2012年7月11日水曜日

SOMETHING WILD

こんばんは


41週目の半分が過ぎました。
昨日、今日と、東京多摩地方は梅雨の中休みとなり、非常に暑くなったわけですが、そんな日は、アウトドアでのトレーニングが快適となります。
実際、Marauderたちは、非常に気持ちよさそうに泳いでいました。


アウトドアプールにおける「快適性」は、天候に大きく左右され、泳ぎづくりを効率良くできなくなるくらい寒い(冷たい)日もあれば、頑張り続けると意識が遠のきそうになるくらい暑い(なまぬるい)日もあります。そのため、最近のMarauderでは、気温や水温に応じてインドアかアウトドアかを選び、トレーニングを行うこともあります。ただ、中大の外プールは、選手を本当に鍛えてくれる、ハードながら良いプールだと思っていますので、「基本はアウトで」と考えています。


むかーしむかしのMarauderでは、6月になると、「自動的」にアウトドアのプールに移行し、どんなに水温が低くなっても予定どおりのトレーニングを行う、という方向でトレーニングが行われていることもありました。また、酷暑時にも、予定されたトレーニング計画が貫きとおされたため、暑さに弱い選手は、ハードなトレーニング時に頑張りきれない、なんてことも少なくありませんでした。


競泳においては、水温・気温の変化により、技術が崩れてしまったり、その見直しや構築が難しくなることが少なくないし、頑張るトレーニングへの影響も大となります。そのため、「環境に応じたトレーニングプログラムを」という点は、高所トレーニングなど、低酸素環境時と同様、変化させていくことが重要だと考えていますし、それらの因子に対する反応に個人差があることも踏まえてトレーニングを進めて行くよう、留意していきたいと思っています。
また、短水と長水で展開されるトレーニングの量や細かい内容も、微妙に変化させています。そのため、これからの時期は、トレーニング内容を実施前にもう一度見直し、適正であるかどうか、吟味するようにしていくことが大切だと考えています。


今週については、Adaptationということもあるので、比較的「おおざっぱ」な内容にしていますが、来週からは、トレーニングプログラムの調整において、妙な「やり甲斐」を感じてしまうくらい、複雑なものになってきそう...。


僕も最善をつくし、良いものを提供していきたいと思っています。



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水曜日には、立川に出かけることが多くなってきましたが、今週も午前中の授業が終了すると同時に向かいました。
当初、先週訪れた、「かぐら」に行こうと思っていたのですが、開店前に既に並んでいる状況だったので、立川駅近くの名店、『チキント』に急遽変更することにしました。


今日は、前から気になっていた油そば、しかも自家製ラー油を中心に、辛口に仕上げた「紅油そば」をいただくことにしました。


どうですか、このビジュアル。みるからに美味そう(でも、これまたラーメンには見えませんね...)。
混ぜに混ぜて食するのが油そば文化といえますが、混ぜ終わった後のビジュアルは、決して良いモノではないので、割愛します。


店主拘りの取り寄せ醤油と鶏油を美味くブレンドしたその味は、非常に美味しかったです。ラー油のかかった白髪ネギ、揚げ葱、揚げニンニク、京都九条葱、バーナーで炙った鶏もも肉、半熟味玉、三つ葉といった具材は、混ぜ合わせることで活きることとなり、この店独特の油そばに仕立ててくれています。その製作シーンを観察していてわかったことですが、鶏肉だけでなく、麺の表面
もバーナーで焦がしていました。細かいところにも拘りを感じさせる油そばでした...。


辛くて食べれないということはないのですが、1口目はむせてしまいました。全体的に,辛味は適度という気はしました。辛味が苦手なヒトには、ノーマルバージョンの「油そば」が用意されています。


とっても美味しくいただきましたが、ここのウリである鶏白湯のラーメンをいただいた時ほどの衝撃はなく、店を後にしてしばらく経つと、「次に来る時は、やはり鶏白湯のラーメンかつけ麺にしよう!」と思ってしまいました(それくらい、ここのラーメンは気に入っているということです)。


来週はどこに行こうかな...。


それでは!!!




