2013年12月31日火曜日

WINTER CAMP in MALAYSIA 2

こんばんは

マレーシアTPGRでの強化合宿は、順調に6日目を終えました。

Marauderたちは、連日、RP以上のスピードを求める高強度トレーニングによって悲鳴を上げる身体に鞭を打ち、とにかく頑張っています!


今回の合宿では、KONAMIの強化
チームの一部のメンバー、さらには地元TANJONG PUTERI SCの選手2名が僕のグループに加わって一緒に頑張っています。

たたでさえ複雑な僕のWORKOUTを、たどたどしい英語で伝える選手たちは本当に優しいな~と感じます。この結果、いつもよりさらにトレーニングの所要時間が増えているにもかかわらず、きちんと教えて行くところが素晴らしい。

本日の午前中は、彼ら”特別部隊”もひっくるめ、全員で”血湧き肉躍る全力トレーニング”、CRASH & BURNに挑んでもらいました。
今朝は、トレーニング開始の時間だけを伝え、その前の時間はすべて逆算し、最高の自分を創り上げるための準備を全て自分たちで考えるという、SELF-PRODUCEを強調したやり方にしました。

おそらく、通常の試合以上にナーバスになっている選手も少なくなかったと思います(SPたちが4本、MD1たちが5本という本数であったがために...)。

今日は、「一発目に強烈に速い」タイムで泳ぐメンバーは居なく、どちらかというと"BEST AVE."的に頑張ってくれたと思います。

Marauderのエース慎理は平均を50秒台にまとめましたし、インカレチャンプ雄司も54秒前半というベストAVE.で頑張ってくれました。
長い方では、4X500mというセットにおいて、陽平が久々に快泳をみせ、ベストAveとなる5:01秒台をたたき出し、気を吐いてくれました。
ニューフェイス敬太も生まれて初めてとなるC&Bに果敢に挑みながらも、200IMを2:03台でまとめました!

この「まとめる」ということが意外に大切だと、僕は思っています。
「全力トレーニング」ですから、1本目のタイムを「狙いに行く」気持ちはわからないでもないです。
だけど、1本目が速くても、その後のタイムがあまりにも落ちるようで、こちらの意図するトレーニングにはなっていないし、「与えられた課題」を理解していないということになるわけです。

実際のレースで、前半飛び出し、皆をあっと言わせるような展開に持ち込んでも、最終的なタイムが遅かったら意味がないわけですから、「冬場のクラバン」に対する挑み方については、きちんと考えなければならないと思います。

そういった意味では、TPGR合宿組は、良いトレーニングが出来たのではないかと思います。僕らコーチが意図している方向性で、タイムを高いレベルでまとめてくれましたから(そうしろと、特別指示を出したワケではないにもかかわらず...です!)。

2013,最後のメインも終了し、残すところ1日となりました。
今日は、ウエイト・DRY中心の日となります。

今年も、色々な方々に支えられ、精進し続けることが出来ました。
ありがとうございました。

Marauderならではのトレーニング、Marauderならではの頑張り、Marauderならではのチームづくりを追求し、より進化していけるよう、2014年も頑張っていきたいと思います。

良い年をお迎え下さい。

それでは!

2013年12月27日金曜日

WINTER CAMP in MALAYSIA 1

こんばんは

【恒例】のマレーシア合宿が始まっております。
クリスマスイブの日に、南平⇒成田⇒シンガポール⇒ジョホールバル(マレーシア)という具合に移動を完了させ、クリスマスの日から「強化合宿」が開始されたわけです。

移動については、シンガポールとマレーシアの国境にあたるコーズウェイの前で大渋滞に遭ったものの、後は比較的スムーズな行程となりました。

去年のうちに、いろいろなことを経験出来ましたし、準備していたこともあったため、合宿のコーディネイトについてはうまくいっているかな~という感じです。


既に3回のトレーニングをこなしてもらいましたが、とにかく TPGR(Tanjong Puteri Golf Resort)全体が僕たちを歓迎してくれている状況にあり、非常に「やりやすい」合宿となっています。

