2013年6月28日金曜日

AGAINST THE WIND

おはようございます。


39週目にあたる今週は、DISTを除いては、「泳速度を上げる」を主眼においたトレーニングが多くなっています(来週もかな)。
もちろん、「耐性を高める」といった要素を欠かせる筈がなく、「きつい」のだけれど、高い泳速度を保ち、頑張りきれるようなプログラムにしています。

火曜日については、1/3くらいは、そういったタイプのトレーニングが苦手かもしれないMD1・BRたちには、25m単位で、ショートインターバルタイプのMax系トレーニングに挑んで貰いました(4R x 8 x 25m)。

2月に同様のWorkoutを経験している者が殆どですが、やはりその時よりは「進化」していることが確認できました。

他方、「ひたすらねっちりと」泳ぎこんでもらっているDISTは、「それなり」の泳ぎ込みをしてもらっています。火曜のメインも、Total Endurance的なVolume Workを展開しました。
DISTについては、スプリント的トレーニングが不要、というよりは、そのことによって生じる「ずれ」(や崩れ)を出来る限り避けようとした結果のプログラムといえますね。



さて、今週はちょっとした「節目」的な週といえます。
まず、週末(明日)には伝統の”中日戦”。
そして、ユニバーシアード代表選手たちの「旅立ち」が控えています(彼らは、中日戦には出場しません)。

中大⇔JISSの往復を繰り返した3週間でしたが、その最終日である明日は、中日戦会場⇒ユニバーシアード結団式という、慌ただしい1日になりそうです。

仕事的にパンクすることはなく、全力を尽くしてきたつもりですが、カラダ的には耐えられないところが出てきて、一部敗れて...いや、破れてしまいました。
が、出発目前、伝統の一戦目前で、休戦するはずもありません。
『工夫と努力』そして何よりも”気持ち”で頑張ってきます!

それでは!

2013年6月24日月曜日

PATIENTLY

こんばんは

怒濤の泳ぎ込みが、WK38も繰り広げられました。
月・木の午後には、”量と質”の双方を追求する”BLUE TO PINK"系のトレーニング、火・金の午後には”実践”を意識したレーススピード相当の、そして、HARD系トレーニングに挑んで貰いました。

火曜は、
 DIST; 4R x 8 x 100m BEST AVE.
 MD1<A>; 2R x 6 x 150m "DIE HARD"
 MD1<B>; 3R x 6 x 100m "DIE HARD"
 BR; 4R x 2 x 100m "DIE HARD" / 3R x 2 x100m MAX

金曜は、
 DIST; 28 x 100m BEST AVE.
 MD1<A>; 4R x 4 x 100m "DIE HARD"
 MD1<B>; 3R x 12 x 50m "DIE HARD"
 BR; 3R x 10 x 50m "DIE HARD"

といった内容のセットでした。
月・木で量的に攻め、火・金で質的に攻めるというこの時期には、カラダには劇的な【疲労】が残ることになります。
そう、もうボロボロになる一歩手前ですね。

それでも気持ち負けせず、挑もうとする”気持ちの入った泳ぎ”には、心を打たれます。
決して万全の状態ではないときに行う”メイン”時には、ついつい自分のことでいっぱいになりがちですが、そんな中でも率先して声を出すMarauderにも感動を貰っています。

肉体的にキツイ状態にあり、結果、精神的に辛い状態に陥ってしまいそうなときこそ、チャンスがあると僕は思っています。
逆に、こうした状態のときに、感情にまかせ、マイナスの発言を放つことが増えれば、鍛錬のチャンスを逃すばかりか、”運”にも見放されてしまうかもしれません。
アスリートであれば(いや、人間であれば)やはり忘れてはならない、”因果応報”。

こんな時期だからこそ、自分にしか降り注がれない”光”を見つけること、諦めるなんて絶対に勿体ない。
そう、その”光”は、努力を重ねている者には、そして「正義を貫き通している」者には、必ず見えるはずだから。

”最高の高み”を目指す”挑戦者”としては、多少の遊び心をもちつつも、やはり、"HONESTLY"(誠実)であって欲しいし、"PATIENTLY"(根気強く・辛抱強く)頑張って欲しいですね!



