2013年3月25日月曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #8

こんにちは!

Laloma高所合宿の最終ステージが終了しました。
トレーニングについては、「比較的」うまくいった方だと思います。

あとは、帰国してからの適応期間に体調をコントロールし、その後のテーパリングに繋げてもらえれば! と思います。

基本、夜間練習が主となったMD1・DISTは、昨晩に最後のRPを終え、この笑顔。本日は、「リカバリーday」と相成りました。

SPたちは、本日、タイムトライアルを実施。それぞれに、確かな手応えをもって、最後のトレーニングを終えたようでした。



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 日々のトレーニングによって得られた刺激により、身体への負担も否応なく高まっていきます。低酸素環境ということで、いつもより「やや」回復の様相が異なるため、選手たちも苦労したようです。
 苦労のなかで、セルフコンディショニングの在り方を見直す良い機会にもなると思います。

この点、今回は、頼りになるOB・
吉井純先生(!)にケアを担当してもらい、心身ともに面倒をみてもらいました。
高所合宿では、やはりトレーナーの存在はありがたいです。

純先生の場合、ケアをご担当するだけではなく、各チームのトレーニング状況を観察し、選手の特性把握に努めていただけでなく、彼なりの視点でアドバイスをすることもあり、選手にとってはありがたい限りだったと思います。また、時にはタイムを取り書きしてもらったり、選手の映像を収録してもらったりと、まさにマルチな活躍。
こんなトレーナー、なかなかおりませんよね。




トレーニング効果を左右するとともに、日々のコンディション調整にも重要な栄養摂取。

Lalomaでは、レストランがプールに隣接しているため、トレーニングが終了次第、栄養摂取がすぐに実現できます。これは素晴らしい。SIERRA NEVADAみたいな感じ(もっと近い)ですね。
品目は少ないですが、バフェ形式になっており、最低限の知識さえあれば、ある程度コントロールしながら食事を摂ることができます。
サラダもきっちり採れることと、牛・豚・鶏の何れにおいてもかなりローファットに作られていることはありがたかったです。

英語がほぼ通じないので、どれを取ってほしいか、レストランスタッフに伝えるにもちょっとした苦労がありました。
スタッフが忙しいときは、選手自ら好きなものを好きな量とるという手段に出ていましたが、この方が選手たちにはラクだったかも知れません。

夜間に練習をしていたMD1・DISTたちは、レストランの営業時間後に食事を摂ることになったため、「お弁当」にしてもらっていました。

海外合宿では必須となる、サプリメント類も、この合宿のために厳選されたものを処方。みな、上手く活用した結果、鍛錬期に入ってからは、体調不良者はゼロ!という良好な経過をたどることが出来ました。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇


(選手にとって)ここの良いところは、「山」を感じさせないところかな、と感じます。。

THREDBOにしても、SIERRA NEVADA(スペイン・2350mの高所トレーニング施設)にしても、菅平にしても、思い切り「山」であったたため、ショッピングや外食などに出かけるのが容易ではありませんでしたし、モロに「高所に来てる!」と感じさせるところがりました(僕は、そっちの方が好きですが)。

実際、La Lomaから徒歩1分のところにコンビニ(OXXO)があるほか、歩いて行ける距離に、ショッピングモール(Plaza Sun Luis)やスーパー(Superama)があります。

タクシーで10分程度の距離に、ウォールマートがありますし、Sun Luisよりも大きいモール(Plaza El Dorado)にもタクシーで簡単にいけます(片道\300くらいです)。
いわゆるダウンタウンへは15分程度で到着します。

非常に治安の良いところなので、選手は自由にコンビニやモールに行っていましたし、休日には大きいモールやにダウンタウンに繰り出し、思い思いに息抜きをしていました。

ちなみに、LaLomaの中でもちょっとした店(スポーツショップ、コーヒーショップ、フレッシュジュースショップ,サングラスショップなどなど)があり、あまり困ることがありません。サプリメントの専門店まであったほどです。


昨日は、Lalomaのなかに、アメリカのHollisterを扱うショップが臨時開店し、話題を呼んでいました。


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4週間弱お世話になったLalomaとも、いよいよお別れです。