去年は、右も左もわからなかったし、コースロープもフラッグも張っていない状態からスタートしましたので、そこそこの苦労がありましたが、今年は僕たちのために新品のコースロープを用意していただいたため、初日からきちんと「強化のため」のトレーニングが出来ています。
相変わらず、「ペースクロック」が用意されていないため、こちらで持参したものを使っていることを除けば、このTPGR、合宿環境として”進化”を遂げたと感じています。

料理についても、僕らの「好み」を理解してくれている感じで、美味な料理をたくさん用意してくれています。

というわけでして、「合宿組」は順調に、皆頑張っている状況です。
国内組もまだまだ強化練習は続きます。
共に頑張ろう!!!


◎     ◎     ◎     ◎     ◎

合宿に発つ前に立ち寄った「最後のラーメン屋」となったのが、武蔵小金井の名店、新小金井街道沿いの「まるしゅう」さんです。

僕のもう1つの母校といえる東京学芸大プール門近くにある、味噌ラーメンをウリとするラーメン屋です。
ラードで炒めた野菜からスープを作る北海道系の「味噌らーめん」も美味しいのですが、この日はこの「炒めもやし」の味噌を頂くこととしました。

ビジュアル的には「は?」という感じがし
ますが、これが非常に美味しい。

焦がすことを旨味に変えた野菜炒めと濃厚な味噌がなかなかのバランスでおいしさを運んできてくれます。

通常の味噌よりもおとなしい感じがしますが、これはこれで美味い。特にこの日はとてつもなく寒かったので、より美味しく感じた次第です。
この「まるしゅう」さんは、たま~に来たくなる店と言えますね。

それでは!

2013年12月24日火曜日

HERE TODAY, GONE TOMORROW

おはようございます

あっという間にクリスマスになりました。

Marauderたちには、日曜日までに「怒濤の泳ぎ込み」を完遂してもらいました。
2週間で200000m程度の泳ぎ込みでしたが、良く頑張ってくれました。脱落者(途中離脱者?)は1名でしたし、そこそこのクオリティで泳げていましたので、「まずまず」のトレーニングが出来たと思っています。

限界状態に近いなか、発見や課題を見つけられた者は、今シーズンを力強く進んでいくために必要となる、「宝」を拾えたのではないかと思います。

体力も向上したとは思いますが、真の狙いは「そこ」ではありませんので。



さて、今週からは、泳速度領域を高め、より実践的なトレーニングを「ハードに」課して行こう!というステージになります。

マレーシアと中大に、トレーニングの場所は分かれていきますが、それぞれにフィットするプログラムを提供していきます。

Marauderたちが良く口にする、”チームワーク”はもちろん大切なベースではありますが、それと同時に、個々の気持ちの”強さ”を持つことが重要になってくると思います。
目標を「何が何でも叶えてやろう!!!」という強い意志と、「負けてなるものか」という気持ちが、この期間、必須になってくることは、どちらのグループに対しても言えることです。

「歯を食いしばって」まだまだ頑張っていきましょう!


      ◎      ◎      ◎      ◎

JISSへの移動途中に寄ったラーメン屋「その2」です。
環八通り沿い、平和台のあたりにあった、鶏白湯の店、「とりひろ」に寄らせていただきました。まるで飲み屋のような外観ですし、実際、飲むこともできるようですが、なかなかどうして、質の高い鶏白湯を堪能させてくれる店でした。

前々から気になっておりましたが、遂に立ち寄るチャンスを得ました。
立川の「チキント」よりもクリーミーな感じがする鶏白湯は、体育会系の強者たちにも訴えるであろう、力強さを感じる濃厚な味でした。


麺の量が少ないかな~と思ったことと(替え玉あり)、”鶏チャーシュー”に「パンチが足りない」ように思いましたが、スープの完成度はなかなかのものです。
鶏白湯独特の風味と濃厚さが素晴らしい。

僕は今回醤油を頼みましたが、鶏白湯そのものを楽しみたい場合には、塩の方が良いと、店員さんが教えてくれました。

滅多に来るチャンスはないと思いますが、また寄らせていただきたいと思えた、良質の鶏白湯でした。

それでは「行ってきます」!!!

