2011年8月31日水曜日

I SAW RED

こんばんは。


いよいよ、2010-2011シーズンの集大成、インカレ会場入りの前日となりました。
ほんと、”あっ”という間ですね!!!

みんなからすれば、”長かった”と言うことになるかと思うのですが、”ここ”に至るまでの間、やるべきことは、これまでより数段高いレベルで出来ていると思います。
後は、「やり遂げた」という達成感をもって、「まっすぐに」、強い気持ちをもって、Marauderらしく堂々と、そして今年のチームらしく「感謝の気持ちを最大の武器として」臨んで欲しいと思います。

”厳しい闘い”になることは必至ですし、いままでもそうでした。
そんななかで、堂々と闘えるのがMarauderたちだと思いますので。

さて、インカレに向け、フィジカルなトレーニング以外に取り組むことの多い夏のMarauder、チームづくりに関連した様々な伝統やイベントを経て、本日も、とっても大切な”セレモニー”を行いました。


50mプールの折り返し側から、スタート側に向かって”宣言”するインカレへの意気込み。
雨が降っても必ず行われるこのセレモニー...
台風が懸念された本日でしたが、熱い熱いMarauderの”心”が伝わったのか、見事に晴れてくれました。

不安に思っている者も、迷いがある者も、焦っている者も、とにっかう「まっすぐ進むしかなくなる」という、最高の道しるべがこのイベントにあると思っています。

皆の熱い想い、とくと受け止めました。
あとは、明日を残すのみです(明日も、熱いものが待っていますよ!)



僕がインターハイに行っていわゆる「勧誘をした」最後の代がリーダー学年となっている今年のチーム。入ってからもいろいろありましたので(笑)、それ相当の思い入れがあります。

その想いは、明日、インカレの前日にお見せするであろうMotivational Videoに封じ込めました。
他のどこにもマネできない、熱い熱いチームとしての闘い、期待しています。


そうそう、昨日は、昨年の勇者であるTOSHIくんが「休みをとって」、わざわざ福岡から駆けつけてくれました(コーヒーとラーメン、ありがとう)。そのままインカレまでオフをとってあるとのこと。
感動的な母校愛です。

多くのOBのみなさん、熱い”想い”を是非、横浜に!!!

それでは、行ってきます!!!



2011年8月27日土曜日

I REMEMBER YOU

こんにちは


残り1週間を切りました!


Taperingがすすんでいく中で、その日その日の「調子」とやらと闘いながら、Marauderたちは毎日を大切に過ごしています。


この点、思い通りの「感覚」が得られる人もいれば、期待通りの感覚が得られずに焦ったり、不安になったり、落ち込んだり、イライラする人もいることでしょう。


毎日同じような感覚で楽しめるヒトもいれば、毎日のように悩んだりというヒトもいます。はたまた、昨日は「最悪」と思っていたにもかかわらず、今日になるとえらく感じが良いなど、日によって感じる様が変化するというヒトも、もちろんいることでしょう。


こうしたTapering時の各選手の「感じ方」について、僕の方でもログに残していますが、振り返ってみると、こうした感覚、各選手の中では「同じような反応」をみせます。もちろん、細かくみれば違っているのですが、Tapering時に不調を嘆くような選手はだいたいいつの大会の前もそうした反応をしていますし、逆にこちらからみれば「大丈夫か?」と思うような泳ぎでも、「調子が良い」と感じ、そうした感覚を軸に泳ぎと体調を創り上げていける選手もいます。
こういった反応は、いわば「持ち味」であるともいえることでしょうし、そう簡単には改善されない部分なのかもしれません。


大会前、Tapering時の「心の整え方」を把握すること。
もしかしたら、一番大切なことなのかもしれません。
この点、こうした「整え方」は、ヒトによってやり方が異なると考えます。
ヒトによっては、いわゆる「ポジティブ・シンキング」が有効となる場合もあるでしょうが、そうした考え方が”あわない”タイプのヒトもいるでしょう。ポジティブを創る、ということ自体、物事のネガティブな部分を認めることになるでしょうし、無理矢理そう考えることで、余計なプレッシャーになることもあるでしょう。


自分の「駄目だな...」と思う部分を認めるからこそ、強さが引き出されたり、余計な「力み」が消失し、結果的に良いパフォーマンスを発揮できるようになるヒトもいるかもしれません。


