とりわけ、僕がみている中長距離+BRたちについては、WK33までの強化トレーニングを「どのように消化し」、その後のレースに活かすか? ということを「自分で考え、それを具現化する」機会に設定した次第です。
”刺激”と”休養”をどのようなバランスで取り入れるか、この点について真摯に考えてみる機会を与えたという感じです。
この点、これまでの頑張りで溜まった疲れを癒す方が良いパフォーマンスに繋がる可能性は高い反面、これまでしっかりと動かしてきた身体に、突如刺激を与えなくなると帰って機能が低下するという可能性も否定できないわけです。
殆どの選手は、前者を強調した3日間にしたと思われますが、その成果やいかに?
選手権と同等の結果を残せた者と、明らかに選手権よりも悪い結果となった者とが、ほぼ半々になり、1年生やこの大会だけに参加した選手は良好とは言い難い結果に終わりました。
すなわち、ベストタイムを出すとか、選手権と同等のタイムを出すという観点で見た場合、半数以上は、「上手く出来なかった」ということになります。
これまで出来なかったレース展開を実現出来た者、
ペース配分に関し、大きなヒントを得た者、
自分のカラダをコントロールするためのヒントを得た者、
単純に、これから「より頑張る」ための刺激を得た者などなど...
前向き、かつ「爽やかな感じ」で今後に活きるであろう課題をみつけられた者は、”大きなチャンス”をつかんだといえます。
他方、3日間の自由トレーニングでの取り組みがイマイチだった、
そこに至るまでの「ケア」が不充分であったため、レース当日にどのような努力をしても大きな効果が得られなかった、
レースそのものへの取り組みを誤った...などなど。
深く反省すべき事柄がみつかり、多少凹みながらも今後に活かすチャンスを見つけつつある者も、「夏の飛躍」の可能性を残す者といえるでしょう。
思い通りにいかなかった理由は様々です。
そう、必ず、結果に対する原因は存在します。
その全てを「メンタルだ」とすることは容易いのですが、僕はそういう考え方が嫌いです。
僕の方では、すべてのレース結果に対し、いわゆるメンタル的問題を除いた「ふり返り」は完了しています。
Marauderたちも、WK34に関することのみならず、選手権が終了してから、特にWK31~34までの取り組みが、どのようなものであったかを顧みて(それ以前のふり返りは完了しているハズですから!)、邁進して欲しい欲しいと思います。二度と訪れることはない、かけがえのない”今年の夏”に向かって。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇

甘みの強いクリーミーな味噌ラーメンを食べたくなったら迷わずここ、と思わせる”強み”は変わらないな~...
それでは!
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