2013年12月20日金曜日

SWEATING BULLETS

こんばんは


12週目も、まだまだ続く、「泳ぎ込み」がガンガンに展開されています。

月曜日には、インターナショナル合宿・長距離チームの”オフ日”であったため、中大組の”メイン”に立ち会うことが出来ました。

噂では、「疲労困憊」「満身創痍」になっているメンバーがほとんど、と聞いていたため、どぉーかなぁ~...という気持ちで見ましたが、まだまだ全然頑張れていました。

限界近くの身体の中で、何か「一皮むけた」ことを感じさせるような選手が多く、少し嬉しい気持ちでJISSに戻りました。


JISSでは、日本の名だたるディスタンススイマーがしのぎを削り合う姿を毎日目の当たりに出来ました。

正直、「きちんと泳いでいなかったのかな...」と思わせるような選手であったり、泳ぎが崩れている選手がいたり、かなりのダメージを背負いながら泳ぎ続ける選手が居たりのなかでのトレーニングが展開されているため、「すっげー速い!」というような選手は居ない状態です。
しかし、この短期間のトレーニングにおいて、なかなかに「興味深い」変化を示す選手が居ることが、個人的にはおもしろかったです。

少なくとも、ドリルワークの中での技術のレベルや、巡航速度くらいの(EN1'~EN2レベル)泳ぎにおける効率は変わって来たように感じました。

ただし、僕のトレーニングは、基本的にドリルが多いため、泳距離の割にはトレーニングに要する時間が長くなる傾向にあるため、通常2~2.5時間の中でガンガンに泳いでいる選手が僕のトレーニングを行うと、戸惑うと同時に、かなり新鮮に感じたかもしれません。

レベルが低いとされている日本の
ディスタンス陣ですが、この期間JISSに集結したトップ5のメンバー、そして陽平も含め、全員で派遣標準を切って欲しいと思います。
そうした高いレベルの中で、”代表権”を勝ち取って欲しいと切に願っています。

さて、明日中大に戻ることになりますが、”合宿前”の最後の追い込みになります。気を引き締めて、頑張っていきましょう!


    ◎    ◎    ◎    ◎    ◎

中大からJISSに移動する途中で寄ったお店を紹介します。
まずは、仙川と成城の中間くらい(入間町)に「いつの間にか」出来ていた”絢(けん)”というお店。

「いつの間にか」と表現したのは、実は15年くらい前までこのすぐ近くに住んでいたことがあるからです。

いかにも出来てそんなに経っていないであろう、綺麗な外観のお店で楽しめた味は、それはれは素晴らしいものでした。
今回頼んだのは、基本の醤油ラーメンでしたが、これが本当に美味しかった。

丸鶏からとったという(プラス魚介)スープは、比較的あっさりしたものですが、旨味は深い、と感じました。これに似ている味がすぐには浮かばなかったのですが、かなりツボをついてきました。
自家製という麺もなかなかのもの。
味付けが薄いのがやや難点だったものの、もの凄く柔らかいバラチャーシューも最高でしたし、穂先メンマもイイ感じでした。

このクオリティで(この立地条件で)\650という価格は、八王子近辺のいくつかのお店に見習って欲しい気はしました。

いっしょに「ラーメン丼」なるものを頼んだのですが、これは「ラーメンにのせる具をすべてご飯の上に乗せました」というもの。チャーシューのみならず、ネギもメンマも味玉も乗っています。
これがまた美味い。

僕が住んでいた頃にこの店があったら...と素直に思わせてくれた味でした。
また、行きます!


それでは!





