2013年3月11日月曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #4

こんにちは

第1ステージの終了と共に、高橋雄介監督が到着しました。
チーム一丸となって!、メキシコ高所合宿は、いよいよ本格化していくことになります。

さて、”馴化期”であり、”準備期”であった第1ステージが終了し、合宿の様相は一気に変わりました。

第2ステージからは、僕のグループ(長距離・中距離・IM・BR)と、SPグループが独立して、それぞれが追求しているトレーニングを行っていくことになります。

第2ステージは、たったの4日間。3日間、集中して泳ぎこんで、1日完全オフ、という構成になります。
最初の3日間では、”量と質”の絶妙なバランスの中で、どれだけ追い込むか、ということを追求しています。

距離的に泳がせる中で、ところどころ、最大努力を強いるセットがある、というワークアウト(金曜午後)、いわゆるBLUE系のENDトレーニングを行う中で、「オーバーロード」をかける、ということを狙ったワークアウト(土曜午後)、さらにはレースを意識したDIE HARD(日曜午後)と、立て続けに"攻め”ていきました。
中には、平地短水路よりも速く泳ぐ者もいたりして、既に「高水準」のタイムで泳げるようになっています。

ただし、高所環境に馴化した状態とはいえ、これまでとは全く異なる「お迎え」のされ方に、かなり衝撃を受けた選手が少なくなかったと思います。
そして、次の日に残る疲れ方...
何れにしても、かなり刺激的!と感じていることでしょう。

通常ではなかなか体験できない胸の熱い痛みや苦しさ、収まらない高い心拍数、そしてそれに伴う呼吸筋の焼けるような苦しさ、さらには手足の痺れ...。
何れも、「高所ならでは」の苦しさであり、それぞれに意味があります。しかし、これらに邪魔されて、「理想の泳ぎ」が出来なくなるという「落とし穴」に入ることなく、「巧く」頑張ることが要求されるわけですが、これが難しい。

それでも、徐々に出来るようになっていく過程に、ちょっとした喜びを感じるかもしれません。
「まだまだ」の状態ですが、すべてのMarauderが今までとは違う「目つき」で挑んでいるのが印象的でした。

毎日のメイントレーニングは、1時間のコンディショニングと3時間のスイム・ワークアウトで構成されています。
その長い時間の使用を可能とするために、夜のいちばん遅い時間帯で、僕のグループはトレーニングを行っています。

今日などは、La Lomaの職員がほぼ全員帰った後に練習が終わったため(日曜日ということで、閉館が早かった)、完全に鍵が閉められた状態で取り残されてしまいました。
仕方無く、館内で夕食(遅い時間帯なので、お弁当にしてもらっています)をとって、その間に「脱出法」を探り、プールでミーティングも行った後、いわゆる「通用口」から退出して部屋に戻りました。このとき、既に23時を過ぎていました。

明日は、DIST/MD1/BRは1日オフになります(僕にとっては、合宿に来て初めてのオフです)。
引き続き”攻め”となる第3ステージに向けて、ゆっくりすると共に、英気を養って欲しいと思います。

それでは!


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