2014年5月28日水曜日

QUIET WISH

こんばんは



充実の富山合宿が完了し、本日、八王子に帰還しました。

明日から、全員合流してのトレーニングに移行していきます。




一昨日、昨日は、恵まれた富山の長水路環境を最大限に活用させていただき、レースに直結させやすいトレーニングに臨んでもらいました。

先週までのHARDトレーニングの結果、肉体的には相当なダメージを負っているものの、気持ちの充実度で良いトレーニングにつなげようと努力している者が多かったように思います。

トレーニングを「ただやるだけ」の者と、課題や目的意識を持って取り組む者とでは、トレーニングにより得られる結果が大きく異なるものと思います。

1年生(+α)については、このあたりの取り組みが「まだまだ」と感じられる場面がみられましたが、徐々にこれらも改善されていくことでしょう。

何れにしても、とっても良い合宿だったし、良いきっかけを得ることが出来たのでは無いかと考えます。

今回の合宿においても、加藤裕雄コーチ(中央)には、Marauderたちが使いやすいように細かな点まで気配りをいただき、本合宿をコーディネートしていただきました。

また、吉井純トレーナー(右)には、日々のトレーニングにより疲弊してきている選手の回復に多大なる貢献をしていただきました。

お二人には、心から感謝の意を表したいと思います。

ありがとうございました!

★     ★     ★     ★     ★

今回の合宿中に得られた富山グルメ情報part2。

先週末、中大OB、高岡在住の大石隆文夫妻にお会いしました。
場所は僕のお気に入りのお好み焼き屋、「洋風お好み焼き よっちゃん」(砺波市)。



関西風のお好みですが、この店なりのアレンジを施していて、それぞれが大変美味しくいただけるレベルに仕上がっています。
とん平、ピザ玉、ネギ玉、ミックス玉、インド焼き、海鮮焼きそば、ゲソ焼きなどを、大変美味しくいただくことができました。

大石くんは、素晴らしい家族に見守られ、幸せな時間を過ごせたようでご覧のような表情。

心温まる1日でした。


お次は、またまたラーメンです...

富山では割と評判の「変わったラーメン」をいただきに「ひでお屋・婦中店」に訪れました。

お目当ての「バジルラーメン」はこのようなもの。
ジェノベーゼソースっぽく仕上げられた豚骨ラーメンなのですが、しょっぱすぎず、バジル過ぎず、豚骨臭もないという、バランスのとれたラーメンに仕上がっていました。

個人的には、もっとイタリアン寄り(?)の仕上がりを期待したのですが、意外にもおとなしい味でした(でも、なかなかの逸品!)。

ついでに頼んだ、チーズチャーシュー丼も美味しかったですし、また訪れてみたい店リストに入りました。

最後は、富山に来たら外せない店「タージマハール」。
「よっちゃん」同様のお気に入りで、史上最強のタンドリーチキンを食べさせてくれる名店です。

かのタンドリーチキンを超
える味は、今まで食したことが無い。チキンティッカのような料理を食べたことが無い。
今でもそう思える2つの看板料理をいただきました(今回はカレーは無し!)。
柔らかいチキンに、カレーなみにたっぷりとかかったソースが最高です。

ちなみに、これらすべてのグルメツアーのすべて、加藤先生につきあっていただきました。
この点においても、大変お世話になりました!!!
次回が楽しみです。


それでは!!!

2014年5月25日日曜日

TAKE US ALIVE

こんばんは

34週目である、富山合宿の1st weekが終了しました。


長水ならではの技術発揮や構成力は、やはりこういった環境でトレーニングを重ねることでより磨かれていくでしょうから(当然、ただ泳ぐだけでは難しい...)、ただ闇雲に頑張るのではなく、改善意識を持って臨んで行くことが大切になります。

この富山のプールは、個人的にはかなり泳ぎやすい長水路プールだと感じています。
そのプールで挑む、RPタイプのメインでは、次々に好タイムがたたき出される場面もしばしば。