2013年12月16日月曜日

ON AND ON

こんばんは

「怒濤の泳ぎ込み」は続いています。

現在、インターナショナル合宿に参加しているため、木曜の朝練を最後に、中大を後にしましたが、4年生を中心に、「乗り越える!」意識で頑張って居るという報告を受けています。

5日間で95,000mというVOLUME WORKのなかで、技術的な質を落とさず、むしろ上げられた者が居たとすれば、これは凄いことです。
ある意味、「バテて当たり前」、「泳げなくなって至極当然」というセットばかりを立て続けに組んでいますので、その中でなお、「何か」を見つけることが出来れば、大きな力になるはずです。

金曜日まで続いた、10回連続の"泳ぎ込み”を終えたメンバーたちは達成感に満ちているように見えました。


他方、インター合宿では、日本の名だたるトップディスタンススイマー5名のトレーニングを担当させて頂くことになりましたが、やはり彼らの「切磋琢磨」する姿には唸らされるものがあります。

中大ではほぼ「当たり前」となっている(僕のチームだけですが)、「3時間越え」のトレーニングに、祐斗以外のメンバーは戸惑っていましたが、すぐに慣れて、頑張れるようになっているところは流石の一言。

そんな中、祐斗は、中大での泳ぎ込みに引き続き、この合宿での泳ぎ込みに傾れ込んだため、今日までで13回練習、トータル123200mのトレーニングを完遂しました。

やはり、「環境の変化」は可能性を引き出してくれているようで、かなりの「強さ」を発揮してくれていました。

48X100という過酷なメイン中に、水中映像を撮ってもらい、それらについてマグナスさんにアドバイスをもらうという「おまけつき」でした。

インターDISTチームは、明日ようやくオフを迎えます。

そして、Marauderたちは、本日から再び怒濤の8回連続練習に挑み始めたところです!

結果を出し、「強い」と認められた者たちには、それなりの環境が与えられる。明らかに恵まれた環境で、かなり高いレベルで頑張ることが出来る。

プールの使用制限があり、授業も当然のようにある等、様々な”制限因子”がある中で精進するメンバーたちは、こうした「トップレベル」で頑張る選手とは違ったアプローチで、彼らを超えるように頑張らなければならない。環境云々などと言っている場合ではないな...と強く感じています。

目先の疲労に騙されず、高い目標を設定して突入した「初心」を忘れずに、あと1週間頑張ってもらいたいと思います。


▽     ▽     ▽     ▽     ▽

先週末、中央大の公開講座である、「クレセントアカデミー・水泳教室」が終了しました。
例年、Marauderのリーダーたちに手伝ってもらっているこの水泳教室ですが、今年も(おそらく)好評のウチに終了することが出来ました。


今秋のコーチたちはこのメンバーです。
「教える」ことに対し、真摯に取り組んだのであれば、それは必ず自分の能力改善に役立ちます。
泳ぎについて、適正な方向性で考えることは、実は自らのパフォーマンスを伸ばすために必須なことです。
泳ぎの基本に立ち返るチャンスを得た彼らは、もしかしたら相当なチャンスを得たかもしれません。

間違った方向で「考えすぎる」のはよく無いかもしれませんが、方向性を正すためのヒントはいくらでも提供しますので、他のメンバーたちにも、もっともっと「水泳を追求する」ことをお勧めしたいと思います。

それでは!!!





2013年12月10日火曜日

GOODBYE TO ROMANCE

こんばんは



遂に始まりました。
MD1、BRたちが1年間で「最も泳ぐ週」が。

実際には、今週と来週を繋げて考え、トータルで23回のスイムトレーニングを設定しているなかで、「乗り越える」ことをメインテーマにしたヴォリュームワーク中心としています。

序盤は10回連続のスイムとなりますが、月曜日には今シーズン2回目となるLactate Curve Testを実施しました。
丁寧に基礎をつくった1ヶ月を反映するかのように、V-OBLAが改善された者が多く、まずまずの手応えを得ることが出来ました。

特に、陽介、功也、俊也は「劇的」ともいえる改善がみられました。スプリンターといえど、泳ぎの効率を示すこのテストでの改善は必須であると、僕は考えています。

さて、明けた本日も、「べったり」と泳いでもらっています。
「バテてくるからこそ、限界に近い状態にあるからこそ、みえるものもある」
今日は、そんなことを伝えながらのトレーニングとしました。
わかるヒトにはわかる。
最初から拒絶している者には見つけることの出来ない宝が、実は「泳ぎ込み」にはあると信じています。

