2013年3月21日木曜日

MEXICO ALTITUDE CAMP #7

こんにちは

LaLoma高所合宿の終盤、第5ステージが終了しました。

プログラム的には、テーパリング前の「最後のひと絞り」的な頑張りを要求しつつ、とりわけ技術的な「質」を高めることを目的としたトレーニングが中心となってきました。

しかし、これがなかなか難しい。
この時期は、度重なる高強度の泳ぎにより、身体的な疲労が重なりやすいため、Workoutづくりにもかなり気を遣います。
高所での「高強度トレーニング」は、”耐性”改善に大きな効果をもたらすと考えていますが、刺激が高いため、質×量の組み合わせ次第では、適応ではなく、「拒絶」状態に誘われる可能性が高まります。その「ちょっと手前」を狙っているトレーニングが多いため、かなりの「重荷」を背負ってのトレーニングとなっているわけです。

この点、こういった背景があるため、高所トレーニング期間のプログラミングは、いつもよりも時間をかけますし、「つくり貯め」などもっての他!と思っています。
予め考えておくものの、微調整どころか、思い切り変更することも少なくありません。

選手への観察と対話により、出来る限り良いものを処方し、コーチングしていくこととしています。

さて、第5ステージでは、いわゆる”ペースワーク”が増えて来ました。本日の午前中には、MD1とBRが、そして午後にはDISTたちが、クオリティの高い”ペースワーク”に挑みました。

午後は、DISTだけが”メイン”に挑む時間となりましたが、その時間フリーとなったMD1たちが応援にかけつけてくれました。



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今回の合宿施設である、La Loma Altitude Training Centerについて、紹介していきます。
僕らにとってのメインとなる屋内長水路は、10レーンの設定となっています。そのうち4~6レーンをお借りしています。
火曜日と木曜日の午後は、短水路に切り替わります。
また、屋外の短水路プールも持っており、水温が30℃程度に保たれているため、晴れた日は快適に泳げます(気温は18~24℃くらいですが、晴れていないとかなり寒く感じます)。

ウエイトトレーニングGYMは、カーディオ系とストレングス系に分かれており、前者については、CYBEX、HAMMER STRENGTH、LIFE FITNESSといったメジャーなメーカーのマシンが豊富に設置されています。「出来ないものは無い」、という感じです。






DRY LANDトレーニングを行える部屋がこれまた豊富で、僕らが使っているCross Fit Roomの他、ヨガルーム、TRX専用ルーム、SPINING専用ルーム、BODY PUMPルーム、ボクササイズルーム、ピラティスルームなどなど。

球技用体育館、ラケットボール、スカッシュ、器械体操体育館、屋外テニスコート、400mトラック、サッカー場、スケートリンク、ストリートバスケコートなどなど、圧倒的な施設数を誇ります。

朝5:00から夜10:00まで営業しており、前述した部屋では、様々なプログラムが展開されています。
僕らがプールに到着する頃には駐車場圧倒されてしまうくらい、大勢の人が通う総合型スポーツクラブであり、常に人、そして熱気で溢れています。

そんな恵まれた環境での合宿もあと4日となりました。
最終ステージは、トレーニングの量と質をやや落とし、泳ぎの質をより高めてもらおうと思っています。
国内組も、「質」を高めて頑張れ!

それでは!!!

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