2010年7月31日土曜日

GLORY ROAD

こんばんは

今週の主要なトレーニングが終わりました。
木曜の午後には、よりRPを意識出来る方向にシフトしつつある”ブルピン”系のworkoutを行いました。
ここに来て、猛暑日から解放されたせいか、Marauderたちの泳ぎもタイムも改善の方向に向かったようでした。

そして今朝は、水温的には絶好のコンディションに落ち着いた中で、”メイン・チャレンジ”となりました。
とはいうものの、国体予選などの大会出場のために、3/4程度の選手のみが参加したというのが実態です。

MD2/SPは、”ブルピン”セット、MD1は200のRP Maxを実施しました。
後者においては、血中乳酸が14mMを越える高強度のworkout (6R; 4X50 RACE PACE Max)でした。

水温・気温が適正範囲内にあったことも功を奏し、皆(といっても4名だけですが)”過去”を越えることが出来ました。素晴らしかった
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今週・来週は、国体予選や”関カレ”(オープン参加です)等のレースに出場することを鑑み、また、個々の体力特性やコレまでの経過を考慮し、かなり細かいプログラムを提供してきました。
レースで”そこそこ”の結果を出してもらうために、ほんの僅か「軽め」に設定している者もいれば、明後日レースなのに、先述のようなMAX系トレーニングをこなしてもらう者もおり、その「処方箋」は様々です。

この、ちょっとだけ「バラバラ感」のあるプログラムとなるこの時期は、来週末から始まる「チーム力増強」のための”タメ”をつくる期間だと思っています。
”タメ”があるからこそ、その後の爆発的な”伸び”に繋がる...。

Marauderたちが歩んできた道...
その「最終目的地」は完全に一致しているものの、そこに至るまでの道のりの一部については、「個性の数だけ」、様々なルートを選択できるようになっています。



だけれども、お互いがどのような道を歩んでいるかについては、知ろうと思えばいとも簡単に把握できるし、お互い”無視”しているわけでは、当然ありません。



この道を歩み始めた当初には、皆で足並みをそろえて確実に前進しようとしたし、時には寄り道・回り道をしたり、時には迷いながらも、それでも「最終目的地」を見失うことなく、かつ、「迷子」になる者を出すことなくここまでやってきたわけです。




異なるルートを選んだとしても、それはほんのごく一部で、1日の大半、それらは交差しあい、お互いの存在を認識するチャンスは無限にあり、仲間に大きなエネルギーを授けるチャンスも無限にあったことでしょう。

最終目的地が近づくにつれて、重なり合う「道」は太くなる一方となり、ゴールまでの「視界」は加速度的に改善されていくことになります。そして、皆が「心から」望めば、より大きなエネルギーがチーム全体を包み込むことになるでしょう。



歩を進めるなかで、自分の頑張りや言動が大きなエネルギーをチームメンバーに与えるようになる... その偉大なるエネルギーが大きければ大きいほど、チームが有する力は強大になり、チームを構成する「個」にも大きな力を与えることになるでしょう。



このチームに、重要ではないメンバーは存在しないし、それぞれが大きな影響力を持っていることを忘れないで下さいね。



お互いがお互いを「尊重」しあい、「認めあっている」からこそ成り立つ、「個を活かすチームワーク」。



Head Marauderが提唱するこのようなチーム哲学こそ、Marauderの最強にして最高の強みだと思っています。

既に、目的地までは、「視界良好」となってきています。
楽しみに待っていて下さい。
かけがえのない、そして最高に充実した、「最後の道」を共に歩むことを
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強烈なインパクトを、音楽面でもビジュアル面でも持ったバンドが、前回紹介したWASPでした。



今日は、ビジュアル的には賛否両論のあるところ(下のジャケットに写っているマスクを被ってライブを行っていた)ですが、音の方は「間違いのない」高品質なメタルを”あの時代”に提供してくれたバンド、CRIMSON GLORYのデビュー作を紹介したいと思います。


















"QUEEN OF THE MASQUERADE"



"VALHALLA"



"HEART OF STEEL"



"AZRAEL"



"DRAGON LADY"



"ANGELS OF WAR"

















from "CRIMSON GLORY 
" 