だからといって「距離練」ばかり繰り広げても、この現実離れしたオーバーロードにより「低下」してしまう能力が増えてきてしまうため、「期間限定」の負荷法としています。

こんなヴォリュームワーク主体の期間でも、失って欲しくないものがあります。
それが、「水を捉える”柔軟な”感覚」です。
肩の周りが悪くなり、スィートスポットで水を捉えられなくなると、とたんに「進まなくなる」選手が居ます。
軸ブレの少ない泳ぎを、強靱なコアで支えられなくなり、感覚が低下する選手もいることでしょう。
ここで、「柔軟に」という感覚が大切になるわけです。いつもとストロークの軌跡が多少異なっていても、捉えの感覚や推進感覚が出せるようにする。力が入らないからこその「閃き」を大切にすれば、”チャンス”が訪れるかもしれません。
 余計な力を入れず、最初限のやりとりで可能となる、「水とのコミュニケーション」を大切にして欲しいと思います。

そして...「笑顔」も忘れずに頑張って行きましょう!


▽     ▽     ▽     ▽     ▽

先週、僕にとって、とっても哀しいことがありました。

愛車のCANNODALE・ジキルのフレームがなんと疲労骨折を起こしてしまい(リア側のフレーム、チェーンの上あたりをよく見ると...)、再起不能な状態に追い込まれました。2年前に気合い入れてオーバーホールしたばかりだったのに、まさかの事態に仰天・呆然でした。

「いつの間にか」、傷害の種はまかれ、放置している間に広がっているかもしれません...。頑丈さがウリのMTBでも、こんな状況になるわけですから、「怪我知らず」の選手たちも、日頃のケアについては充分に行う努力をして欲しいと思います。

しばらくは「乗れない」生活が続いてしまいそうです。
あれに匹敵する愛すべきバイクを手に入れるまでは...。


それでは!!!

2013年12月5日木曜日

BACK ON MY FEET

こんばんは

例年、「鬼のように泳ぎ込み始める」10週目ですが、今シーズンは異なる様相を呈しています。
今週は、”QUALITY WEEK”と称し、
先週までのVOLUME WORKから一転、毎日のように”Max”まで追い込むトレーニングを展開しています(DISTたちには、引き続き泳ぎ込んでもらっていますが...)。
MD1・BRたちは、スプリンター的体質を有する者と、DIST的な特性を誇る者とが混在しており、体力的特性にはかなりのばらつきがみられます。

いわゆる泳ぎ込みのなかで調子を上げていく者もいれば、今週のような高強度のトレーニングによって台頭してくる者も居ます。
結果、連続的に泳ぎ込むというプログラムの中では、能力が隠れてしまうような者が出てきたりもしますし、高強度のトレーニングが続く時期には過度の疲労に見舞われ、動かなくなっていくという者も出てきます。

そこで今シーズンは、これまでのマクロプログラムを少し見直し、量と質のバランスに変化を与え、「バランスの適正化」を施してみました。これにより、「ずっと不調になる時期」をなくしつつ、きちんと”貯め”を作ることを目指そうとしているわけですね。

まだまだその途中であり、これからが大切(来週からは、いよいよ!...)ですので、気を引き締めて頑張って言って欲しいと思います。


きっついメインの後には,必ず称え合うこの光景は、今年のチームにも、当然の如く伝承されています。
どんなに辛い時でも、”メンバーケアマインド”を忘れずに邁進していきましょう!