ここまでに培ってきたベースを武器に、3~4月の期間に体に染み込ませた”レース感覚”を呼び戻させながら行うトレーニングは、一気にMarauderたちの「実践力」を引き上げたような感覚を持ちました。

週末には、チーム全員で挑むCrash & Burnが敢行されました。
実際のレース同様、ただ頑張るだけではなく、タイムが落ちやすいところや、泳ぎ以外でタイムの短縮が望めるところの改善を目指して挑んだ者は、かなり良い手応えをつかんだことと思います。

実施後には、VIDEO(通常・水中)を使って振り返ったり、ストローク変数が載ったデータをみながら、次への課題を見つけ出そうとする姿もみられました。

合宿はあと僅か3日ですが、感謝の気持ちを忘れず、そして向上心をいつも以上に持ちながら精進していってほしいと思います。


◎   ◎   ◎   ◎   ◎

この合宿期間、個人的に、富山の名店に訪れる機会をいくつかつくりました。

ラーメン店として外せないのが「万里」。慎理くんもかなり気に入ってくれた様子のこの店は、相変わらず強力な富山ブラックを堪能させてくれます。
今回は、期間限定の「土佐丸」仕様のチャーシュー麺をいただきました。
もう最高。

もともと、魚介の風味が楽しめる富山ブラックでしたが、こだわりの海苔と本枯れかつお節のパワーで、さらに魚介系の香りが豊かになります。
これらがチャーシューから出る肉のうまみと相まって、後半になればなるほど旨味は増していきます(これぞ万里マジック)。

ちなみに、上の写真のような状態で出てくるのですが、1枚海苔の中央あたりから麺を引っ張り出しながら、徐々に節と海苔をスープになじませながら、そしてチャーシューも崩しながら食べていくと言うスタイルをとります。
その結果、下のような写真に変貌します。

とにもかくにも、最高でした。

万里の他に、「蔵王桃花」という、ブラックではないあっさり魚介系醤油ラーメンを堪能させてくれる店にもいきました(加藤先生も初めてのようでした)。

いただいたのは、「もち豚醤油」。

万里のような強烈な個性は持っていないけど、週に1回は食べたいな~、と思わせてくれるシンプルな味に好感がもてました。魚介風味も、ほのかに感じる程度です。
看板となっているチャーシューは、肉の旨味がきちんと楽しめる逸品でした。


富山高専(ニッタイOBの仁木先生が勤めている)の近くの「つづみ」では、「マイルドな家系ラーメン」をいただきました。
口の中に残らない程度の豚骨に魚粉をまぶした感じのラーメンで、濃厚醤油と謳っているけれど、かなり上品な味に感じました。

万里の王座は揺るがないとして、「蔵王桃花」はなかなかいける、少なくとも「五衛門」よりはイケるのではないかと感じた次第です。
体育センターから近いですしね。


それでは!!!










2014年5月19日月曜日

LEARN TO FLY

こんばんは


JAPAN OPENまで、ちょうど1ヶ月となりました。

ホームプールでじっくりと4週間かけて行ってきた”貯め”づくりは先週で完了し、今週からいよいよそれぞれのレースに最適な状態を作り出す段階に入っていきます。




”タメ”の最終段階にあったWK33、皆良く頑張ったとは思います。
スイムにおいても、Strengthトレーニング(ウエイト)やドライランドトレーニングにおいても、それはしっかりと現れていました。

しかし、その分のツケは小さくなく、思い通りに泳げなくなってきた者も続出した週だったといえます。

思い通りに泳げない、その状態を変えることができずに泳ぎ続ければ、進化を起こすどころか、下手な泳ぎの練習にもなりかねません。
現段階は、さらなる工夫と努力が必要になる、最も大切な時期といえるかもしれません。