CRIMSON GLORY



(1986)



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Crimson_groly_2









突き抜けるハイトーンVo、ハモりまくるメロディアスなツインリード、スリリングな曲構成...。マイナー臭さを感じるどころか、堂々とした曲の完成度とサウンドは、とても新人らしからぬものでした。とにかく格好良かった。凄すぎる。

様式美系、特にQUEENSRYCHEのデビューEPや"SCREAMING FOR VENGEANCE"の頃のJUDAS PRIESTを気に入っているのであれば、このアルバムは間違い無くマストとなるでしょう。

例の「マスク」によるバンドのイメージ作りは、個人的にはマイナスの方向にバンドを導いたのではないかな~...と思います。
音が素晴らしいのだから、”正統派”で通せばよかった。

80年代、LAメタルが興隆となった時期にアメリカから登場した奇跡のバンドは、この2年後に名曲”Dream Dance"を、そしてこれまた質の高い2ndアルバムを発表したものの、大衆にほぼ認知されることなく消えてしまいました。
売れているバンド=良いバンドではないこと、良い作品だから売れるとは限らないことを思い切り証明するようなアルバムです
crying...

それでは
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2010年7月29日木曜日

STILL CLIMBING

こんばんは

昨日は、先ず午前中にMD2・SPが”メイン”に臨みました。



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2 Rounds; BROKEN MAX

今年は例年よりも早い段階でBrokenが入ってきました。



 


レース用スーツを着用して行う超実践的トレーニングは、Cimg6362いやがおうにも盛り上がります。
インカレに向けた1stチャレンジ、課題を持って取り組めているようでした。






その午後には、MD1がメインにチャレンジ。



 


距離特性・体力特性に応じて、3種類のWorkoutを提供しました。

 A  4 Rounds;4X100 RACE PACE MAX
 B  4 Rounds;2X100 RP(200)/2X50 MAX
 C  8X100 "DIE HARD" / 14X50 DIE HARD MAX



AはFDを伴わないBROKEN
MAXで、400/200を専門とする選手、Bは100のDH+50のMaxで、200/100を専門とする選手、Cは”特殊な例”という感じです。
プー
ルの自由度が高く、記録してくれるスタッフの数が豊富だったために実現できました。



 



しかし、この手のインターバル系のハードワークは、酷
暑環境のなかではなかなかに難しく、良いタイムで泳ぐに至らない選手ばかりとなりました。この点、血中乳酸濃度からみれば、短水路で実施した同様の
Workout時よりも高い選手が多かったので、通常の環境では得難いトレーニング刺激を得られたと考えます
confident




 


そして今日は、”ウエイトデイ”


この時期は、高重量のセットやプライオメトリクス的なセットが主体となります。特に後者においては、”狙った瞬間”
に高いパワーを発揮することが極めて重要となります..
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この点は、トレーニング時の”意識”で”質”が大きく変化します(スイムと一緒!)。”ウエイトが出来る”チャンス
もあと僅かです。少ないチャンスをものにしていきましょう




 
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京王線国領駅の近くにむか~しからある「熊王」。


学生時代には、味噌ラーメンランキングの上位に入ると思っていたお店です。


久々に立ち寄りました。Photo_2


数十年間、
変わらぬ味で人気を博してきた店だと思います。



ラードでもやしを炒めてそこにスープを入れる...という味噌ラーメンを初めて食したのがこの店で、最初食した時の衝撃が強かったため(そして店内に広がるラードの香ばしい香りに誘われ)、どうしても味噌を頼んでしまいます。



が、一般的には醤油の評価が高いようで。Photo_4


その醤油の特徴は、いわゆる八王子系ラーメンをややこってりにし、やや濃い味にした感じで、結構体育会系好みの味ではないかと思います。刻みネギが最高に良い感じscissors



