUM




(2005)



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曲のタイトルが長いですよね。なので、ここに書ききれませんが、他にも魅力的なメタルソング満載のアルバムです。

次世代メタルアンセムはこれだ!と思えるような完成度の高い"A Gunshot to..."は感涙ものですし、"Dying In Your Arms"の叙情性・大衆性を聴けばこのバンドのポテンシャルの高さを感じることができます。"Pull Harder..."はこのバンドのバランスの良さを示す、絶叫型アンセムという感じです。

僕の持っているアルバムには、METALLICAのかの名曲、"Master Of Puppets"のカヴァーが収録されています。本家がちょっと違う方向に行っているのであれば、あの頃の彼らを崇拝する若手のバンドに託そうじゃないですか。素晴らしい音を聴かせてくれるのだから。

この2nd発表後、米国を中心にブレイクするわけですが、3rd以降は、マットのクリーンヴォイスを中心としたより普遍的なメタルへとシフトしました。

これからも楽しみなバンドです。

それでは!



2010年3月22日月曜日

DAILY LIFE IN THREDBO

おはようございます!

今日は、"番外編”としてTHREDBO合宿におけるトレーニング、トレーニング以外の一面を写真で紹介していきたいと思います。


Marauderたちは、起床時にすぐにベッドから離れず、パルスオキシメータを使って動脈血酸素飽和度と脈拍のチェックを行います。起床直後の横たわった状態と、その後起立姿勢になったときとの脈拍の変化もみています。

体温も測り、前日の体調の善し悪しを専用の記録用紙にまとめると、食事前の「体操」を行います。

朝食はバイキング形式で、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、ハッシュドポテト、パンケーキ、焼きトマト(選手からの人気薄。僕は好きですが)などの"Hot Buffet"と、各種シリアル、ヨーグルト、パン、デニッシュ、クロワッサン、フルーツ、ドライフルーツなどの"Cold Buffet”で構成されています。

トレーニング施設であるLEISURE CENTREへは歩いての移動となります。10分程度ですので良いWarm-upといえますね。

DRY、そしてスイムが終わると、運動直後の栄養補給として、各自が用意しているプロテインパウダーの他、おにぎりやフルーツを食します。このようなサポートが可能となるのは、マネージャーの献身性と、プールのすぐそばにトレーニングルームがあり、そこに隣接してトレーニングセンター内にあるキッチンを自由に使わせていただいていることに依るものといえます。

お昼ご飯は、BISTROと呼ばれる、朝食/昼食時とは異なる大衆的なレストランでいただきます。サンドウィッチ、ハンバーガー&チップス、ラザニア等が日替わりで登場します。これはラザニア。

しっかり食べ、しっかり昼寝をしたあと、午後練に向かいます。午前も午後も、スイム前にはDRY LAND TRAININGが行われます。午前には、コア系エクササイズやストレッチ、モビリぜーションなどが行われ、午後には自重負荷を中心とした水泳特異性を考慮したエクササイズやメディシンボールを使ったハイパワー系の内容が行われます。ただし、MAIN WORKOUT前には、コンディショニング(ストレッチとバランスボールエクササイズなど)系の内容で処方したり、時にはFTにしています。

午後のスイムが終了した後も、きちんと「直後の」栄養補給をして、ストレッチを行ってから、夕食会場であるCASCADEへ移動します。

夕食後には、必ずミーティングを行っていますが、僕たちコーチが話をするのみならず、Marauderひとりひとりにスピーチを披露してもらいます。ミーティング会場については、ホテル内の会議室が主でしたが、3日間ほど、借用できない期間には、LOFTと呼ばれる大部屋のリビング(写真右下)にて行われました。

選手権に向けた抱負を中心に、金言を交えて皆に勇気を与えるスピーチをしたり、自分の水泳に対する信念を披露したり、ヴァンクーヴァーオリンピックを観て感じたことを述べたり(これについては全員が触れていました)、心のこもったスピーチを聴かせてもらいました。みな、とても良い言葉を発していました。


ミーティング後は、田中志保トレーナーによる”ケアタイム”が深夜まで繰り広げられます(会場はミーティングルーム)。SHIHOさんには連日連夜、大変お世話になりました。

ケアが終わった者は、「くつろぎのひととき」となるわけですが、ゲームをしたり、パソコンを利用してDVDを観たり(お笑い系やシネマですね)し、"次”への英気を養って(?)いました。


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THREDBO愛聴CDその3

既に解散してしまったカナダの最強メロディックHRバンド、HAREM SCAREMの名盤を聴き込みました。

演奏力もあり、惹きつけられる甘いメロディあり、グルーヴ感たっぷりのHRソングあり、だけどちょっとして「ひねり」があるという、REAL TRUEなバンドだと思います。

紆余曲折があった後の、会心の一作といえるのがこのアルバムです。1stや2ndに対する思い入れがなければ、このアルバムを最高傑作としてもおかしくないというくらい、充実した内容に仕上がっています。POSERたちを一蹴するこのレベルの高さ...素晴らしい

全曲良いのですが、中でも気に入っているのがこれらです。
















"WEIGHT OF THE WORLD"


"THIS AIN'T OVER"



"IF YOU"

"VOICE INSIDE"

"END OF TIME"




from "WEIGHT OF THE WORLD"



HAREM SCAREM


(2002)



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確かな演奏力に支えながら、いわゆるハードポップの要素をうまく導入し、かつ、個性を感じられる良いバンドだったので、解散がめっちゃ惜しまれます。

癒しにも、サイキングアップにも使われる、この合宿のヘヴィローテーションです。

それでは!