Tapering時のみならず、日頃から、ひどく傷ついたり落ち込んだりするようなことがあっても、「今起きていることには、すべて理由があるし、仮に自分(やその関係者)に不利益なことが起きたとしても、それが間違っているということはない」と思うようにしていると、何となく「追い込まれた」ときの対処も改善されていくかもしれません。


とはいうものの、若いMarauderたち(の多く?)は、Tapering時に「心中穏やかではない」状態になると、悩んでしまうことでしょう。


最近、全体としては全くやっていないメンタルトレーニング、特に「自律訓練法」と呼ばれる部分(2年生以上には、そのための”音源”を渡していますよね...)は、こうした不安や焦りを取り除くためには効果的だと思います。何となく乱れてしまっているヒトは、あの”音源”を聞いて、ナビゲートにしたがってリラックスするところまでやっても(その後のメンタルリハーサルまでは無理にやらなくても良い)、効果だと思います。
また、いわゆる、格言・金言といったものを読み、多少乱れた心を整えたり、あるいはわくわくするような期待感を自分のなかにつくることも得策の一つと考えます。


昨日、今年のインカレのVIDEOを創っていくために、過去のものを少しみてみました。そこでふと思ったわけです 「あるじゃないですか、勇気をもらえるような内容のものが」。


みなさんの先輩たち、良いことを言っています。
みなさんと同じように悩みや葛藤を抱えながらも、こうした考え方が出来るようになり、試合に臨んでいったのです。
こんなものでもみて、ちょっとでも心に響くもの、みつけてみてはいかがでしょうか? きっと、「力」になると思いますよ!
ということで、かつてのMarauderたちが創った金言集、BLOG上でみられるようにアップしておきました。



I REMEMBER YOU 投稿者


今年のリーダーたちも、1年生ながら、既に良いことをいっていましたね。
僕もたくさんの「元気」をもらえました!

さて、僕は空いている時間を使って、「今年のもの」づくりに没頭します。


それでは!

2011年8月25日木曜日

ALL YOU'RE GETTING...

こんばんは 。

本格的なTapering期となり、より”個性を活かす”トレーニングが進められています。
たとえば昨日は、早朝に中長距離陣が屋内短水路プールでトレーニングを行い、それが終わる頃にスプリント軍団が長水路でトレーニングを行いましたし、今日は、中長距離選手のみのトレーニング・ディで、明日はスプリント陣だけでトレーニングが行われる予定です。


また、WORKOUTを与え、それを基本にトレーニングをすすめるも、途中での"変更”や"アレンジ”は可能としていますし、泳いだ感じで「予定を変える」ということについても、この時期は推奨しているくらいです。


それでもチーム力が揺るがないのは、お互いがお互いの”存在”や”やり方”を尊重し、その価値を認めたうで、同じ目標に向かっているという、”軸”がしっかりしているからだと考えます。
Head Marauderが提唱し続けてきた”個を活かすチームワーク”の「あり方」を示す好例だといえるでしょう。


ちなみに、昨日のように、トレーニング時間や場所が異なっていても、「工夫を凝らして」選手が一堂に会する”機会”を設定して、インカレに向けた欠かせない”伝統”である「選手スピーチ」は、必ず行うこととしています。


チームづくりと、選手のトレーニング...
両者は密接な関連性を示しつつも、「適度な距離感」をコントロールすることは可能だと考えます。


一夜漬けでの実現は超困難なこの「チームワーク」、素晴らしきMarauderの伝統だといえますし、シーズンのあらゆる時期にMarauderが大切にしていることの1つです。
考えてみれば、1年のうち2/3くらいは、トレーニングスケジュールが異なるし、トレーニング回数も異なっていますし、日頃から(いろいろあるだろうけど)”メンバー・ケア・マインド”を大切にしているから実現できることなのでしょう。


こうして、”個を活かす”Taperingがすすめられています。


★     ★     ★     ★     ★


さて、今日は、偉大なるMarauderOB、自体校のSYUさんが陣中見舞いに来てくれました!。
差し入れをいただくだけではなく、リレーの引継などで、選手に実際にアドバイスを送ってくれるなど、現役Marauderへの距離感の少なさは、現役コーチのなせる技といえるでしょう。
皆の泳ぎも、よ~く観察していたようでした。
ありがたいことです。


OBのみなさん、時代は変われど、Marauderの精神は引き継がれているし、選手たちは皆さん同様の”努力”を重ねてきました。
”闘いの場”には、是非”実際に”応援しに来て下さい!!!