ただ、個人的には、無化調ラーメンを最近気に入っているため、ちょっと気になる「あの味」を比較的強く感じてしまいました。



近くにあればもっと頻繁に行くのにな~





それではpaper




2010年7月27日火曜日

TORMENTOR

こんばんは

43週目に突入しました。
今日も暑い熱い八王子・東中野のプール...。

午後はどのグループも”ブルピン”セットでした。
”PINK”(EN3~EN4)の部分は、ペースワーク的な内容が多くなっています。



そして、DISTを除く全てのグループで、"THE 呼吸制限Max”であるHURRICANE(SP/MD2)やCYCLONE(MD1)が行われました。



連日の灼熱攻撃を考慮し、複雑なセットが多い僕のworkoutも、比較的シンプルで「行きやすい」ものにしていますconfident



また、パワー系DRYは、午前練後、午後練後の何れで実施しても良しという具合に、柔軟性を持たすようにもしています。

それでも、相変わらずの酷暑環境で、かつ、学期末試験の期間ということもあり、時間配分や水分摂取のコントロールがイマイチ思い通りにならないためか、調子の波がいつも以上に大きくなりがちな時期のようです
wobbly




一見、みんなを”苦しめるもの”(tormentor)は、成長したり、進化するためには全て必要なものと考えます。



困難なことも含め、”いろいろなこと”をコントロールしながら着実に前進出来る能力の獲得は、本当に大事なことsign01



「巧く」乗り越え、対応力を増やし、真にタフなMarauderを目指しましょうpunch





 



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前回は、「優等生的」なアルバムを紹介しましたが、今日は「極悪非道」な過去を持つミュージシャンが集結したバンドの記念すべきデビューアルバムをお示しします。本日のDRY終了後に、爆音で久々に聴きました。


















"L.O.V.E. MACHINE"



"I WANNA BE SOMEBODY"



"ANIMAL (FxxK LIKE A BEAST)"



"HELLION"



"SLEEPING"

















from "W.A.S.P.
" 






W.AS.P.



(1984)



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Wasp












デビューEPの過激な歌詞やビジュアル、そしてメンバーの極悪非道情報からして「計算された」売り込みをし、まずまずの成功をつかんだバンドでしたが、アリス・クーパーやLORDI同様、イメージとは裏腹に、極めてキャッチーな歌メロを配したHeavy Metalは、一度聴けば覚えてしまうくらいの大衆性を有していました。

PVとなった"I Wanna Be Somebody"や"L.O.V.E. Machine"などは大変良く出来た曲で、強烈なライブパフォーマンス(ほぼ全裸の女性を磔にしたり、ホラーショー的な演出があったり...)を繰り広げた彼らのヴィジュアルとの相乗効果で(演出をしなくても、ブラッキーとクリスの独特なヘッドバンキングは強烈)、忘れられない佳曲として刻み込まれることになりました。

そもそものデビュー曲である"Animal"(しばらくの間、見事に発禁になりました...)も完成度の高い曲ですが、僕はPVとなった2曲の方が印象に残っています。
また、"Sleeping"のように欧州的な色合いを濃く出した曲も披露し、後の”インテリ”路線("THE CRIMSON IDOL"あたり)に繋がるような渋さをこの頃から提示してくれていました。

このデビュー盤の頃には、メインブレインであるブラッキー・ロウレスの才能はそこそこの評価となっていましたが、次作以降開花するアルバム単位で考えれた曲構成、そして1曲1曲が計算尽くされた、プログレッシブ・ロック的ともいえる緻密な曲作りの感覚を知るにつて、この人の凄さを目の当たりにすることになります。

でも、何だかんだ言って、曲の良さが光るこのデビュー盤が一番のお気に入りだったりします(次はCRIMSON IDOL)。

忘れられないL.A.メタルの王道的作品として位置づけられる名盤です。

それでは
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2010年7月25日日曜日

YOU MAKE MY DREAMS

こんばんは

”熱い熱い”WK42が終わりました。

木曜日には、午後に全てのグループで”ブルピン”セットが行われましたが
(MD1のみ、+"CYCLONE"と呼ばれる呼吸制限を課したMaxトライアルを行いました)、BLUEくらいの感覚で泳いでいても、PINK水準の身体負担度になるような水温の中で行われましたので、結構きつかったと思います。
しかし、このプールとこの水温のなかでも着実に「泳げる」ようになってきているMarauderが増えてきたのは嬉しいところです(参っている選手も一方で消えないのですが
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金曜日には、何れのグループにおいても”メイン”が敢行されました。
この日も気温35℃、水温31.5℃という激烈環境でしたので、かなりのタフさが要求されることとなりました。まずは、SP&MD2たちは、