この合宿では、プール、レストラン、そして様々なDRYルームの使用の包括的なコーディネートをしていただいた、Mariamonicaさんに大変お世話になりました。
 
ちなみに、僕の左側の女性は彼女の長女で、今年からフロリダ大学に水泳留学するトップスイマーです(メキシコの五輪代表選手だそうです)。
また、プールのコーディネートでは、Jacobsさんに大変お世話になりました。

彼と一緒に写っているMarauder女子スタッフ2人には、ほぼ休み無く頑張ってもらいました。タイムの取り書きのみならず、様々な面で選手たちをバックアップしてくれました。本当に、ありがとう!!!


また来年も、よろしくお願いいたします!!!

後数時間後に(現地時間3:30)、ここを旅立ちます。
それでは!!!


2013年3月21日木曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #7

こんにちは

LaLoma高所合宿の終盤、第5ステージが終了しました。

プログラム的には、テーパリング前の「最後のひと絞り」的な頑張りを要求しつつ、とりわけ技術的な「質」を高めることを目的としたトレーニングが中心となってきました。

しかし、これがなかなか難しい。
この時期は、度重なる高強度の泳ぎにより、身体的な疲労が重なりやすいため、Workoutづくりにもかなり気を遣います。
高所での「高強度トレーニング」は、”耐性”改善に大きな効果をもたらすと考えていますが、刺激が高いため、質×量の組み合わせ次第では、適応ではなく、「拒絶」状態に誘われる可能性が高まります。その「ちょっと手前」を狙っているトレーニングが多いため、かなりの「重荷」を背負ってのトレーニングとなっているわけです。

この点、こういった背景があるため、高所トレーニング期間のプログラミングは、いつもよりも時間をかけますし、「つくり貯め」などもっての他!と思っています。
予め考えておくものの、微調整どころか、思い切り変更することも少なくありません。

選手への観察と対話により、出来る限り良いものを処方し、コーチングしていくこととしています。

さて、第5ステージでは、いわゆる”ペースワーク”が増えて来ました。本日の午前中には、MD1とBRが、そして午後にはDISTたちが、クオリティの高い”ペースワーク”に挑みました。

午後は、DISTだけが”メイン”に挑む時間となりましたが、その時間フリーとなったMD1たちが応援にかけつけてくれました。



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今回の合宿施設である、La Loma Altitude Training Centerについて、紹介していきます。
僕らにとってのメインとなる屋内長水路は、10レーンの設定となっています。そのうち4~6レーンをお借りしています。
火曜日と木曜日の午後は、短水路に切り替わります。
また、屋外の短水路プールも持っており、水温が30℃程度に保たれているため、晴れた日は快適に泳げます(気温は18~24℃くらいですが、晴れていないとかなり寒く感じます)。

ウエイトトレーニングGYMは、カーディオ系とストレングス系に分かれており、前者については、CYBEX、HAMMER STRENGTH、LIFE FITNESSといったメジャーなメーカーのマシンが豊富に設置されています。「出来ないものは無い」、という感じです。






DRY LANDトレーニングを行える部屋がこれまた豊富で、僕らが使っているCross Fit Roomの他、ヨガルーム、TRX専用ルーム、SPINING専用ルーム、BODY PUMPルーム、ボクササイズルーム、ピラティスルームなどなど。

球技用体育館、ラケットボール、スカッシュ、器械体操体育館、屋外テニスコート、400mトラック、サッカー場、スケートリンク、ストリートバスケコートなどなど、圧倒的な施設数を誇ります。

朝5:00から夜10:00まで営業しており、前述した部屋では、様々なプログラムが展開されています。
僕らがプールに到着する頃には駐車場圧倒されてしまうくらい、大勢の人が通う総合型スポーツクラブであり、常に人、そして熱気で溢れています。

そんな恵まれた環境での合宿もあと4日となりました。
最終ステージは、トレーニングの量と質をやや落とし、泳ぎの質をより高めてもらおうと思っています。
国内組も、「質」を高めて頑張れ!