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今日の記事のタイトルでもある"All You're Getting"は、HAREM SCAREMが2005年に発表した"OVERLOAD"収録の、胸をしめつけるような美旋律の哀愁のバラード。SHENZHENでのヘヴィ・ローテーションでした。
この曲と、"Can't Live Without You"というこれまた哀愁のメロディを誇るバラードに、心癒されていた次第です。


それでは!



2011年8月23日火曜日

REVELATION

こんばんは


戻ってきました。
”あと10日”というタイミングで開始されたTaperingと共にユニバー組が。



ここ3,4日続いた雨天のため、屋外プールの水温が急降下したため、本日は午前・午後共に久々の屋内プールトレーニングとなりました。


インカレ前恒例のスピーチも、既に1年生まで回ってきていました。
今日は、HITOSHIとSHINTAROが緊張した面持ちで”初スピーチ”に挑んでいました。


とにもかくにも2週間ぶりのこの”空間”。
久方ぶりのこの”チーム”。


やはり”ほっ”としますし、エネルギーをもらえます。


そもそもMarauderは、強い選手ばかりではないし、”出来た人間”ばかりでもない
個性の無い者なんて存在しないけど、だからといって自分勝手でも当然ない。


大切にしているもの、目指しているもの、そしてチームのヴィジョンは同じだし、それぞれの努力を、みんなが真に理解している。
チームメイトの悩みを放っておけないメンバーの集まりになっている。
すべての選手が、チームや他のチームメイトに大きな影響を及ぼすし、そのことを皆が理解している。
チーム内に、ポジティブなエネルギーが充満しており、絶えず発生するネガティブな考えや不安を払拭するパワーを持っている。


こうした”チーム”には、なかなかお目にかかれない。

僕らが帰ってくる場所が、このチームであって良かった。

このチームで共に頑張れる日々もあとわずか。

この「なんともいえない」気分に浸りつつ、”研ぎさませて”いきましょう。

10 days to GO!!!



noodle     noodle     noodle     noodle     noodle 


先の合宿中に、お気に入りの店である”赤羽京介”に行く機会を得ました。
2年前に行ったときには、ノーマルなつけ麺をいただき、その濃厚でありながら奥深い味わいに唸らされましたが、今回は念願の「辛つけ麺」にチャレンジすることができました。


つけ麺同様、スープは一見すると何も入っていないようですが、なかなかの拘りが感じられる高品質の角切りチャーシューやメンマがいかにも濃厚なスープに沈んでいます。
豚骨魚介系のつけ麺のなかでも、比較的完成度の高いここのつけ麺、さらに辛いもの好きの僕には最高の一品となりました。


ここの複雑かつ濃厚なスープは、とにかくうまい。


JISSの近くには、麺坊という魚介系のラーメン屋があり、そこそこ楽しませてもらえますが(醤油つけ麺がこれ⇒)、多少遠くとも、僕だったら京介まで行きたいですね。そんな魔力のあるお店です。


それでは!!!



2011年8月21日日曜日

UNIVERSIADE SHENZHEN DAY 6


こんばんは

燃えに燃えたユニバーシアード“最終日”を経て、ただいま、無事帰国いたしました。

試合終了後の“バタバタ”(試合時の資料の整理やら選手とのミーティングやら帰国の準備やら)のあと、BLOG記事を投稿しようと思ったところ(3時頃ですね)、ネット環境が悪化しており、投稿を断念しました(すみません!)
 
最終日は、日本人選手が登場した最初の決勝種目となった50FRで、我らがSHINRIが魅せてくれました。
午前中の予選では、若干のアップ不足により、本大会で見せ続けたキレのある泳ぎが若干陰をひそめたものの、決勝では本大会中最高の泳ぎを披露し、8コースからの3位入賞を果たしました。ゴール後に、2001年世水のYAMAの50FRのレースの感動がフラッシュバックし、鳥肌が立ってしまったほど、「凄い」レースだったと個人的には感じました。スタートにまだまだ改善の余地を残すものの、現時点での「ベストパフォーマンス」だったといえるでしょう(50m0.2秒のベスト短縮ですし!)。
 
その後、本大会大活躍の酒井選手が、女子200BKで「期待通り」の金メダルを獲得し,「流れ」を繋げます。世水からの連戦で、本大会では旗手も務め、さらにはリレーを含めて10種目目であったにもかかわらずの頑張りには頭が上がりません。他国のコーチからの注目度も、本大会で一番だったかもしれません。