◎   ◎   ◎   ◎   ◎   

少しだけ時間にゆとりがあったので、立川の奥、砂川まで足を伸ばしました。久々にUMAに行こうかなとも思っていたのですが、前から気になっていた人気店、「独歩」にお邪魔しました。


しっかし、わかりづらいところにありました。地理的感性が優れているのがウリの僕でも、一発でたどり着けず(地図を見てからバイクで行きました)。
なんと言っても、店構えがこれですから、ラーメン屋ののぼりがなければ、確実に見落としますね。店の名前も違うし...(大山商店街のモリヤというお店の前にあります)。

基本の「魚介中華そば」を大盛りで頂きました。
なんと、400gほどの麺が器いっぱいにもられており、なかなかのヴォリュームです。

このビジュアルどおり、中細のちぢれ麺とたっぷりのネギ、メンマにナルトというシンプルな構成の中華そばを、ほんのりと香る鰹系の香りと共に楽しめる至高の一杯、という感じです。

ガツンとしたものを期待する向きや(量はかなりキテますが)、えぐいくらい香る煮干し系を求めると肩すかしを食らう感じになるかもしれませんが、「魚介の香りのする美味しい中華そばを食べたい」時にはおすすめの一杯ですね。

ちなみに、中華そばに入っているチャーシューとしては、格段に美味い。角煮に近いような感覚のトロトロのチャーシューは、体育会系のみんなには喜ばれると思います。

卓上にある「自家製の食べるラー油」を入れると、また違った風味になりますね。個人的には、入れない方が良いな、と感じましたが。

大学からバイクで30分程度かかりますが、一度チャレンジしてみる価値はあると思います。僕も、メニューをみながら、次は何をたべようかな~...と、再訪の機会を既に楽しみにしながら店を後にした次第です。

それでは!

2013年11月26日火曜日

SO BLIND

こんばんは

今週も、引き続き「強化week」の色合い濃く、Marauderのみんなにはチャレンジしてもらっています。

DIST/MD1/BRでは、量もそこそこありつつも、質を上げること(レーススピードの再現)を優先とした、クオリティの高いトレーニングをこのような早い段階で導入できるようになったのも、皆の意識が高いからこそ成し遂げられること。
良いトレーニングが出来ていると思います。

さて。
先週から、少し新しい試みを導入しました。
先々週に僕のカメラに収めた自分の泳ぎの”水中映像”をネタとして、『自分の泳ぎを解析し、解説する』というものです。

7年前にも同様の試みをしたことが
ありますが、今回の方が時間をかけていますし、丁寧に『泳ぎを考え、学ぶ』ように導いているつもりです。

言われたことについては、文句を言わず、素直にこなす。
教えられたい願望も高く、丁寧に教えれば、少なくとも「カタチ」は良くなる、というのが「この頃」の選手の特徴だと、ちょっぴり感じています。
しかし、頑固に「自分の目指す泳ぎ」を追求し、そのために”自分流のやり方”を考え、技術改善につなげていく、という【追求型】の選手が減ってきているようにも思います。
結果、「カタチはそこそこ綺麗なのに、思い通りに進まない」という選手や、「自分では自分の泳ぎがどうなっているかわからない」選手が出現することになります。

そこで、まずは、自分の泳ぎを冷静に「みて」、そこから問題を抽出し、整理し、今後の課題を【自分で】見つけ出すという機会の設定を、初心に戻って実践したというわけですね。

この”選手レクチャー”では、もちろん、僕もたくさん意見は出
していきますが、まずは選手たち自身が考えることの邪魔をしないようにしたいと思っています。この点、「発表者」の泳ぎ(やトレーニング時の意識のポイント)に対するコメントを、他のメンバーが思い切りしてくれる(今日の有加里については、1時間を超えました)のですが、その指摘がかなり的を得ているものが多く、感心する部分が多くみられます。

僕自身も考えさせられる点が多々ありました。たとえば、日ごろ、僕が指摘・指導しているポイントで、改善されていない点が「課題」としてあげている場合がほとんどでした。
これは、一般的な指導では、改善を本気で思わせられなかったことを意味するのだな、と反省しきり。
選手自身に”本気”で改善しようと思わせることが、いかに大切かということですね。