それでは!!!

2013年3月18日月曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #6

こんにちは

激動の第4ステージが完了しました。
一昨日は、第2回目のLactate Curve Test(Altitude Version)を実施しました。
ほとんどのメンバーにおいて、「劇的」な進化がみられており、ほぼ平地同様のトレーニングが実施可能であることが示唆されました。すんごい適応力を持っています、アスリートは。

もちろん、”強烈”ともいえる例外も出てきますが、そこについても、きちんと”分析”し、以降のコーチングに役立てています。

血中乳酸を活用してのトレーニングについては、いつだって興味深いことですし、常に知的な好奇心をかきたてられてきました。また、得られた値をトレーニング・コーチングに活かすことについては、最も得意とするところです。

「そんなことしないでも、わかるよ。」というコーチングがあってももちろん異論はありませんし、無いなら無いなりに、プログラミング・コーチングは出来ます。
けれど、こと「高所トレーニング」について、安全かつ効率的にトレーニングを進めていくための努力については、怠ってはいけないという使命を、僕は持っていると思っています(わかる人には、わかる)。
そして、過去12年間の高所トレーニングに関するノウハウ等については、いつか必ず公表しなければいけないな、と感じています。


昨日は、僕のグループのほとんどのメンバーにとって”最後”となったDRYを実施後、ある者は”スイム・パワートレーニング”を、そしてある者には”ENDURANCE系トレーニング”を処方しました。

選手たちの特性に鑑み、より細分化されたプログラムになってきています。


そして迎えた本日、久々に合宿メンバー揃っての”トライアル”を行いました。SPたちは、"THE RACE"を、中長距離チームはいわゆる「ブロークン」を、最大努力にて実施してもらいました。


そもそも、”限界”に限りなく近いところで泳ぐことが出来るトップスイマーにとって、高所でのMaxトライアルは、”限界を超える”刺激を得るための、最適な手段であると思われます。
実際、”え”~~~!?”という状況になった選手がほとんどで、「半端無い洗礼」をそれぞれ受けていました。


しかしこの環境において49.5をたたき出した慎理の怪物ぶりにはびっくり。「凄い」泳ぎでした。流石エース。
他のメンバーも、思い切りチャレンジしたレース/ブロークンを展開し、見事な”攻め”を披露してくれたと感じました。

残りわずかに1週間。
努力出来る時間は多いですが、ポイントとなる、「レース的」なトレーニングについては、本当に限られています。

何故、ここでやっているのか?
何故、ここに来ることが出来たのか?
何故、可能性を追求することを許されているのか?


間違い無く、ここに来ているみんなは、相当大きな”チャンス”を得ています。
この"チャンス”を活かしきるよう、残り1週間、感性を研ぎ澄まし、集中して頑張っていきましょう!

国内組も、”最大努力”で頑張れ! そっちにも、「大きなチャンス」が潜んでいると、僕は信じています。


それでは!

2013年3月15日金曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #5


こんにちは

メキシコ高所合宿の第3ステージが終了しました。
LaLomaに入り、今日でちょうど2週間が経過しました。

DIST/MD1は昨日、SP/MD2は本日、それぞれ”ハード”なトレーニングに挑んでもらいました。
Marauderたちは、既に「高所」という意識は薄れており、「いつもと変わらぬ」チャレンジをしてくれたように思います。

ただし、体内の低酸素状態は、運動強度が高くなればなるほど、中等度のスイムであっても、トレーニング時間が長くなればなるほど高進するため、「いつものように頑張った」結果、これまでに無いような苦しみや痛みが襲ってきます。

ここで重要になるのが、「いつもよりも高い意識」に支えられ、苦しくなってきたところで如何に「技術的な妥協をしない」か、です。
おそらく、Marauderたちは、「何のためにここに来たのか」を充分に理解しているハズなので、妥協した泳ぎになることは、いつもよりむしろ少ないように思えました。

第4ステージでは、より「レースを意識した」ワークアウトが繰り出されますので、こういった「意識」は極めて重要になってきます。


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さて、ここサン・ルイス・ポトシにあるLaLomaトレーニングセンターでは、THREDBOに負けず劣らずの”快適”な合宿生活が送れています。