続く男子1500FRでは、800に引き続き、宮本選手が粘り強いレースで銀メダルを獲得し、さらにさらに女子100BRでは、200に引き続き鈴木選手が銀メダルを獲得し、やはり、世水からの連戦のなかでも、「結果を残す本番力」を示してくれました。

迎えた本大会の最終種目である400mメドレーリレー。
入江選手・立石選手・岸田選手・SHINRIの“最強布陣”で臨んだこのレース、序盤の2種目で、接戦が予想されたアメリカに大きな差をつけることに成功し、その勢いは岸田選手にも見事に受け継がれました。そう、FLYまでの3人が、個人種目を上回る泳ぎでつないでくれたため、アンカーのSHINRIも「気持ちよく」泳ぐことが出来のだと思います。
4継の“トラウマ”もあってか、かなり安全な引継でしたが、泳ぎの方は本大会中にみせた素晴らしい泳ぎでリードを守り、スタートから一度たりともトップを他国に譲ることのない、「完全勝利」でゴールしました。
ありがたいことに、予選で力泳をみせてくれたKENJIのもとにも、金メダルが届けられたので、ごらんのような記念写真を選手村でとりました。
試合終了後は、各国の選手とユニフォーム類の“交換”が盛んに行われていましたが、こうしたことをきっかけに、他国の選手とのコミュニケーションがとれるようになることも、国際大会「ならでは」のことといえるでしょう。願わくば、もう少し早い段階から他国選手とのコミュニケーションをとってほしかったですね(一部の選手は積極的に行っておりましたが)。

一夜明けた本日は、朝から「移動」のためにバタバタと活動を開始し、午後7:40頃、無事帰国!することができました。

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今回の遠征においても、前回大会同様、他所属の選手およびコーチの方々の“取り組み”や、他国の選手(あるいはコーチ)の取り組みから、”多く”を得ることが出来ました。また、「チーム」づくりに関する考え方においても、考えさせられる部分がありました。
 インカレ前の大切な期間に、こうした貴重な遠征に行かせていただいたことに感謝の意を表しつつ、明後日からのMarauderたちの“輪”に入って行きたいと思います。そして、Marauderでのコーチングの中で、理想とする「かたち」を追求し、切磋琢磨することで、何れまたこのような貴重な機会に参加させていただけることがあれば、そうした成果をナショナルチームに還元していきたいと思っています。
 
ユニバーシアードでチャレンジしてくれた全ての選手ならびにコーチ・スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。そして、“ありがとうございました”!!!

それでは!!!

2011年8月19日金曜日

UNIVERSIADE SHENZHEN DAY 5

こんばんは


大会5日目が終了しました。


"個人的な”今日のハイライトは、何と言っても女子のメドレーリレーです。
全ての種目において、日本よりも速いベストタイムを持つ中国、そして背泳ぎ以外の種目で速いベストタイムを持つアメリカに対し、堂々のレースを展開、特に、アンカーの松本選手は、何と本大会”9発目”だったのですが、54.2でつなぐ素晴らしい泳ぎを見せ、銅メダル獲得に大きく貢献してくれました。
 FRのスプリンターが、如何にタフでなければいけないか、こうした舞台にたてば実感できます。この点、今大会の男子では、100FRの日に8継があり、選手によっては”4発”のチャレンジをしなければ行けないという状況にありました。
強い選手は、何発泳いでも強い。
 Marauderのスプリンターたちも、来るべき”闘い”に向けて、多方面での、十分な準備をしておいて欲しいと思います。


その他、健闘したな~と感じたのは、星選手の200FLY。情報としての結果だけをみれば、ベスト記録からは大きく後退しての銀メダルということになるのですが、彼女なりの大きなチャレンジがうかがえるレースだと感じました。というのも、今大会、体調の面でかなり苦しんだなか、何とか闘える状態まで持って行き、金メダルをかけてチャレンジしたということがうかがえたからです。


400IMの堀畑選手は、優勝を狙った積極的なレースを展開しましたが、世水後からの難しい立ち上げの中で、8継、200IM、と連日の頑張りが影響したのか、最後のFRではいつもの鬼気迫る追い込みがみられませんでした。しかし、こうした状況でのチャレンジだったことを考えれば、こちらも価値ある銀メダルだったということができるでしょう。


そして本日の個人レースの最後を飾った200FRでは、ベテラン内田選手が、「らしい」レースを展開し、混戦のなか、ラスト5mを巧みに泳ぎ切り、タッチ差で銅メダルを獲得することができました。
タイムこそ(彼からすれば)平凡な水準にとどまりましたが、”勝負”に拘った姿勢には、唸らされた次第です。


早いもので、いよいよ明日が最終日。
連戦連戦で,疲れていないわけがないという状況の選手もおりますが、強い気持ちで乗り切ってくれることでしょう!
Marauderたちも、再びチャレンジの場を迎えます。


そしてコーチたちも燃えています(写真は、熱く燃えている僕と同室のお二人です!)


