"Trace" Camp #9

こんばんは

 

本日は、Strength Trainingデイ。

今日も，快適な環境のなか、集中したストレングストレーニングを行うことが出来ました。

 

この後のスイムは、FTだったので、それぞれ“気持ちよく泳ぐ”ことをテーマに楽しんで泳いでいました。

 

 

 

 

そのスイムトレーニングの前後に、こんな光景もみられました。

天気も良いし、練習もラクだし、開放的な気分になったのでしょう。

 

それにしても、KAZUAKI、凄い姿勢で落ちていっているな～（もちろん、無事着水しましたが）。

 

 

 

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

 

ここ、Trace Collegeには、幼稚園、小学校、中学校、大学と、全ての教育機関が設置されているようで(高校はないようです）、様々な年第にわたる学生さんや子供たちに会いました。

高級車もよく止まっていることから、比較的裕福な家庭の子供たちがここに来ているのかな～…と感じました。

 

一方、大学の門を一歩出ると、 そこには一般的なフィリピン人の生活を垣間見ることの出来る世界が広がっています。大学のすぐ外側には、家やアパートが立ち並びますが、家と家の間にはプチジャングル的な光景があったり、野良犬がいたり…。

 

そして、通りに出ると、中国を彷彿とさせる「車社会」を目の当たりにします。 道路は常に渋滞しているし、人通りもかなり多い。

 

道路には、通常の車や大型バスに混じり、サイドカーやジープニーと呼ばれるタクシーとバスの中間のようなものがひっきりなしに走り、 市民の生活を支えているようでした。

 

また通り沿いには、日本でもおなじみのコンビニのほか、フィリピンの庶民に愛されているであろう食堂や、激安のDVDショップや洋服店などが所狭しと立ち並んでいます。

いや、もの凄い活気です。

 

Marauderたちがお世話になったモールが２つあります。

モールといっても、他国のそれよりもかなり規模は小さく、2階建てのスーパーマーケットのような感じです。

 

その１つが、Robinson’s Mall。飲料水類は本当に安く手に入りますし、食品はだいたい日本の1/3程度です。衣類も安く、日本の1/6くらいでしょうか。ちなみに、炊飯器もここで調達（3500円程度）しました。

 

Robinsonには、携帯ショップが3軒もあり、そこではフィリピンブランド（MyPhoneなど）も置いていますが，何と言ってもNokia天国。最新最高級のN8が21000ペソなので、日本に比して7割程度の値段で入手できます。そのほかに(安くはないですが)ソニエリやサムスンなどの携帯を入手することができます。

  

他方、もう1軒のモールは、Robinsonのような明るさもない店内に、通常の店舗の他に屋台的な怪しい売店が立ち並んでいます。この売店で売られているものの多くは、いわゆる「パチもん」ばっかり。Ray-Ban仕様のおもちゃのサングラスやビトンの鞄や財布など、イミテーション類が点在していました。

 

携帯電話も、様々なメーカーのものを激安(1000ペソ以下)で手に入れることができます（もちろん、すべて偽物ですが…）。

 

ここで外食しても、日本の感覚からすればかなり安く食べることのできるフィリピンですが、店内屋台で食べれば、100ペソだせば満腹になるような値段のものが中心です。

 

そういえば、この合宿で大変お世話になっている「健ちゃん」の月収が5000ペソということもお聞きました。非常に苦しい生活の中で、僕らのことを支えてくれていることを知り、無駄にお金を使っている（ようにみえる）一部選手の姿を見て、少し恥ずかしくなった次第です。

 

何不自由無く暮らすことが出来、自分の情熱を全て注ぐことのできるスポーツに従事できることの幸せを、心の底から感じて欲しいな～…と思いました。

 

合宿も残すところあと1日（正確には2日だが、明後日は移動のみ）です。

かけがえなの無い体験を、最後の最後まで充実化させるよう、頑張っていきましょう。