2008年11月24日月曜日

試練の乗り越え方

こんばんはnote





昨日は、スイムとウエイトを無しにし(sign01)、奥多摩へDRY LAND TRAININGのEVENTを行いに行ってきました(奥多摩DRYプロジェクト参照)。







僕は、このプロジェクト実施中の危険性やトラブル発生時(BIKE関連の)の対応するために、BIKE組(主にDIST/MD1)に帯同し、その頑張りの様子を見守っていましたので、主にBIKE組の奮闘についてお伝えしたいと思います。



トレッキング組(MD2/SPRINT)の様子は、おそらくKOSUKEがHPか選手BLOGで詳しく報告してくれると思ういますので、そちらをご参照下さい!。





このトライアルは、"肉体改造計画”の一環として行ってきたBIKEトレーニングとランのトレーニングの集大成(というほど、大げさなものではないですが)として、イベント的に行いました。



BIKE組の総走行距離は120km、その中で"メイン”となったのは、”風張林道ヒルクライムトライアル”でした。これまでに、百草園通りなどの激坂を瞬間的に体験してもらっていましたが、この距離5kmにして標高差600m(平均勾配が14%程度となる)という東京随一の激坂は、チャレンジしたMarauderたちの想像を遥かに超えるものだったようです。





すんげぇきつい坂が40~50分程度、休み無く続くため、「気持ちが折れたらもう上れない」(by YUSUKE)という恐ろしい坂です。この高い「壁」に対しては、心肺機能や筋持久力だけでなく、高いパワー出力が要求されます。そして、何よりも「強い気持ち」が最大の武器となります。





気温が1~2℃くらいなのに、こんな状況でみんな頑張っていました...。





「2度とやりたくない」shock、「今までやってきたどのトレーニングよりもきつかった」、「T-30のほうがよっぽど良い」、「2度とこんなことをすることはないだろう」などなど、このトライアルがどれだけ過酷だったかをということを示すコメントが飛び出しました。





3年前と異なり、トライアル区間をこの風張林道に絞ったため、Marauder記録を2名が更新することに成功しました。



優勝は、この悪夢の坂攻めを2度チャレンジすることとなったSHOGO。



10万円弱する、GIANTのロードバイク(2009モデル)を2日前に購入しての参戦のため、「マシン性能の差だ」との声も上がりましたが、終始同様のペースをキープ出来たことが勝因でしょう(しかし格好良いバイクだ)。



準優勝は、過酷な坂であるにもかかわらず、かなりのハイペースで飛び出したキャプテンRYOちゃん。



第3位がびっくり、想定外(ごめん)のYUSUKEでした。





 1.SHOGO 39:40.0



 2.RYOちゃん 41:41.9



 3.YUSUKE 43:04.5



 4.TOSHIくん 44:03.0



 5.KOSUKE 44:35.5





という結果でした。以下、何とSPRINTチームから特別参加のRANちゃん45:07、やるときはやる男SHOTA50.39、真性ディスタンスのKAZUAKI54:49、肉体美YASU55:06でした!。





 あまりの坂に、途中押して登っていた(反則です...)YASUですら、1時間を切っていましたので、全体的には、3年前を遥かに上回る出来だったといえます。





いやいや、よく頑張りましたscissors



天候にも恵まれ、終盤を迎えている奥多摩の紅葉に囲まれながらのチャレンジとなりました(でも、皆にはそれを堪能する余裕はまず無かったでしょう...)