それでは!

2011年8月18日木曜日

UNIVERSIADE SHENZHEN DAY 4

こんばんは


4日目が終了しました。
今日も、日本チームは「良い流れ」に乗ることが出来ました!


まずは何と言っても本大会日本選手団の旗手である酒井選手の金メダル獲得でしょう。
”優勝候補”が予選落ちするという波乱が起きたこのレース、そういったチャンスをしっかりと活かす、巧みなレースを展開した酒井選手は、100BKで見事に優勝を飾りました。


また、100FLYで福田選手が三つ巴の接戦を制し、念願の銀メダルを獲得したほか(優勝は、...速すぎの57.4)、ベテラン内田選手も銅メダル(400FR)を獲得し、メダル獲得数の増加に貢献してくれました。内田選手は、予選後も決勝後も、かなり多め(でかつ強めの)クールダウンをきっちりとしていたことが印象的でした。


そして、本大会唯一のダブルメダルゲットとなり、日本チームを大いに湧かせたのが男子200IM。世界水泳からの好調を維持している堀畑選手と勝負強い小坂選手がそれぞれ銀メダル、銅メダルの獲得し、観客席を大いに湧かせました。日本の男子IM陣、充実しています!


本大会も残すところあと2日。


この流れにのって、明日も大いなる活躍を繰り広げてくれることでしょう。


それでは!!!

2011年8月17日水曜日

UNIVERSIADE SHENZHEN DAY 3

こんばんは


3日目が終了しました。


先ずは、Marauderの雄、SHINRIくんの活躍に触れたいと思います。
屈辱の失格から24時間経たないうちに迎えた午前中の予選から、自己ベストを塗り替える快泳を示したSHINRIは、決勝の前でも落ち着いていました。
やるべきことをきちんとこなし、充実した表情で入場、浮き足立つことなくレースに臨み、見事なレース展開で、優勝候補のブラジル選手との接戦を制し、3位入賞に漕ぎ着けたわけです。


午前からベストを出し、その記録を決勝という大舞台でさらに縮めて入賞するという「理想的」な活躍を見せてくれたと思います。昨日の”リベンジ”を結果で示すことが出来たと評しています。
一方、いささか消極的となった予選のレースで、何とか8位通過を果たしたKENJIは、その午後には大きなチャレンジをする表情に戻っていました。結果、順位を5位まで上げることに成功しました。

どんな状況であっても、最後の最後までチャレンジをするというMarauderでの取り組みが活きた結果だと思います。
本人は決して納得していないと思いますが、立派だったと思いました。



さて、本日の日本勢、先ずは入江選手が50BKにおいて、巧みなタッチ技術で接戦を制し、見事金メダルを獲得したことを皮切りに、高橋選手(400IM)が銀メダル、鈴木選手(200BR)が8コースからの(!)銅メダル獲得を果たすなど、全体的に「良い流れ」が起きた1日だったといえます。

迎えた最終レースである男子8継。
インカレにおいても、最も盛り上がるこの種目、日本チームが魅せてくれました!
まず、200FRを最も得意とする選手が2人しか含まれないナショナルチームの8継メンバーをみて,複雑な気持ちにもなったのですが、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれる素晴らしい泳ぎを示してくれました。

このメンバーでの銀メダル獲得は本当に素晴らしい。インカレの8継を彷彿とさせる熱いレースだったと思いました。
一時はトップをとりながらも最終的には闘いに敗れてしまったレースを振り返り、アンカーの内田選手が本当に悔しそうな表情をしていたことが印象的でした。
銀メダル獲得でも、そしてタイム的にもチームとしては素晴らしといえる結果であるのに、やはり「優勝したかった」との想いが強かったのでしょう。何れにしても、4人の気持ちの入ったレース、見応えがありました。
明日からも、この”流れ”で頑張って言って欲しいと思います。
ちなみに、Marauder代表たちは、明日、明後日とレースはありません。


Marauder本隊も、”仕上げ”前の貴重なトレーニングを大切にして、そして2011のチームで頑張れるかけがえのない夏を大切にして頑張ってください!


それでは