人に指摘されての改善より、自分で問題意識を持つことの方が重要だし、長期記憶として刻み込まれるはずでしょう。
「無意識レベル」でのパフォーマンス改善につなげるためには、日々の意識と「繰り返し練習」が欠かせなくなります。

これからますますきつくなっていく中で、どれだけ「初心」を忘れずに、そして技術的な課題点に対する改善の努力を「し続けられるか」...
Marauderたちの”進化”の鍵は、まさにここにあると思います。


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僕の実家の近くのラーメン屋に
行ってきました。
小田急線・祖師谷大蔵駅から南にのびる「ウルトラマン商店街」、昔西友だったあたりの近くに餃子の王将があったのですが、ここがいつの間にか行列のできるラーメン屋になっていました。

稲荷と呼ばれるこの店は、ここに移転してまだ間もないとのこと。

店主お勧めのつけ麺しょうゆ味をいただくことに。

小盛で400gというなかなかの量の麺は自家製とのことで、うどんを彷彿とさせるコシの強い麺は、口樂ほどではないですが、なかなかに美味しい。
スープは、つけ麺スープの王道的な美味しさを追求しているように思いました。すなわち、動物系のこってりとした存在感の
あるスープに、魚介系(伊勢海老からダシをとっているとのこと)をまぜあわせ、さらには甘みをつけた(多くの店では砂糖を入れると聞いたことがありますが)ファーストインプレッションは良好。
炙ったチャーシューの香りがある最初のウチは本当に美味しく感じるのですが、このつけ汁の特徴である甘さが徐々に強くなっていくように思いました。

この甘さの虜になっている人はリピートするだろうし、これに「飽きた」と感じた人は、1回だけの来店になるかもしれません。

僕は、また来たいな、と思いました。また、実家に足を運ぶ機会があれば、行ってみたいと思います。

それでは!

2013年11月20日水曜日

THAT'S THE WAY THAT IT IS

こんばんは

WK8に突入しております。
今週は、その冒頭に必殺(...)の”T-30”を配しており、「泳ぎ込みの始まり」を選手に自覚させるのに充分な出だしとしました。

昨シーズンよりも記録を上げてきた選手が多くみられ、「まずまずの」結果だったといえます。

火曜日のMAIN WORKOUTでは、何れのグループも”実戦”を想定したセットが含まれていました。

SPたちにとっては、こうした実践的スピード練習は「いつものこと」なのですが、DIST、MD1たちにとっては、例年、べったりと泳ぎ込んでいくこの時期としては異例で、「新しい試み」に感じたことと思います。

とはいうものの、距離的にはかなり泳いでいます。要は、トレーニングの終盤にスピードを要求するトレーニングを配するのではなく、比較的体力的にフレッシュな序盤に配し、後半で「べったりと」泳いでもらうという構成にした次第です。

Marauderたちが、せっかく意識を高く、「より良い泳ぎを!」としている時期に、量だけ増やし、それを崩すわけにはいかないな~...だけど、量的な負荷もかけないわけにはいかないな~...という考えに基づいて処方したプログラムですし、何れ「いつものやり方」に戻る時期もあるでしょうから、”今だから!”の思いを強くして、特に技術的な妥協をすることなく取り組んで言って欲しいと思います。

スイムのみならず、ストレングスやパワーといった「陸上系」もこれから本格化していくことになりますが、本日は、ストレングストレーニング・MAX測定の”続編”でした。こちらの面でも、既に進化を果たしている者が続々出てきたようでした。

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立川の「たま館」の「のぶ」さんに行ってきました。
「海老醤油濃厚つけ麺」というメニューの響きに誘われてしまったわけですが、これがなかなかの逸品でした。

甘みを感じさせる濃厚な魚介系つけ麺ですが、くどく・重く無い程度に海老の風味が加わっているところが気に入りました。

これは是非通常の海老塩ラーメンも食べてみたいな...と思わせてくれるものでした。

最後にスープ割りをお願いしたのですが、一気にこの海老風味が薄くなってしまい(当たり前か)、少し残念な気持ちになってしまいました。今度は割らずにそのまま頂こう。

それでは!