2015年7月11日土曜日

UNIVERSIADE GWANGJU Day 7

こんばんは

光州ユニバーシアード大会、遂にフィナーレを迎えました。

本日の初メダルは、「意外な人」でした(失礼!)。

我がMarauder代表、砂間敬太が個人種目のみで最多の3個目のメダルを、何と4個メでゲットしました!

既に大会も最終日。昨晩の決勝の疲れを隠しきれない状態で挑んだ予選はギリギリの8位通過。

わずか0.1秒の差で8位となったことに、既に意味があったのかもしれません。

決勝に対しては、「最後まで諦めない」と明言し(右下の写真を参照!)、積極的なレースを展開。前半を“2分切り“で回ると、そのままBRも1位で通過。

この後、選手権の時のようなFRの粘りを見せれば4:12秒台が!と思ったのですが、さすがに前半から攻めたことのツケがまわり、「途中で吐くかと思いました」というようなキツい状態の中、何とか泳ぎ切り、それでも4:13.98という派遣標準を上回る快泳で銅メダルを獲得しました!

他の種目では見せなかったガッツポーズが、”攻めた結果のベストタイム、攻めた結果の銅メダル“に結びついたことの喜びを表していたのだと感じました。

選手権の時と同様、”嬉しい驚き“を経験させてくれた、まさに快泳だったと思います。

この敬太の銅メダルにより、日本チームも相当盛り上がったと共に、大きな”流れ“が来たように感じました。
最終種目である男女のメドレーリレーで、”ユニバーJAPAN“の盛り上がりはピークを迎えました。

先ずは女子。
それぞれが個人レース時を上回る泳ぎを披露し、他国を圧倒したのが“ユニバーJAPAN”だったといえます。

高橋美紀選手がベスト記録に近いパフォーマンスで松島美菜選手に繋げば、松島選手も100BRチャンピオンたる堂々とした泳ぎで細田莉乃選手に繋ぎます。

地力で勝るイタリアに抜かれたものの、アメリカには1身長のアドバンテージでアンカー、山根優衣選手に繋ぎます。

山根選手がイタリア選手を猛追し、追いすがるアメリカ選手を振り切り、優勝!!!と思わせる泳ぎを見せてくれましたが(ラップは54.09!)、結果的には惜しくも2位!、だけども立派な銀メダル獲得を果たしてくれた次第です。

アメリカを抑えての優勝は、価値があるとコーチ一同高い評価を与えていました。



続いて男子。

こちらも、全員予選よりもタイムをしっかりと上げ、最後の最後まで優勝争いを演じてくれました。

絶好調長谷川純矢選手がトップで小日向一輝に繋げば、トップの座を堂々たる泳ぎで守り、続く梅ちゃんもしっかりと首位をキープしてくれました(51.3の快泳!)。

最後はこのリードをどれだけ守れるか、という勝負でしたが、前半から果敢に攻めた丸山徹選手を責める者など誰もいません。

立派なチャレンジでした。
惜しくも3位となりましたが、タッチの瞬間まで優勝を予測させてくれた4人に大きな拍手を贈りたいと思います!

この日をもって最後となる”ユニバーJAPAN”のメンバーたちには、佐々木コーチによる「より一層チームを意識してもらう試み」もしてもらいました。

毎日決勝前に行ったミーティングでは、我がMarauder政樹を中心に、4年生のメンバーがチームを盛り上げてくれました。

その甲斐もあり、今回のメドレーリレーのような、素晴らしいチャレンジが出来たのだと思います。

これらの結果、ユニバー史上最多となる金メダル獲得数、総メダル獲得数を達成し、ユニバーシアード光州大会は幕を閉じることになりました。

選手のみんな、本当にお疲れさまでした!!!

もう遅い時間なので、本大会の総括はまた後日、ということで...

それでは!




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