2009年4月1日水曜日

RACE PACE

こんばんは

週が明けて、本格的なPACE練習の週に入りました。

PACE WORKの基礎は、既に合宿時に出来ているので、今週から行うRPでは、より「本番」に近いシチュエーションを想定して、「マジ」で取り組むことを要求しています。

長水での実施ということが前提になるため、「外部協力施設」でのトレーニングが中心となります。

昨日は、「教育機関では最古の屋内50mプール」である玉川大学に行ってまいりました。

中大からは、車で30分程度の距離にあり、僕がたまに脚を伸ばすお気に入りのラーメン屋、「雷文」の近くにあります。

玉川大のKANAI先生とは、辰巳で開設されていた「水泳医科学相談室」で仰せつかった相談員業務で一緒にお仕事をさせていただいて以来、大変お世話になっております。

高所環境からおりて、adaptation期間を経て臨んだ長水でのペースワークは、「心肺機能的にはかなり楽なのに、うまく泳げない」という者が少なくなかったようでした。

こちらからすれば、すべて想定範囲内のことなので、ほぼ問題なしという感触を得て、玉川を後にしました。


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そして本日は、10年以上お世話になっている、自衛隊体育学校へ、大型バスにて行って参りました。

自体校も、五輪以降体制が変わり、監督やコーチングスタッフがほぼ総入れ替わりとなっていました。唯一、SHUSUKEヘッドコーチを除いて...

これは、自体校のIMAI監督にお言葉を頂戴しているシーンです。左端のノッポさんが、元祖イケメンスイマーであり、我がMarauderのOBであるITOヘッドコーチです。

ここで実施するのは、まさに”Race Rehearsal”。

レーススーツを身にまとい、選手権のレース順にしたがってオーダーが組まれたプログラムにしたがい、いわゆる"BROKEN"を実施していきます。

ただし、今回は1回目ということもあり、ブロークンせず、レースそのものを実施した選手は少なくありませんでした。

その結果ですが...

これが、こちらの想定以上の出来で、かなり良い感じで適応していることを確認できました。ベストタイムで泳いだものもいるくらいでして...

適応といえば、高所トレーニング終了後、体組成検査および血液検査を行いましたが、この結果からも、今回の準高所合宿が効果的であったことをうかがい知ることができました。

ただし、血液性状としては、肯定的な適応が認められているものの、うまく泳げない者が少数ですがいたことは確かです。この点、血液性状の改善だけで調子が決まるわけではないので、まったく心配はしていないですし、今後必ず上がって来るであろうという見通しが(個人的には)あったので、問題は感じませんでした。

おしなべて、本日は良い結果でしたが、気を抜くことなく、今後の大事な「まとあて」の部分に臨んでもらいたいと思います。


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自衛隊体育学校(朝霞)に「プチ遠征」するときは、愛車(!?)であるリード100でだいたい90分程度かけて移動します(選手は前述のように大型バス)。

大変っちゃー大変ですが、それでも結構楽しみにしていることがあります。

それは、僕の自宅と朝霞の中間地点である、食のまち、国分寺・小金井を通るからです。

東京学芸大学大学院時代には、この国分寺・小金井を隅々まで徘徊し、さまざまな食文化に触れました。

今日、かなり良い感じだったRPを終え、わくわくしながら久々のこのエリアへ遅めのランチをとりに出陣しました。

ただ、ちょっとタイミングが悪く、お目当ての店にはまるでたどり着けませんでした。

まず、向かった「ぷーさん」(カレーの名店)が定休日、次の候補地「みよし」(とんかつの名店)が準備中、さらに移動した「藤ノ木」(これまたとんかつの名店)も定休日で、仕方なく向かった先は、大学院時代、週に3回は通っていたラーメン屋(またか...)でした。

 大学院時代は、2/3の期間は競技を続けていたので、ヴォリュームがあり、パンチが強く、味の濃いラーメンを求めていました。そのときに、(近いということもあったが)一番通っていたのが、新小金井街道と五日市街道の交差点の近くにある「椿」です。

いわゆる「ラーメンショップ」の系列ではありますが、味の確かさではずば抜けていると思います。

大量のラードを使って醸し出される独特の甘みに、柔らかで肉厚のチャーシューが乗り、ごま油主体に味付けされた白髪ネギ....

既に廃れた(すみません)スタイルではありますが、15年前くらいは流行っていました。

これがなかなかに美味しい。

僕が好きなのは、つけ麺(イチオシ)と写真の「肉ネギ」。

通常、チャーシューなどの肉類は、うまくペース配分を考えて食べないと、後半では肉がなくなり、ちょっと寂しい思いをするもの。

ところが、この椿の肉ネギはですね、最初から肉を消費する勢いで頑張らないと、肉ばかりが残ってしまうという強者なのです。

現役時代、この肉ネギの大盛りを食べるのは、相当な勇気が必要でした。今では絶対無理。

あとここの特徴としては、「豆板醤を入れて完成するラーメン」という点があります。

今日行ったときには無くなっていましたが、店内に貼ってあるラーメンの写真が、オリジナルのラーメンに大量の豆板醤を加えたもので、あきらかに「真っ赤」になっていたのを記憶しています。あたかも、「ウチのラーメンはこーやって食うんだよ!」といわんばかりに...。

因みに豆板醤も、良くラーメン屋で目にする業務用豆板醤に大量の一味唐辛子をブレンドしたもの。

最近では、無化調のラーメンをこよなく愛しており、複雑な味を求めている僕ではありますが、選手時代にこよなく愛していたラーメンを久々に食し、「コレも悪くない」と思った次第です。

そもそも、新小金井街道の中大付属~学大までの間には、ラーメン屋が乱立しており、新陳代謝が激しいのですが、この「椿」のみ、まったく潰れることなく頑張っていること自体、素晴らしいことです。

Marauderには是非チャレンジしてもらいたい店ですね。

それでは!



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