2009年7月6日月曜日

UNIVERSIADE BELGRADE 2009<最終調整とDAY1>

こんばんは(日本ではおはようございます、ですね!)

本日より、ユニバーシアード大会の幕が切って落とされました。

初日は、女子の4継で、見事銀メダルを獲得することができました。

残念ながら、男子は予選の舞台にて、失格をしてしまいました...。

 本日は、決勝種目が男子の400FRと女子の400IMだけでしたが、前者では内田選手(法政大)とSHOGOが決勝に進出し、それぞれ4位、7位と健闘しました。

一方、後者では、山崎選手(山梨学院大)が4位に入賞しました。また、我らが入江(陵)選手(近畿大)は、余裕の1番通過で、明日の決勝に駒を進めています。

 その他では、男子100BRで崎本選手、女子200BKで田部井選手(日本体育大)が自己ベストを更新し、決勝に歩を進めました。女子50FLYでは、土橋選手が自己ベスト更新に成功したものの、準決勝どまり(12位)となりました。

初日は、決勝種目が少なかったことから、「明日はさらなるチャレンジDAYだ!!!」との思いは強いです。是非とも頑張ってもらいたいですね!

しかし今日は暑かったな...。この暑さに負けないよう、明日からもチャレンジしていきましょう!

clip     clip     clip     clip    clip


既に大会は始まっておりますが、前回の記事からの続きで、現地での最終調整の様子と、我々がお世話になっているレストランのことについて、単に紹介いたします。

ベオグラードに着いてからは、5日間ほど、最終調整を施すことができました。

最初の2日間は、慣れない生活や時差ボケなど、コンディションの維持をちょっとだけ乱すような因子に影響を受け、うまく泳げない選手も居たようですが、徐々に自分なりのペースをつかみ、良い感じに持ってけているように思いました。

テーパーでは、この試合を今シーズンの最大の目標にしてきた選手と、この後に世界水泳に繋げる選手が混在しているため、より個別な対応をしていく必要があります。

僕が担当している5選手も、トレーニングをするタイミングが異なったり、処方するWorkoutも微妙に(大きく!?)変わってきておりましたが、個別にみればみるほど、興味深い反応がみられ、非常に楽しくプログラミングおよびコーチングを進めていくことができました。

さて、次はレストランのことについて、紹介します。

今回は、HOLIDAY INNというホテルのなかの倉庫にあたる部分をアレンジし、食堂としておりました。

 栄養のバランスを考えて、メニューが組まれているように思いますが、ビュッフェスタイルであるため、食品のとりかたによっては、最高の食事にもなるし、アンバランスな栄養摂取になってしまう可能性があります。

 味の方ですが、「うん、まぁまぁだ!」と感じていています。

遠征時に、味を求めすぎてもどうかと思いますし、実のところ、その点はあまり期待していないため、毎日楽しく食事を摂ることが出来ています。

時間によっては、混雑がひどいので、その点だけが、ちょっとしたストレスになってしまいますが、慣れればなんてことありません。

さて、異国の地で開催される国際大会では、現地で如何に快適に過ごすか、ということが重要になります。

この点に関しては、「海外遠征では、快適に過ごせる環境を求める」という意味ではないと言うことを強調したいと思います。

 はっきり言って、日本で試合を迎えるほうが、遥かに「環境は良い」ということになるわけでして、時差はあるわ、慣れない空間で過ごす必要があるわ、言葉は通じないわ、食事も好きなものを食べれないわ...などなど、ストレスに感じることが多いのが、海外遠征だといえます。

そのなかで、どれだけ、「快適だな~」と思える自分を創れるか、ということが大切になってくるわけです。

日頃から、自分の好きなものを食べる、というよりは、「強くなるため」、あるいは「コンディショニングを維持するため」に食事をとる、という感覚を持っているアスリートでなければ、国際大会では成功できないだろうし、どのような環境にいても、興味を持ち続けたり、感謝の気持ちを持ち続けることができないと、大概は長丁場になるであろう大会期間中(因みにユニバーは7日間)、良いコンディションを維持することは難しいし、気持ちが疲れてしまう、という危険性があります。

異国の地に居られること自体、大変興味深いことだし、異なる文化に触れられることも素晴らしい経験です。

それ以前に、日本を代表するアスリートとして、世界の強豪にチャレンジできる機会を得ているわけで、こんな環境でチャレンジできるその運命に、感謝する気持ちがあれば、自ずとストレスに感じることは少なくなっていくと思います。

僕も、こちらに来てからの平均睡眠時間が4時間半、いわゆる「オフ」は皆無という状況のなか、常に「わくわくした」気持ちをもって頑張っています(というか、頑張れる状況を楽しんでいます)。


moon3  moon2  moon1  fullmoon


Marauderの皆も、超ハードなトレーニング期も残すところ1週間となりましたね。

お互い頑張りましょう!!!

それでは!!!



0 件のコメント:

コメントを投稿