Marauderたちが過ごしているアパートについては、ベッドルーム(1つのアパートに、3~4のベッドルームがある)の他に広々としたリビング、キッチン、バスルーム、ランドリーが備わっています。
日本で言うところの、マンション生活をさせていただいている感じです。



キッチンには、ガスコンロ、オーヴン、電子レンジ、冷蔵庫が備わっています。調理器具や食器が無いことを除けば、不自由しない住環境だといえます。

また、ご覧のようなウォーターサーバーもあるため、水を購入する必要もありません。


年末にお世話になったマレーシアも、今回の合宿についても、こうした住環境のなかで合宿を送れているわけですが、これは見逃せないアドバンテージだと思っています。
1ヶ月近くホテル住まいをするのも、結構大変ですが、これだけ広々としたリビングがあれば、息が詰まる思いをしなくてすみますし、南平寮よりも快適に過ごせるかもしれません。


また、なんと言っても、安心して過ごせるところが素晴らしい。
メキシコも、地域によっては「危ない」ところがあるようですが、このLaLoma一帯については、トレーニングセンターのみならず、周りの高級住宅街一帯が、「守られた地域」に建っており、この地域の入口も一カ所に集約されています。そして、入口にはご覧のような守衛が常駐しているわけです。

もちろん、選手たちが過ごしているアパートも厳重なセキュリティがしかれています。

こうして、Marauderたちは、極めて安全な環境において、トレーニングに勤しむことが出来ているわけです。感謝感謝...ですね。


それでは!






2013年3月11日月曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #4

こんにちは

第1ステージの終了と共に、高橋雄介監督が到着しました。
チーム一丸となって!、メキシコ高所合宿は、いよいよ本格化していくことになります。

さて、”馴化期”であり、”準備期”であった第1ステージが終了し、合宿の様相は一気に変わりました。

第2ステージからは、僕のグループ(長距離・中距離・IM・BR)と、SPグループが独立して、それぞれが追求しているトレーニングを行っていくことになります。

第2ステージは、たったの4日間。3日間、集中して泳ぎこんで、1日完全オフ、という構成になります。
最初の3日間では、”量と質”の絶妙なバランスの中で、どれだけ追い込むか、ということを追求しています。

距離的に泳がせる中で、ところどころ、最大努力を強いるセットがある、というワークアウト(金曜午後)、いわゆるBLUE系のENDトレーニングを行う中で、「オーバーロード」をかける、ということを狙ったワークアウト(土曜午後)、さらにはレースを意識したDIE HARD(日曜午後)と、立て続けに"攻め”ていきました。
中には、平地短水路よりも速く泳ぐ者もいたりして、既に「高水準」のタイムで泳げるようになっています。

ただし、高所環境に馴化した状態とはいえ、これまでとは全く異なる「お迎え」のされ方に、かなり衝撃を受けた選手が少なくなかったと思います。
そして、次の日に残る疲れ方...
何れにしても、かなり刺激的!と感じていることでしょう。

通常ではなかなか体験できない胸の熱い痛みや苦しさ、収まらない高い心拍数、そしてそれに伴う呼吸筋の焼けるような苦しさ、さらには手足の痺れ...。
何れも、「高所ならでは」の苦しさであり、それぞれに意味があります。しかし、これらに邪魔されて、「理想の泳ぎ」が出来なくなるという「落とし穴」に入ることなく、「巧く」頑張ることが要求されるわけですが、これが難しい。

それでも、徐々に出来るようになっていく過程に、ちょっとした喜びを感じるかもしれません。
「まだまだ」の状態ですが、すべてのMarauderが今までとは違う「目つき」で挑んでいるのが印象的でした。

毎日のメイントレーニングは、1時間のコンディショニングと3時間のスイム・ワークアウトで構成されています。
その長い時間の使用を可能とするために、夜のいちばん遅い時間帯で、僕のグループはトレーニングを行っています。

