　Always There For You: "Trace" Camp #5

こんばんは

2010年最後のトレーニングが完了しました

二日連続で雨天でしたが、今日は皆の(そして僕の）執念で何とか曇り時々晴れといった天候でトレーニングを行うことができました

年末年始の合宿のシメといえば、泣く子も黙る

”Crash & Burn”。

昨年は、高所トレーニング合宿であったため，同時期に同内容の”クラバン”を行うことは叶いませんでしたが、2年ぶり、長水バージョンとしては3年ぶりに6本のチャレンジを敢行してもらいました。

6X200m or 100m "CRASH & BURN"

かつては、THE ANAEROBIC TEST"というサブタイトルのついたこのトレーニング、血中乳酸濃度からみれば、4本～3本で実施する方が“高強度”ということになり、より"ANAEROBIC"な色合いの濃いトレーニングになることはわかっていますが、”冬場”の強化合宿として行っているこの期間に、何よりも「6本やるのか～」というちょっとした“恐怖心”に打ち克つ気持ちが相当重要になります。

1本だけ速くても駄目だし、ビビリすぎて最初から低レベル、最後までそのレベルを上げられないのはもっといただけない、ということで、この6本の最大チャレンジ全体を如何にして“コントロールするか”ということが最大の焦点になってきます。

昨晩のミーティングから、“決心”をしてもらおうとしましたし、元来モチベーションの高い集団であるMarauderたちなので、入水する頃には“良い表情”になっていました。

副将YUSUKEの仕切りで始まった2010年最後のクラバンは、見応えのあるものとなりました。

1組目はSPRINT軍団による100FR。

過去に長水の6本を経験済みのKENJIは、さすがの頑張りで、6本間のタイムを大きく落とすことなく、3年前を上回る頑張りを示してくれました(Ave.52.7)。SHINRIも負けじと根性を見せたし(Ave.53.5)、RYOSUKEも最後まで諦めないで食い下がっていました(Ave.55.0)。

2組目は100FLYでのTAKUYA(Ave.56.2)とKAZUKI(Ave.57.3)。

未だに進化をやめないインカレチャンプTAKUYAはもちろんのこと、そのチャンプに食い下がり、1本目には55秒台をたたき出すなど、KAZUKIも力をつけていることを確認できました。そして100BKのMASAFUMI。平均タイムは思わしくありませんでしたが、12月から連戦と海外遠征続きで、正直、すぐにはとれないような疲労と張りが下半身をおそっている中、ベテランらしい頑張りを示してくれました。

3組目はBRチーム。この手のトレーニングには強いSPRINT組二人も、ベテランといえど長水の6本は初めて。果敢にチャレンジしていました。

YUKIは、最も上下幅の少ない安定した頑張りをみせ(Ave.1:04.9)、MASARUは、彼らしく、所々“光る泳ぎ”を示してくれました。

他方、MD1・K-SUKEは、4本を200(Ave.2:22.7)、2本を100でチャレンジ。前者は、インカレ前に行ったC&Bのレベルに肉迫する勢いでした。

4組目はIM。

長水はおろか、初の6本C&BチャレンジとなったYUSUKEは、怯まず尊敬するYUTAの3年前の記録にチャレンジしていました(Ave.2:09.2)。

一方、TADAHARUは、比較的苦手とするこのトレーニングにチャレンジし、いくつかの課題をみつけることに成功したものと思います(Ave.2:14.5)。

5組目は，200FLYのYASUと200FRのCHIAKI。二人とも、6本間のタイムを安定させる頑張りをみせました。YASUは、比較的このトレーニングを苦手としていますが、不調に喘いだ2010シーズンに実施したより少ない本数でのC&Bよりも良い記録で泳げていましたし(Ave.2:07.9)、CHIAKIもまずまずの平均(Ave.1:56.1)だったと思います。