2013年9月9日月曜日

SOMEWHERE OVER THE RAINBOW

こんばんは

3日間の”戦い”が終わり、343日
に及ぶ、Marauderの2013シーズンの活動が完了となりました。

強く、”凄い”リーダーたちが率いるチームが、幾多もの試練を乗り越え、優勝に辿り着くというストーリーを想定していましたが、願い叶わなず、無念の総合2位という結果に終わりました。

もちろん、選手達は”特別の思い”を抱き、必死に戦ってくれました(尤も、その”特別”は、僕達スタッフの方が強かったかもしれませんが)。
そして何より”チーム力”が至るところで光る! そんな戦いを展開してくれたと思います。

大会記録に迫る記録で優勝を果たした4継、中大記録を更新しながらも惜しくも2位となった8継に象徴されるように、今年の中大は,FRのスプリントを軸とした”戦力”に支えられました。
そして、それは、リーダー達を中心とするものでした。


エースである慎理は、日本記録の更新こそ果たせませんでしたが好記録で2冠を達成しました。

得意の200のみならず、100においても3位入賞を果たし、3日目には8継の1泳において、その日4本目のMaxチャレンジであったにもかかわらず、個人種目を上回る記録で泳いだ千彰や、個人種目での表彰台は果たせなかったものの、やはりFRの中心的存在として3日間を戦い抜いた淳平は、やはり大黒柱としてこの戦いを支えてくれました。

また、「神のタッチ」で大接戦となった100FLYを制した雄司、出場種目すべてにおいてベスト記録を更新し、いぶし銀の活躍をみせつけた晋太郎、大方の予想を裏切る爆泳で激戦の100BR・2位に食い込んだ政樹、1年生ながら高得点を稼いで来てくれた祐斗など、輝く活躍を示してくれた者たちはもちろんのこと、皆で最後の最後まで、諦めることなく優勝争いに加わり、堂々とした戦いを展開してくれました。


”マイナス”となった部分を埋める
様々な努力や試み、個々の悩みや葛藤を乗り越えて戦いに向かった者たちを目の当たりにした立場から言えば、もちろん「最高の結果」を得ることはできませんでしたが、2013のチーム・Marauderがし得る「最高の戦い」を展開出来たことは間違いありません。


この背景には、やはり、リーダーたちの働きが大きかったことは触れておく必要があるでしょう。ことある毎に、人の心を動かす『スピーチ』を披露し、自らも200IMで自己ベスト記録に1/100に迫る気迫の泳ぎでチームを引っ張ったキャプテン拓未を筆頭に、自らも自己ベスト記録を更新し、多くのMarauderたちに勇気を与え、さらには『気持ちを入れまくって』応援団長に徹してくれたリュウ、チームの頼りになる参謀として大いに貢献してくれた真生、劣勢だったBKチームを先頭に立って率い、誇り高い戦いを100BKで示してくれた涼太、気持ちの入った泳ぎと誰よりも優しいコミュニケートでチームを支えてくれた一樹、奇跡的な復活を示してくれた毬沙....みんな、輝いていました。



「優勝以外は、負けである。」

確かに、そうだと思います。
それでも、”本気”で優勝を目指し、目標を設定し、それに向かって精進し、悩んだり、恐怖と戦ったり....そして、それらを乗り越えてきたという”本気の努力”はしてきたと思います。
そして、精神的には”むちゃくちゃ苦しい”なかで、”本気”で勝利を信じ、最後まで戦ったということも知っています。

良いじゃないですか、それで。

そんなチャレンジが出来たこと自体、心底幸せなことですし、普通の感覚では想像することすら出来ない、「総合優勝へのチャレンジ」をやりきったわけですから、誇りに思って欲しいと思います。

”本気でチャレンジする”ことなんて、人生でどれだけあることか。

それを”チームとして”取り組むことの難しさ、僕は知っています。その、半端無く難しい課題に対し、”本気”で挑んでくれたMarauderたちを、僕は誇りに思いますし、その”大健闘”を心の底から称えたいと思います。

「お疲れさまでした!」

「強さ」と「凄み」で、その”最高のチャレンジ”の先頭に立ってチームを引っ張ったリーダーたちを、”本気”で称えたいと思いまし、感謝したいと思います。

「ありがとう!」

Marauder引退とともに、新たな人生の扉を開くことになると思いますが、心からその門出を祝いたいと思います。

"I Wish You Well!!!"

インカレの詳細は、何れ作成するであろう、インカレのダイジェストVideoにてご報告したいと思います。

今シーズンの競技会も、後は、東京国体を残すのみですね。


◆    ◆    ◆    ◆    ◆

最近は、ROCKの名盤を紹介することがすっかりなくなった当BLOGですが、インカレのMVで使った”名曲”紹介については、遂行しておきたいと思います。

まず、インカレのMVでは、4年生がその
製作に協力してくれます。
今年は、iMovieを使って、千彰と拓未がムービーを作成してくれました。それが、冒頭に使われている『映像部分が小さい』ショートムービーです。

このムービーのBGMとして使ったのが、ABBAのオリジナルアルバムとしては最後の作品となった"The Visitors"収録のバラード、”One Of Us”です。牧歌的なムードを持つこの曲は、聴く者を優しさで包んでくれる、そんなパワーを持っているように思います。
ABBAの名曲たちは、僕にとってふるさとのような感覚です。小学生の頃、兄が良く聴いていたABBAの曲は、自然に僕のからだに染みついている感じで、懐メロ的歌謡曲を聴くよりしっくりきてしまいます。

リーダーたちの下級生に対する思いを表現するメロディとしては最適かと思い、使用しました。


途中から、IMPELLITERIの”Somew
here Over The Rainbow”の終盤に切り替え、ショートムービーのエンディングに繋げています。

言わずと知れた、「オズの魔法使い」の挿入歌(邦題「虹の彼方に」)ですが、クリス・インペリテリの手により、超絶速弾きをフューチャーした荘厳なギターインストルメンタルに生まれ変わっています。
IMPELLITERIのヴァージョンは、「勇気をもらえるようなメロディ」だと感じていましたので、いつか使おうと考えていました。
本当は、そのイントロ部分から使いたかったのですが、このショートムービーにはテクニカルなギターインストの後の部分しか使っていません。機会があれば、フルバージョンを聴いてほしいな...と思っています。

それでは!

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