2012年7月9日月曜日

THE NAME OF THE GAME

こんばんは


41週目に入りました。それと同時に、2012シーズンの最終章である、7th Phaseの幕開けとなりました。


今週は、”Adaptation”にあたり(Marauderたちは待ちかねていました)、先週までの”追い込み”に対する「適応促進」を狙いとした週になります。今朝のミーティングでも話題に出しましたが、この「適応」をスムースに促進させるため、積極的なケアや栄養摂取が必要になってきます。ただの「抜きの週」と勘違いし、そういった「積極的な取り組み」まで抜いてしまうと、からだの回復力を充分に引き出せず、次週に「繋がらない」結果に至るかもしれません。


さて、MD1・DISTは、午後にパワー系DRYと、パワー系スイムを実施しました。いつもは、週末の朝など、比較的力が入りづらい日に設定されていましたので、今日は敢えて週明けの午後(比較的調子が良い者が多い)に設定し、クオリティを上げてもらうこととしました。


ストレングストレーニングで、水泳時の主働筋をアイソレートして強化をはかり、個別に鍛えた筋を、全身運動の中で統合的に発揮する能力を高めるためにSelf Weight系のDRYを設定し、さらには水中で負荷をかけることで、陸上で鍛えた機能を「泳ぎ」の中に活かし、「総合力」を上げる...
こうした、一連の「つながり」をもって、トレーニングプログラムは設定されています。
SWIMのみならず、MP、バランス系DRY、Self Weight系DRY、ハイパワー系DRYなど、ほとんどの陸トレは、僕自身が作成していますし、BABA先生に作成していただいているストレングストレーニングの組み立てや細かい種目の見直しなどについては、ちょくちょく意見を聞き入れてもらっています。


何れにしても、こうしてMarauderたちに提供されている様々ななプログラムは、パフォーマンスを改善するために必要な「つながり」を持っています。Marauderたちには、それぞれのトレーニングに「拘り」を持つと共に、常に「自分の泳力向上に活かす!」ことを念頭に置き、残り僅かとなった(インカレまで8回程度です)これらのトレーニングに取り組んで行って欲しいと思います。


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ラーメン激戦区立川では、もう「老舗」の領域に入っているといえる、「鏡花」に久しぶりに行ってきました。
定番の極醤油やつけ麺ではなく、鶏白湯を食しにいってきました。


見た目はそれほどでもないのですが、濃厚かつクリーミー(ベタな説明ですみません)なスープの味わいは、博多とんこつラーメンに近いものがあります。麺も細麺ですので、わずかながら魚介の香りがし、かつ、中太麺のチキントとは個性が異なります。


鏡花らしい、丁寧なつくりには好感がもてたのですが、僕は「チキント」のほうが好きかも...です。


今度は鶏白湯のつけ麺にチャレンジしてみようかな...。


それでは!!!

2012年7月7日土曜日

I DO,I DO,I DO,I DO,I DO


こんにちは


WK40が完了しました。
いやぁ、何とか、乗り越えてくれたMarauderたち。
木曜の”ブルピン+α”のハードワークを経て、その締めくくり的なトレーニングとして挑んでもらったのは、かの”Crash & Burn”でした。


「個を活かしたチームワーク」を標榜し、グループ毎のトレーニングプログラムを推し進めているMarauderですが、このトレーニングだけは、全員で挑んでいます。
その貴重な機会は、今回もやはり大変な盛り上がりとなりました。


昨日は、4回の"Max Challenge"となりましたが、4年生を中心に(本当に良く頑張っています)、「これだけは外せない!!!」という意気込みが伝わって来る、”魂こもった頑張り”を目の当たりにすることが出来ました。