さて、Marauderたちのほとんどがのんびりと過ごした今日(もう既に昨日ですね)は、JISSでユニバー組が2回練習に挑んでいました。

彼らもあと1週間で”出発”となります。まさに、”詰め”の段階にあるわけですが、彼らも「いろいろなもの」と対峙しながら、”辛抱強く”頑張っています!

それでは!!!






2013年6月17日月曜日

THROUGH THE FIRE AND FLAMES

こんばんは


いや~...
やはりあっという間に1週間が過ぎておりました。
先週から、ユニバーシアード代表選手の合宿も始まっているため、個人的には、最早、週の境目がない感覚でした。

そのWK37の後半も、やはりHARDなトレーニングてんこ盛りでしたが、皆本当によく頑張っていました。

金曜日には、
 DIST 8X150 / 6X150  / 4X150 DIE HARD
 MD1 8R; 4X50 DIE HARD
 BR  6R; 4X50 DIE HARD
 MD2,SP 10X100 DIE HARD / 4R;4X50 DIE HARD MAX
といった内容で、割と質を上げや
すいトレーニングが展開されました。
(MD1、DISTについては、まだまだショートインターバルでのチャレンジでしたが)。

疲労が重なり、相当な重荷を背負いながらのメインとなりましたが、なかなかの頑張りを示してくれました。


この”メイン”が完了した後、直ちにJISSへ向かい、週末から月曜にかけては、ユニバーシアードチームのトレーニングをみることになりました。

環境を変えてのトレーニング、やはり、「目つき」が変わっているように感じました。
ユニバー前、最後の追い込みとなるこの期間、彼らも疲労や張りによる「不具合」が押し寄せてきており、思うような泳ぎが出来ず苦しんでいましたが、やはりここは「気持ち」で乗り切っていたように思います。

世水組、ユニバー組の半分程度が集結している状況ですが、こうしたなかでトレーニングを行っていると、高みを目指し、努力しているのが自分たちだけではないという、至極当たり前のことに気づかされます。

自分たちのチームの中でのみ、通常はトレーニングが行われていますし、それは当たり前のことです。しかし、集中して頑張るが故、近視眼的になっている自分(自分たち)がいるかもしれませんし、それに気づいていない可能性も否定できません。
月並みではありますが、「頑張っているのは自分だけではない」という気持ちを忘れず、「来るべき日」に備えて精進すべきなのでしょう。

ちなみに、ユニバー組は土曜日と月曜日に高強度のトレーニングに勤しんで貰いました。今日は、DISTがRPタイプのHARD、MD1は高強度の極み、MAX CLIMAXでした。
こちらも、良く頑張っていましたよ!

明日は、中大に戻ります。


●   ●   ●   ●   ●

JISSといえば、「ドロップハンマー」。
金曜日は、到着が極めて遅くなったため、外食せざるを得ない状況のなか、「ドロハン」の、というかあの背脂の甘い誘惑に勝てず、迷うことなく寄ってしまいました。

この日は「つけ麺」を注文。
基本、背脂チャッチャ系は、つけ麺には合わないと思っていましたが、これはイケます。

いつ食べても、「懐かしい」と感じさせてくれるこの味は、やはり僕の好みの味なのでしょう。

それでは!

2013年6月11日火曜日

ADDICTED TO THAT RUSH

こんばんは

先週、WK36の後半戦は、引き続き「泳ぎ込み」の様相を呈したものとなりました。
金曜のメイン練習については、5000m近くのメインに挑んだDIST、50のDHに挑んだMD1、彼らとしては珍しい、"BLUE to PINK”系のハードに取り組んだSPたち、何れにおいてもAdaptationの週に貯めていたエネルギーを搾り取る、それはそれはハードなものでした。

このようなハードなプログラムに対し、「結果的」とはいえ、後手にまわってしまった選手の数人は、かぜをひくなど、体調の悪化を誘ってしまったようですが、先ずは第1週目、完了させることが出来ました。

束の間の休息の後、再び怒濤の泳ぎ込みに突入することになりました。そう、WK37のテーマも、どちらかというと「泳ぎ込み」。
初日の本日は、その午後に全員で”T-30”に挑んでもらいました。
久々の持久的トレーニングの嵐に喘ぐSPたち、先週の激烈な泳ぎ込みによるダメージを背負いながらのチャレンジとなったMD・DISTたち。

