2011年6月23日木曜日

BREAK OUT

こんばんは


”魂の”WK38、順調に進んでいます。


なんといっても、2011シーズン下半期、量的負荷の”ピーク”の週ですから、Marauderたちは、それはそれは、かなり追い込まれた状態になっています。


T-30明けの火曜日、午前中にはSP・MD2がメインに挑みました。
 MD2  20X100m "DIE HARD" 
  SP  16X100 "DIE HARD" 


MD1・DISTたちは、先週同様、午前中にGREEN、午後にはVOLUME WORKにチャレンジという展開でした。
 DIST 16X150 HOLD BLUE(SHORT INTERVALS)
     18X100 DEC BLUE TO PINK
     10X100 SUPER EK
 MD1 3 ROUNDS X [5X100 BLUE/4X50 HARD]
     2 ROUNDS X [6X50 BLUE/3X100 HARD]
     8X100 SUPER EK

ストレングストレーニング・ディである水曜を経て迎えた本日は、午前中にGREEN(DIST、MD1)あるいはスイムパワー(MD2、SP)を、そして午後には何れのグループもBLUE TO PINKのトレーニングを行ってもらいました。
中長距離軍団は、今日もやはりVOLUME WORKで、スイム・スイム・スイム!!!という感じの試練に立ち向かってもらいました。ここ2日間、天候も良好でしたので、希望者に対しては、「外プール」トレーニングを実現させました(STAFFのみんなあっての実現です!ありがとう!!!)。

みんな頑張っていますが、苦しそうでもあります。
普段ならば問題ないセットでサイクルオーバーしてしまったり、思い通りのタイムを維持できなかったり...まさに満身創痍という状態に近いといえるかもしれません。

特に中長距離軍団については、意図的に、”限界”を超えるような壮絶な状況に"トータルで”追い込んでいます。
このようなときに、「ただ泳ぐ」だけになるのか、「泳ぎを創る」意識を持つのかで、トレーニングによってもたらされる結果は大きく異なってくるでしょう。

量的負荷をかけているとき、「楽にこなせるようになった」ということと、「楽に速く泳げるようになった」とでは、トレーニング効果が大きく異なります。
量が多くて”きつい”から、「何とかこなせるようにしよう!」という感覚のトレーニングが多くなれば、リカバリー動作がおろそかとなり(徐々に小さくなる感じ)、結果的に「小さい泳ぎ」づくりをしてしまったり、とらえるべき水を「逃がすようにかく」ことで、負担を減らすことには成功したものの、「進まないストローク」技術を定着させることに繋がる恐れがあります。

そうならないように、泳ぎの観察を詳細にし、問題と感じたら出来る限り声をかけるようにはしていますが、やはり選手側に高い意識がないと”うまいこと”いかないでしょう。


 今朝のトレーニングで、サイクルオーバーをした選手がいました。先輩たちの行動にひっぱられ、すべてのトレーニングが終了したあとに、そのセットをきちんとやりなおしていました。
このとき、しっかりと気持ちを入れてやり直したこと、伝わってきました。

その選手は、朝よりも相当ハードな午後のトレーニング時に、比較的”感じの良い泳ぎ”を創ることに成功していました(実際、速かった)。
曰く、「午前中のアゲイン(やり直し練)のときに、ちょっとしたこつをつかめたようで、午後はその感覚で泳ぐことができました。」そうで。
 「サイクルオーバー」というちょっとした”つまずき”はあったものの、つまずくだけで終わらすことなく、自ら求めて行動を起こした結果、そこに落ちていた「宝」に気づくことができたのではないか!...そう感じました。

やらされる、こなす、しかたなく...
そういった世界から、脱却しつつある1,2年生、増えてきているように思います。ほんと、あとちょっとですね。


”泳ぎ込み”...半分以上は終わっているし、(その限定的な)ゴールも見えてきているはずです。
あと少し。そして、明日は”メイン”です!!!

"魂込めて”頑張り抜きましょう!

それでは!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