2008年9月30日火曜日

トレーニングプログラムの土台づくり

こんばんはrain

新しい週です。そろそろ、泳ぎ始めていることと思います。僕のほうはというと、新たなるシーズンのプログラム作成に、本格的にとりかかりましたbuilding



 昨シーズンの分析など、「これから」に必要な作業はだいたい終わっているので、あとはそれらと「にらめっこ」しながら、「空想力」を働かせ、選手1人1人の特性を考えつつ、プログラムの土台を創っていくことになります。この「空想」がとても大切な作業になるのですが、今日は1日中、それをやっていましたflair



 「空想」といっても、ただただ頭の中で考えているだけではラチがあかないので、きちんと整理していきます。たとえば、これから1年間の試合の予定はわかっているので、それに合わせて自分なりのカレンダーやスケジュール表を作成する→スケジュールに合わせて大まかな予定を立てる→「週毎に、どのようなイベントがあり、それによってどのような影響を受けるか」を検討する(学校行事だとか、水泳部内で行う各種テストのタイミングなど)→週毎に「できること・できないこと」を整理する→それに応じて大まかな予定に微調整を加える、といった作業を想像力を駆使してやっていきます。



 草案ができると、しばらく「寝かせて」から、もう一度考えます。その後、実際に、どれくらい泳がせるべきか、どのような陸上補強トレーニングをすべきか、を詳細に検討していきます。ここで、これまでのトレーニング管理記録やトレーニング時の測定データがとても役立ちます。



 以上は、とても時間がかかることなのですが、僕にとって欠かせない作業になります。そのために、水泳部関係のほとんどのトレーニング関連データを僕が管理させてもらっているといっても過言ではありません。膨大な量のデータがあるのですが、集中して考えて、イメージの強化をはかり、選手の前に予定表を出すときには、自信と誇りをもって呈示できるようにしたいと思っています。





 ま、現段階では、まだ「空想」第1段階なので、これからどーなっていくか、ということのピントは完全には合っていません。楽しみながら創って行きたいと思っています。目標や対象がシーズン毎に変わるので、いつも同じやり方にはなり得ない。そこが難しくも面白い部分ですcoldsweats01



 様々なコーチが活躍し、様々なコーチングが存在します。僕は、「これまで」を大切にしながら、それらを整理し、きちんと考え、予測しながらプログラミングをすることが好きだし、それが一番上手くいくと、少ないコーチング経験ながら感じています。「その場」勝負でのコーチングもできるのだろうけど、毎日をその積み重ねでやっても、僕の場合「ベスト」にはならないpout。「空想」がイマイチだったり、予測が浅はかでうまくいかないこともありましたが、それでも「いきあたりばったり」でやるよりは、良かったと思っています。もちろん、「まだまだ」な部分が多いのですが、このやり方での成功率は年々高まってきています(たまたまなのかもしれませんが)happy01





結構、複雑なことをやるのが好きなのですが、これをBLOGで伝えるのはむつかしいですね。詳細を書ける日があれば、少しずつ紹介したいと思います(うまく伝わるかな...)。





cd cd cd cd cd 





さてさて、ロックなToruさんの時間です。





 いや~、インカレビデオ創作も、上記に並行してやっていますが、迷うのは使う楽曲ですね。使いたい曲、使いたいアーティストはヤマほどあるのですが、曲調があっていない、とか、音質が悪い、とか、その日の気分にあっていない、とかイロイロあって、泣く泣くボツにすることがほとんどです。気がつくと、僕が本当に使いたい曲(悲しげで、ドラマティックな長い曲が多い)は、実はなかなか使えない場合が多いなぁと途方に暮れることも..。



 以前も書きましたが、Videoに使っている曲のほとんどは、「普遍的」に愛されるような、割とポピュラーミュージックに近いものが多くなってしまうのです(嫌いな曲は絶対に使いませんが)。そんななかでも、今日紹介するこの曲は、かなり気に入っているし、思い入れのある曲です。

 今年の五輪選考会(選手権)前のミーティング時に使ったVideoのタイトルトラックなのですが、このVideoは、オリンピックを追いかけ続けるMarauderの気持ちを軸にアイデアをまとめたものです。この曲を使ったVideoを、五輪イヤーに必ず創る、という構想だけ、3年くらいかかえていました。そんなわけで、今日は、現役時代にも良く聴いた、「燃える曲」"Dreams"を紹介します。


















"Dreams"





from "5150"





VAN HALEN



(1986)


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 衝撃のヴォーカル交代劇があった後、初めてリリースされた5150は、既に日本でも超人気を誇っていたVan Halenファンのほとんどが、「恐る恐る」、あるいは「最初から期待しないで」聴いたアルバムだったのではないでしょうか。僕は、元々Sammy Hagarがお気に入り(名作"Standing Hampton"の頃から)だったので、めちゃくちゃ期待して聞きました。



 1stシングルとなったWhy Can't This Be Love?はイマイチだな~と思いましたが、このDreamsは、今までのVan Halen観が大幅に変わってしまうくらい(初代Vo時代も好きでレコードも持っていたが、思い入れのあるバンドではなかった)、僕に衝撃を与えてくれました。



この曲と、"Love Walks In"(昔からのVHファンが最も気に入らない曲?)で、僕は新生Van Halenの大ファンとなりました。時には土着的なRockベースのHard Rockを披露する、技巧派アメリカンロックバンドだったVan Halenが、楽曲でも勝負できる普遍的な魅力を持つバンドとして認知されるようになったのが、おそらく5150だと考えています(その前兆は、前作である"1984"からみられていましたが)。



そして、僕にとってのVan Halen#1ソングは、JumpでもYou Really Got MeでもDance the Night Awayでも(Oh)Pretty WomanでもRight NowでもCan't Stop Lovin’ Youでもなく、この曲なのです。



 印象的なイントロ、一緒に歌える覚えやすいサビ、心を熱くさせる歌詞、エディの最高音質(エディの音は素晴らしい)での流れるようなギターに加え、僕が大好きなサミーの歌声...たまらんです。素晴らしいギター、素晴らしい楽曲、素晴らしい歌声の入ったゴージャスなロックを聴きたくなったら、迷わずコレを聴いてくださいsign01





ではまたpaper





あ、そーそー、一昨日のBLOGでキリン食堂のことを書いていて食べたくなったため、昨日の晩は相模原まで行ってきました。僕のお薦めの品には、「トロこぶそば」と言う名前がついていました。失礼いたしました!。それにしても、チャーハンはやはり絶品でしたhappy02

 



2 件のコメント:

  1. 今日は私のためになるお話をありがとうございます!ぜひ仕事の参考にさせていただきます!!
    ところで,わが家のMarauderも,高校までお世話になっていたSCで泳ぎ始め,ごくごくゆっくりと始動したようです。大学に帰りましたら,またよろしくお願いいたします!

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  2. そうですか。
    来年のさらなる飛躍、期待しています[E:up]

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