 
3 ROUNDS;3X100 DEC/1X200 or 100 MAX
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いわゆるDEC TO MAXのセット



どんな環境・状況であろうと、結果を出すことが要求されるこのセットでは、特に、



KENJI、AOKI、TAKUYA、マイケル(YUKI)、YAMATOらの力泳が光り輝いていました。もちろん、他のメンバーの頑張りも充分伝わってきました。






一方、MD1は"DIE HARD"、DISTはペースワークを行いました。

 
MD1; 4R;5X50 "DIE HARD" / 4R;4X50 "DIE HARD" /
      4R;3X50 "DIE HARD MAX"
 DIST; 32X50 RP1500 / 10X50 RP400 /         
      8X50 "DIE HARD"



何れのメンバーも、酷環境での高強度のインターバルセットに、特に出だしは苦戦しておりましたが、真っ直ぐにチャレンジし、何かを「拾おう」としていたことが印象的でした。CHIAKIやCHUらが、この環境にだいぶ慣れて,頑張りきることができるようになってきたことをはじめ、みんな素晴らしい頑張りを示してくれましたsign01

メインの日には、きちんとタイムや
Cimg6352ストロークパラメータ(テンポやSTK数)を測定・記録するため、SP/MD2とMD1/DISTのトレーニング開始時刻を少しずらすようにしているのですが、後者がトレーニングを終えた頃には、こんな状態になっていました。



ストップウォッチが見づらくなるような状況...coldsweats01


学生スタッフさまさま、本当にご苦労様です。夏場のスタッフ活動は、熱中症になる危険性を拭いきれぬ、大変なお仕事です。
そして、彼女たちの”願い”や夢”を叶えるのは、他ならぬMarauderたちです。それを理解して日々のトレーニングに励むMarauderのプールには”熱さ”と”暖かさ”が同居している、唯一無二の空間になっているように思います
confident







 



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今日紹介するこのアルバムは、全米を席巻し、日本でも大人気を誇ったポップデュオの代表作です。中学時代に良く聴いていた彼らの名作を、今日久々に聴きました。


















"IT'S SO HARD TO BE IN LOVE WITH YOU"



"YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELING"



"KISS ON MY LIST"



"HOW DOES IT FEEL TO BE BACK"



"YOU MAKE MY DREAMS"

















from "VOICES
" 






DARYL HALL & JOHN OATES



(1980)



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Voices











ヒット曲の多い彼らの曲には、とても魅力的な歌メロを持つ佳曲が多く、"She's Gone","Wait For Me"や"Did It In A Minutes"、"Maneater"や"Out Of Touch"など、甘いメロディに富んだ曲に魅了されたものです。



ただ、アルバム単位ではコレが一番です。



日本のみでのシングルとなった"Hard To Be In Love With You"は彼らの楽曲の中で最も好きといえる曲ですし(ジョンがリードVo)、"You've Lost That Lovin' Feeling"(「ふられた気持ち」)はオリジナルを越える格好良さ(映画トップガンのファンで彼らのバージョン未聴の方は是非!)ですし、言わずと知れた超有名曲"Kiss On My List"はエヴァーグリーン的な輝きを放ち、1年に複数回、J-WAVEでオンエアーされたりしています。



ジョン・オーツのヴォーカルが好きな僕としては(天才ダリル・ホールの作る楽曲も好きです)、次作以降でジョンがリードヴォーカルをとる率が顕著に下がっていったため、あまり聴かなくなっていきました。



本当は、「ふられた気持ち」でみられる2人の「かけあい」のようなツインVoによってこのデュオの魅力は最大化されると思うのですが、意外にもそのような曲は少ないのですよね~。



他にも、後にポール・ヤングが大ヒットさせる"Everytime You Go
Away"や、ドゥ・アップポップを地でいく”Diddy Do Wop"など、彼らの代表曲として認知されている曲が満載という感じのアルバム、ソフトでメロディアスでソウルフルなロックが好きな方にはお勧めです。





それではpaper