ほとんどのメンバーが、ボロボロに近い状態になりながらも、このトレーニングに対しては並々ならぬ”思い”を込めて挑んでいたし、実際、凄いタイムで泳いできた選手が少なくありませんでした。もちろん、「うまくいかなかった!」と反省し、次に進むための課題を得ることになったMarauderも、1年生を中心に(?)みられました。ここは、”クラバン”に対するMarauderたちの”思い”の強さの違いなのかな、と感じました(無論、それだけで語れるわけもなく、いろいろな要因があること、理解していますが)。

火曜日にMD1たちが実施した”Max Climax”や”Crash & Burn”においては、レーススーツを纏うし、Videoもとり、ストロークパラメーターの測定も行い、さらには血中乳酸濃度を「正確」に定量化しています。
今回の”Lactate King”は、このお方(⇒)でした。記録、23.55mM。


極めて高い濃度まで血中乳酸濃度を引き上げ、”耐性”の限界を押し上げるこのトレーニングでは、それに見合った性能を持つ乳酸測定器が必要となります。それが、これ、バイオセンです(「いつものやつ」では、高濃度までの測定が難しいのです...)。今週は、120検体程度の測定に使うなど、大活躍でした。


競泳選手としての「可能性の枠」を拡げることを目的とするこのトレーニングは、たいがいはキツイ時期に設定されます。
だからこそ、トレーニング時の雰囲気や、選手間の「声のかけあい」は極めて重要になります。
Marauderだからこそ、このキツイ時期において、”ハイレベル”なチャレンジで乗り越えられる雰囲気は、やはり「宝」です。


残り60日を切りました。4年生を中心に、より強力なチームを創り上げて行きましょう! そのために、どのようなことに対しても、自分にとって、そしてチームにとって”プラス”となるような方向に持って行けるよう、ひとりひとりがより強く意識して欲しいと思います。 迷ってしまったり、疑念を抱いたり、結果的に不満を感じるだけ、勿体ない時を過ごしてしまいます。
 どのようなことでも、考え方次第で、”プラスの要素”に転じさせることは可能です。
Marauderたちなら、”それ”が出来ると思います。



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若い頃には、CD(LP)を買うことが適わなかった、結構気に入っているアーティストはかなりの数、存在します。最近流行の、廉価版BOXセットは、本当に便利です。先週、HARD ROCKではありませんが、ABBAのBOXセットを入手しました。


オリジナルアルバムすべてと、EPでしか発表されなかった名曲たちを詰め込んだボーナスディスクのセットで4500円という破格の値段。素晴らしい。

久々に聴きましたが、とにかく懐かしかった。
なんとなく、少年時代に聴いていたアニメソングを聴くような感覚というか。小学生時代に聴いていた(聴かされていた?)メロディーは、一生モノですね。


HARD ROCKを聴きだして、ABBAが好きだということ、恥ずかしくて言えなかった時代がありました。しかし、冷静に聴くと完成度の高い曲ばかり。凄いモンです。


そんな僕のABBAのフェイバリットチューンは、


 RING RING
 WATERLOO
 HASTA MANANA
 SOS 
 I DO,I DO,I DO,I DO,I DO
 FERNANDO
 THAT'S ME
 WHEN I KISSED THE TEACHER
 MY LOVE,MY LIFE
 TIGER
 ANGELEYES
 CHIQUITITA
 THE WINNER TAKES IT ALL
 SUPER TROUPER
 ANDANTE,ANDANTE
 HAPPY NEW YEAR
 LAY ALL YOUR LOVE ON ME
 ONE OF US
 HEAD OVER HEALS


ベタなものばかりですし、バラードばかりですが、やはり哀愁のメロディってやつが、たまらなく好きです。
No1は、"THE WINNER..."ですね。


アルバムでは断然、”SUPER TROUPER”が好きです(捨て曲無し)。次は、やはり捨て曲無しの高品質アルバムにして、世界的超名盤"ARRIVAL"(DANCING QUEENが入っているやつですね)が好きです。


懐かしさに癒された1週間でした。


それでは!!!