先ずは自分を知ること。
そして、自分の良さが何であるか、再確認すること。
最終的に、自分の良さを引き出すための方向性や方法を把握すること。

この時期に、こういった至ってシンプルだが、極めて重要なことを少しでもわかるようになれば、”進化”を果たすチャンスを手にすることが出来るのだと思います。


さて、WK34、つまり今週からJAPAN OPENをにらんだ”富山合宿”に突入しました。
今年2度目の”富山合宿”ですが、5月に富山に来たのは、僕自身初めてのこと。
美しも雄大な立山連峰に見守られながら行う合宿は、最高です。



◎    ◎    ◎    ◎    ◎

よくお世話になっている立川の「たま館」の店舗の一部に変化が訪れました。
すなわち、「怪人二十面相」であった場所に、新たに「雷一家」という店が入りました。

早速試してみましたが(というか、5月のある日に訪れたら、偶然入替があったので、試してみた...という感じです)、なかなか美味しかったです。

かなり高粘度の濃厚スープは、体育会系にはかなり好まれそう。特に、家系のラーメンが好きな人はハマる味だと思います。麺を大盛りにしても無料ですし...(300g)。

超濃厚だけど、きちんと最後
までスープを飲み干せたので、くどすぎることも無いと思います。

トッピングのチャーシューは豚と鶏が1枚ずつ。
意外にも味がしっかりとしみこんだ鶏チャーシューが美味しくいただけました。

僕は比較的好きな味ですね。
濃厚なラーメンを食べたい!と思った時、その候補の上位に入る店だと感じました!

それでは!






2014年5月10日土曜日

HIGH ON YOU

こんばんは

32週目が終了しました。
今週もHARDなトレーニングが続きましたが、みんなよく頑張ってくれたと思います。


月午後のBLUE+MAX、火午後のDIE HARD、木午後のSHIFT CHANGE、金午後(MD1は土朝)のDIE HARDと、トレーニング量を確保しつつ、レースに近い頑張り、速度での泳ぎを繰り返し再現するHARDなトレーニングが中心となりました。意外にひねりが少なく、クラシカルな(!?)ワークアウトが多かったと思います。



ざっくりといえることは、「選手権前よりも進化している」ということ。もちろん、1年生についての評価は難しいですが、2年生以上のメンバーについては、随所に「進化のしるし」を認めることが出きました。

今シーズンは、例年と違って、3peaks(3回の大きな大会に対して仕上げて行くという意味)のスタイルをとっていますが、そのためのトレーニング計画の立案も、僕にとっては新鮮で、興味深い仕事となりました。

全体的にみれば、うまく進んでいるほうかな、と思っています。

トレーニングプログラムについては、「今だからやるべきこと」を抽出し、それをWorkoutに反映させているつもりです。


New DISTANCE
何が何だかわからない1年生(!)は別として、2年生以上のメンバーには、このあたりを少しでも理解してもらうと、今取り組んでいるトレーニングが興味深いものになっていくと思います。
New MD1 <F>



今回、いくつかの写真で紹介してきたように、選手権以降、1年生が加わり、それぞれのトレーニンググループの編成も少し変わって来ました(その他のグループはまた今度...)


New MD1 <I>
1年生の存在も、2年生以上のメンバーにとって大きな刺激になっていると思いますし、今回僕のトレーニングを新たに始めたメンバーも、大きな刺激を受けているものと察します。


New MD1 <S>
僕が処方しているトレーニングは、メインとなるワークアウトのみならず、その前に配置されているドリルワークやテクニックワークの内容やその配列には意味があります。
それがどのようなものであるか、理解を深めていけば、自分でやるべきこと、意識すべきことがわかるようになってくると思います。

受け身でトレーニングをしている限りは、進化を果たすことは難しいでしょう。

Marauderの多くの選手は、時間をみつけ、Workoutで指示されている以外の努力を追求しています。「泳ぎを進化させるために必要だと思うことを」をみつけ、それを実践しているわけです。

