2016年10月2日日曜日

FAR FROM THE STARS

こんにちは

ご無沙汰しておりました。

Marauderにおける2017シーズンは、9/20から始まっております。

上半期最大の目標となる日本選手権に向けて、30週という長いトレーニング期間をとれるのは久しぶりのことです。


今週から本格的スタートとなりましたが、五輪シーズンであった昨年よりも、むしろ良い雰囲気でスタートが切れているのでは無いかと感じました。

DIST/MD1/BREASTチームは、新たな4年メゾサイクルを迎えるにあたり、”さらに挑戦していくために必須となる基礎をがっちりと構築していくために、何はともあれ「レクチャー」から開始すると共に、どちらかというと"陸トレ重視”の方向性で頑張ってもらいました。

すなわち、”バイクトレーニング”や”ランニング”という、現Marauderたちが経験したことのないトレーニングに挑戦してもらっている次第です。


敢えてバイクで登り坂を全力で漕ごうなんてしたことない者がほとんどだし、持久走の時間にはサボることしか考えていなかった選手も少なく無いと思います。

”だからこそ”得られるトレーニング効果を、新しいことに挑戦するちょっとした楽しい感覚で”頑張り”、しっかりと獲得して欲しいと願っています。

シーズン初期にこのようなトレーニングを導入した2006シーズン、2009シーズン、2013シーズンの何れも、良い結果が得られていますので、迷いなく頑張っていきましょう!


バイクトレーニングルート(9/279/30



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7年間、Marauderで競泳活動に勤しんできた石橋千彰が、いわて国体をもって現役を引退しました。

インターハイで決勝に残ったイチ中距離選手として入部した千彰が、中大に来て”激伸び”し、ロンドン五輪、ユニバーシアード、東アジア大会といった国際大会で活躍し、インカレでも表彰台の常連となるまでに成長したことには、いくつもの理由があったのだと思います。

とりわけ学生時代には、その実直さと努力性で、中大のトレーニングプログラムから得られる効果を可能な限り引き出してこれたことが大きかったと思います。

泳技術の改善・習得についても早く、あっという間に良い泳ぎを創り上げることに成功したという印象です。

当時の彼のあこがれであった日原将吾も、トレーニングは圧倒的に強かったのですが、その彼を凌駕するトレーニングが出来てきた頃には、「ひょっとして...」という爆発的な"何か”を感じるようになりました。

僕がやって欲しいことと、彼が成し遂げてきたことの方向性がほぼ一致していた頃が、2011~2012年頃だったのだと思います。

その後は肩の負傷に端を発した”不調”の時代が続く中で、自分の感性をさらに磨き上げながら、技術的な試行錯誤を重ねながら、そして常に”新しいことを吸収”する姿勢を貫き通し、「とにかくひたすらに努力する」頑張り続けたその姿は、まさにMarauder全員から敬われ、慕われる、Marauderの看板的存在だったといえるでしょう。

国体での最後の力泳後にみんなに大いに祝福されたことが、それを物語っていたのだと思います。



そして、今週初めのチームミーティング時には、わざわざプールに出向いてくれて、「彼らしい締め」として、現役選手みんなに向けて、スピーチを披露してくれました。

僕は、あんなに素晴らしい選手と出逢うことが出来て、本当に幸せでしたし、彼を指導することで、僕自身にもたくさんの刺激を与えてくれたことに本当に感謝しています。

リオ五輪の選考会の後、凄い辛かったはずなのに、僕のところで引退まで泳ぎ続けてくれ、みんなの手本であり続けてくれたことについては、感心を通り越し、感動的ですらありました。

これからは全く新しいステージに進むことになると思いますが、彼ならば必ず成功すると信じています。

本当にお疲れさまでした!


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昨日、OB伊藤忠治と見上しおりの
結婚披露宴に参列してきました。

2012年(インカレ総合優勝しています)シーズンの主将と主務のカップルです。

冒頭に流れた結婚式の様子をまとめたムービーも素敵でしたし(どこぞのタレントのようだったね)、料理も美味しくいただけましたが、何よりもアットホームな色合いの濃い、素晴らしい式でした。

MarauderOBたちが多かったこと、さらに高校時代の水泳仲間が多かったことが、アットホームな雰囲気を促進してたように思います。

選手とマネージャーが”おつきあい”をするケースは少なくないと思いますが、結婚に至ったケースは僕の知る限りでは3例目かと思います。

辛くも楽しい、濃密な時期を2人で乗り越えてきたからこそ(とりわけ2012シーズンは色々なことが起きた年だったし、チームがまとまらない危険性も孕んでいたけど、忠治たちの代は上手く乗り越え、総合優勝に導いた!)、信頼関係が強いのだろうし、特別な絆を作ってくれたのだと思います。

何があろうと2人で力を合わせて乗り越え、充実した素晴らしい人生を送って下さい!

末永くお幸せに!!




それでは!!!

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