何れも、「完全では無い」状態からのチャレンジでしたが、それでも、「今できる最善・最良」を目指し,頑張っていました。
評価するためのテストではあるものの、レース並のプレッシャーを強いられるこのトライアルは、強烈なトレーニングとしても成立します。
諦めずに挑み続ければ、通常のトレーニングでは得難い刺激がもたらされること、請け合いだと考えています。

ちなみに、Life Time Bestを更新することに成功したのはこの選手たち(1名は、ついでに写っていますね)。
4年2人、3年1人というところが素晴らしい。あと僅かでベスト!という者も含めれば、1/4程度は、良好な結果だったといえます。
下級生にベストが頻発する傾向が多いこの過酷なテストにおいて気を吐いたのが上級生というところが頼もしく感じた次第です。


T-30の最終組がテストを終えたとき、”ユニバー組”の2人のメインが始まりました。
そう、先週から、極めて細かく細分化されたトレーニングプログラムが稼働し始めています。

それぞれの誇り高き目標達成のために。
そしてそれが、チームの力として輝くその日のために。

◇    ◇    ◇    ◇    ◇

先週は、10回練習であること、トレーニンググループがより細分化されたこと、分析が必要なカーブテストがあったこと、授業の関係でトレーニング実施時間をずらすなどにより、総コーチング時間が増えたこと、1年生向けのレクチャーの時間を設定したことなどにより、僕自身もかなり「慌ただしい」週となりました。

今週からは、ユニバーシアード代表選手を対象とした合宿も始まり、JISSと中大を往復する日々が始まり、結果、さらに慌ただしさが増強されることになりそうです。

様々な”準備”のための時間は、これまでに相当費やしてきましたので、何とかなるかな...。
加えて、先週末には、ユニバ
ー、世水選手の壮行会を兼ねた、「激励会」をOB会が催してくださいましたので、それも大きなモチベーションとなっています!
ということで、より慌ただしくなる日々に対して、僕も、”気持ち”で乗り切っていけそうです!

それでは!!!


2013年6月5日水曜日

LIGHT OF DAY

こんばんは

WK36におけるトレーニングプログラムの半分が完了しました。

その週初めには、Lactate Curve Testを実施、久々のチャレンジに、新鮮な気持ちで臨んでくれたMarauderが多かったのではないでしょうか。

テスト実施時点での体力的/技術的特性の把握を目的とするこのテストは、いつだって「重要なヒント」を示してくれます。

今シーズンのこれまでのトレーニングによって成し遂げた「体力」がどのようなものか。
このような体力的要素が、先日の試合前後のトレーニングによりどのように変化したのか。
泳ぎの効率に,変化は生じていないか。
集中して”頑張る”ことが出来たか。...などなど、この結果から、様々なことを推し量れることが出来ます。
もちろん、それまでの「経過」と照らし合わせて検討する必要はありますので、主に2年生以上のMarauderにとって有益な情報になることでしょう。

1年生についても、受験時にテストを受けてもらっていますので、「今後」を考える上での、貴重な情報源になっていくことでしょう(このことについては、近日中に”レクチャー”する予定です!)。

火曜日には、ちょっぴり「久しぶり」のメインに挑んでもらいました。
僕が想定していたよりも、はるかに「泳げない」選手が多かったので(理由は様々だと思いますが)、ますますやる気が惹起されています。

Marauderたちは、既に始まっている”強化期間”に対する適正な対策・対処が重要となることは言うまでもありません。
この6月にどれだけのことを”貯金””貯筋”として残せるか...

やり甲斐のあるチャレンジが続くことになりそうです!


さて、DRYやストレングストレーニングについても、「次の段階」に入ってきました。今日は、1年生のストレングストレーニングの進捗状況(!?)について確認することが出来ました。この点については、2カ所に分かれて実施しているストレングストレーニング、1年生については、先週まで、馬場先生にきっちりと基礎を教えていただいておりましたので、僕が彼らのストレングストレーニングを「みた」のは、実は今日が初めてだったわけです。

これらいわゆる”陸トレ”においてみられる筋力や動きの特性の把握は、やはりスイムトレーニングにかなりの部分で「活きて」きますね。
このあたりが興味深いことですし、おもしろいところでもあります。

そうそう、学生スタッフも頑張ってくれています
現在、これだけの数の学生スタッフに恵まれています。
選手同様(それ以上!?)、さまざまな面での”成長”を見届けたいと思います!

それでは!