今日などは、La Lomaの職員がほぼ全員帰った後に練習が終わったため(日曜日ということで、閉館が早かった)、完全に鍵が閉められた状態で取り残されてしまいました。
仕方無く、館内で夕食(遅い時間帯なので、お弁当にしてもらっています)をとって、その間に「脱出法」を探り、プールでミーティングも行った後、いわゆる「通用口」から退出して部屋に戻りました。このとき、既に23時を過ぎていました。

明日は、DIST/MD1/BRは1日オフになります(僕にとっては、合宿に来て初めてのオフです)。
引き続き”攻め”となる第3ステージに向けて、ゆっくりすると共に、英気を養って欲しいと思います。

それでは!


2013年3月8日金曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #3

こんにちは



メキシコ高所合宿の第1ステージが終了しました。

去年までの準高所トレーニング(オーストラリア・スレドボ)時と同様、高所環境に対する適応状態のチェックについては、きっちりやっています。毎朝のSpO2チェック、起床時から起立時のPR反応、ヘモグロビン濃度の変化、Lactate Curveテストなどなど。




こうした基礎的な測定・検査は、効果的にトレーニングをすすめていくために重要なことですし、高所トレーニングの”危険性”を回避するために、必須であると考えています。


一方、選手側には、高所トレーニングの理論的な”基礎”を理解してもらおうと、この1週間は「レクチャー」という形で、「教育」する機会を設けてきました。

高所トレーニングによりもたらされる数々の効果を伝えるとともに、その効果を引き出すための「こつ」をいくつか伝えてきたわけですが、やはり、やるからには「理解」することは重要だと思っています。

ということで、「ただ練習がラク」なだけではない、意味のあるAcclimation / Adaptation期間を経て、明日から「少しずつ」、"チャレンジ”の世界へ突入していきます!

一筋縄ではいかない。危険性もある。だけど、出来る限りのことを尽くし、チャレンジしていく。
そんな、「高所だから」めぐりあえるチャンスの数々。
誰もが得られるワケではないこのチャンスを活かし、未知の可能性に挑んでいって欲しいと思います。






以前紹介しました、西武立川駅近くの「UMA」さん。

実は、中大からは比較的遠いにもかかわらず、2日連続で訪れてしまっておりました。

お目当てはこれ。

1日3~5食限定というこのメニュー、ベーコンで巻いた海老をローストする時間などもあり、通常のものよりも時間がかかりますが、遠くまで行って、時間的に待っても食べる価値のある逸品であることがわかりました。

今年食べた中で、最も印象に残ったラーメンです。


海老と味噌の相性がよいことは、「樽座」の味噌ラーメンで理解していたつもりですが、やはりびっくりするくらい良いですね。

完成したラーメンの上に、店主自らパルミジャーノチーズを削ってくれます。チーズと味噌の相性もまた....最高ですね。

通常の味噌ラーメンは、かの西山製麺らしいのですが、この「プレミアム限定」ラーメンについては自家製のストレート麺を使用しているとのことです。さらに、抹茶の麺も(少しだけ)入っています。

何だか、あらゆるところに、店主の拘りとCretivityを感じて、ついつい嬉しくなってしまいます。それがまた美味さに繋がっているので、凄い。

肝心のスープは濃厚な味。いわゆる動物系のスープだと思いますが、僕の好きな濃厚なタイプなんです。そして、ほどよく海老の風味がマッチして、極上の時を味わえます。

僕が店についたのは14:00頃だったのですが、それでもこの1日3~5食限定の「プレミアム」は残っていました。


店主曰く、「値段が値段なので、敬遠する人が多いのだと思います(\1000)」とのこと。ただ、「でも、通常の味噌ラーメンとの価格差以上に、お得なラーメンだと思いますよ」と、自信ありげに語っていたのが印象的でした。

その、フツーの味噌をまだ味わっていないのでその点についてはコメント出来ませんが、また食べたくなった味であったことは間違いありません。

拘りの海老、異なる種類の複数のチャーシュー、味玉、ネギ、そしてチーズと、すべてが高次元でした。

遠い場所にありますが、是非ともまた寄らせていただきたいと思います。

それでは!