トライアル直後のショットです。





本当に過酷なチャレンジに対してこの笑顔good



今のチーム状況を示す一端だと思っています。





フツーではあり得ないことにチャレンジし、それを「チーム」として乗り越える。



僕がこのチャレンジを思いついた3年前も、「どうせやるなら、チャレンジしがいのある、イチバン凄いところを選ぼう」と思い、東京イチの激坂といわれる、この風張林道を選びました。



トレーニングそのものが過酷な水泳をやっているMarauderたちからすれば、「どんなにきついとっていも、なんだかんだ言ったて、たいしたこと無いだろう」と思いがちですが、このトライアルに対して「楽勝」といえるヒトはいないのではないでしょうか?。





そんなことが、ごく普通にできるMarauderたちは凄いと思います。



目の前にある、「キツイとわかっている」ことに対して、何とか立ち向かい、ポジティブな考え方で乗り越えていくという作業の繰り返しで、「心折れない、強いアスリート」punchに近づき、あらゆる困難に立ち向かう術を体得していくのだと思います。





この点、Marauderたちは、「Marauderというチームの中」であれば、困難を乗り越えることが出来るようになっています。あとは、これが1個人になったときにも発揮できるようになれば、「スポーツをやっていて良かった!!!」と胸をはっていえる、人生の宝になることでしょうup







ちなみに、トライアルを終えた後の下り坂では、こ~んな恰好をしないと耐えられない寒さでした。





そして、昼は、トレッキング組と合流し、楽しくバーベキューnote



その後、帰路(ほとんど下りです)につき、2:20くらいでナンペイにつきましたhappy01。日没前に到着するとは思わなかったな~。





ヒルクライムトライアルを含む往路のルートは、こちら。



下り坂ばかりの帰路のルートは、こちら。







cd     cd     cd     cd     cd 




前回のVANDENBERGと並んで「好きだった」バンドを。





僕は、「ドラマティック」とか「様式美」といったキーワードで括られるバンドが大好きです。



VANDENBERGはオランダのバンドであり、この手の音を聞かせるバンドの多くは、ヨーロッパ産でした。しかし、アメリカにも、ドラマティックなHARD ROCKを聴かせてくれるバンドが、実は数多く存在したのです。




















"FOREVER"



"FULL MOON"



from "BLACK TIGER"



Y&T



(1982)




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このY&Tは、ギター&ヴォーカルのデイヴ・メニケッティの情熱的なギターとVoをウリにしたバンドで、特に1st~3rdは「すんげぇ」レベルの高い音を届けてくれました。





「Y&Tの魅力は?」と聞かれたら、「FOREVERを聴け!」と答えることができるくらいの代表曲です。



泣きのメロディがイントロから炸裂し、徐々に盛り上がっていく構成は、次作のMIDNIGHT IN TOKYOに匹敵する、彼らの最高レベルの曲だと思っています。





アルバム、BLACK TIGERには、FOREVERのイントロ部分を、オーバーダブによりギターオーケストレーション的な美しい小曲に仕上げた、FULLMOONという曲が収められており、そのままライブでの定番曲、OPEN FIREに繋がっています。ノリのHARD ROCKを数多く持っているのも、Y&Tの魅力でしょう。メタルというよりは、HARD ROCKというくくりで話をしたくなるバンドの代表例ですね。





 ちなみに、その後のアルバムは、良い曲がたまに含まれるものの、FOREVERやMIDNIGHT IN TOKYO,LONELY SIDE OF TOWNやRESCUE MEなどに見られる超ドラマティックな曲をみつけることができなくなり、熱心に追い続けることはできなくなってしまいました。





それではpaper









2 件のコメント:

  1. 初めて息子の名前が登場しました。しかも2度。「びっくり」「想定外」という表現が普段の様子も連想させてくれ、「やっぱりしんどいのかなア・・・せやけど頑張ってるようやな・・・」と複雑に親心を刺激してくれました。それにしても、連日のトレーニングのハードさは、文章を読んでいても、ひしひしと感じられます。これから寒さが一層厳しくなっていきますが、選手の皆さん(監督、コーチ、スタッフの皆さんも)体調崩さないよう頑張ってください。祝勝会楽しみにしています。

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  2. こんばんは
    いや、YUSUKEは、入学時と比較すると凄く変わりましたね。
    追われている感じがなくなり、自分で考え、努力できるようになりつつあり...ます(今のところは)。
    これからさらにトレーニングが進んでいったときに、どんな対応をとれるか、楽しみにしてみています。
    きっとやってくれることでしょう!

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