新たに加わったメンバーたちにも、こうした「自分の意思で」行う努力が、適正な方向で増えていくことを願っています。


◎     ◎          ◎      



ラーメン記事は久々ですね。
選手権後に、既に多くのおいしいラーメンをいただきましたが、このブログ初登場の店を紹介します。

国道20号バイパス沿い、八王子の高倉にある「十八製麺」。
かつて、「ラブラブ」というディスカウントストアがあったあたりですね。

おいしいと評判のこの店に、ようやく最近行く機会を得ました。

王道のラーメン(つけ麺)をオーダーせず、いきなり期間限定の「辛しおラーメン」をたのんでしまいました。写真にある立て看板の影響ですね、完全に。


清湯系のラーメンで、しっかりとダシが効いている、丁寧につくられた塩ラーメンに、適度な辛さが加わった逸品でした。
塩ラーメン本来の良さを殺さない程度の適度な辛さ、という感じですかね。

仙川の絢(けん)同様、柔らかく適度に味付けされたチャーシューや、かなり長くて食べ応えのあるメンマも美味しかった。

ラーメンの横にある炊き込みご飯は、無料でつけてくれるので、麺大盛り+炊き込みご飯で、結構がっつり食べられると思います。

ちょっと通ってみたい、と思わせてくれた、比較的近場のラーメン屋でした。そもそもこの店の看板であるつけ麺は是非とも近いうちに....
ちなみに、昼時はすごく混むそうです。

それでは!

    


2014年5月4日日曜日

HIGHER GROUND

こんばんは

1週間がとにかく早く感じます。
今週もあっという間に終わってしまいました。(HARDなトレーニングを課している選手側からみれば、長い長い1週間だったのかもわかりませんが...)

WK31は、まさに「泳ぎ込み」の週でした。
インター合宿にもいかず、中大でしっかりとした泳ぎ込みを!ということで、僕自身も気合いを入れてこの週に臨んだつもりです。

その始まりは、久々のLactate Curve Test。
泳ぎはじめて間もない時期でしたが、ある程度「想定範囲内」の結果が得られたように思います。
おしなべていえば、ベース部分(血中乳酸濃度4mM以下の泳ぎ)に大きな改善はなく(低下していた者も居たくらい)、ラストの泳ぎで「泳速度ー血中乳酸濃度曲線」を良い方向に持って行く、というパターンが多かったように思います。

コンディションの良さと、著しい機能改善の途中にある者が多いことがうかがわれました。
中でも、テストの結果導出されるV4(血中乳酸濃度4mMに相当する泳速度)が”中大新記録”となった陽平や、V4ベストを大きく更新したつっつは素晴らしい出来でしたし、ラストの”最大努力泳”でベスト(テストにおける...です)を更新した千彰、タカ、安野、哲也も良い感じでした。

火曜、木曜、金曜のメインは何れも泳ぐ泳ぐ、のメインとしました。
求めるペース、運動強度を泳距離でコントロール、という感じのトレーニングですかね。
ここでも、”意外に!...”というような
泳ぎや頑張りを見せる者が比較的多くみられました。

その中には、「この後」に活きるであろう、貴重なヒントを見いだした者や、「変わる」きっかけを見つけた者もいたことと考えています。

まだまだ強化練は続きます。
最高の自分、最高のチームを探す旅は、まだまだ始まったばかりです!

★     ★     ★     ★     ★

MV、”FLY HIGH"の挿入歌の「残り」を紹介します。
END ROLLのメインとしたのが、”レッチリ”の"Higher Ground"でした。
今回は、少しグルーヴィーな感じの曲を、やはり、"high"か"fly"を含む曲から探してみました。
言わずと知れた、スティーヴィー・ワンダーの曲を、「はっちゃけ」バージョンに変えたレッチリ初期の名曲ですね。

そして、これに続けたのが、THUNDERの同名異曲、"Higher Ground"です(選手コメントのBGMになり、ほとんど聞こえませんが)。

どちらかといえば、僕はTHUNDERの音楽性の方が好きですし、1stアルバムに収録されているブルージーなこの曲はお気に入りの1曲ですね。ダニーはやはり歌が巧い!

ちなみに、この写真はイギリスや日本よりも遅れてリリースされたアメリカ盤のものですが、こっちの方が格好良いかな、と当時感じました。

それでは!