2012年7月4日水曜日

DISILLUSION

こんばんは


”嵐を呼ぶ”週、40週目の前半戦が終了しました。
泳ぎ込み⇒耐性強化トレーニングの導入⇒週末に試合という、”積み重ね”により、ほとんどのメンバーが”満身創痍”に近い状態にあります。


それでも、日中戦で敗れた悔しさが彼の心に火をつけたのか、”挑む”姿勢はいささかも変わりません。


SPたちは、月曜の午後にBLUE to PINK系のトレーニングに加え、(やりようによっては)超高強度となる"HURRICANE"に挑んでいました。その上で、翌日は短水で実施する最後の"DIE HARD"(MD2-10X100m+20X50m / SP-8X100m + 16X50m)に挑んでいました。


一方、MD・Dたちは、月午後には"BLUE + MAX"をこなし、火曜の午後に、「泣く子も黙る」"Max Climax" (DIST-2 ROUNDS / MD1- 3 ROUNDS)に挑んでもらいました。久々に、レーススーツを纏って挑む"本番タイプ”のトレーニングということで、気合いが入りまくっていました。


今週は、(Lactate)TOLERANCE/SPEEDをテーマに掲げた週であり、兎にも角にも”最大チャレンジ”で挑み、どんなにキツくても最後まで”耐え抜く”と言うことを要求しています。
DISTは、3人でレベルの高いトレーニングをしてくれました。MD1では、史上最多人数でMCMを行ったためか、その「まわし」においていくつかの問題を残してしまいましたが、Marauderたちは凄い頑張ってくれました。


今のトレーニングの雰囲気は、かなり良くなっています。この『空気』がある限り、ボロボロになった身体を何とか動かす心は、揺るがないことでしょう。


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今日は、午前の授業が終わった後、前々から気になっていた店に行ってきました。
 立川のまぜそば専門店「かぐら」です。
僕の大好きな油そばの進化系とでも表現出来るラーメン(といってよいものか...)が楽しめました。




今日いただいたのは、期間限定というコレ。まさに鶏の風味を楽しめる油そばという感じで、期待どおりの美味でした。


トッピングも凝っていて、以前紹介した”チキント”ばりに拘った鶏肉チャーシューや鶏団子、さらには鶏皮までがまぶされており、それぞれが高レベルときたから嬉しくなってしまいます。


この店、油そばの定番トッピングであるラー油のほかに、フライドガーリック、アゴだしパウダー、かぼす+ゆず胡椒、などがあり、独自の味を創るという楽しみが残されているところも人気の一因かもしれません。


今日は、ガーリックとラー油を投入。


入れた後にちょっとだけ後悔したのは、油の風味を楽しむのが大切(?)になってくるこの逸品では、変にトッピングをしない方が良いということ。ラー油も不要かもしれないと、油そばを食べて初めて思ったくらいです。少なくとも、個性の強すぎるアゴだしを入れないで良かった。


指南書(?)によると、麺を8割くらい食したら、スープを入れることが勧められています(カウンター上には、いくつかのつけ麺の名店ではおなじみの「スープ割りボトル」がおかれている)。
指示どおり、レンゲ2杯分のスープを投入し、汁一滴も残さず平らげることができます。
このアイデアも素晴らしい。


最初から最後まで、楽しむことができました。
こんどは、エビの油とか、ポルチーニ油(!)にチャレンジしてみよう...
そんな、「次回への楽しみ」を残すことが出来る、魅力ある店でした。それにしても、立川はラーメン好きにとって、魅力のある街です。


それでは!!!



2012年7月2日月曜日

DUAL MEET 2012


こんばんは


WK39の締めくくりは、“伝統の一戦“である日中戦でした。


辰巳国際水泳場に集結したMarauderたちにとっては、現状がどのような状態であれ、“挑む“姿勢を崩さず、最後まで諦めずに闘えるか、モロに試される試練の場でした。実際、相当なプレッシャー(というか、大丈夫だろうかという不安...)を背負って臨んだ者は、少なくなかったと思います。


“正選手“は、インカレの決勝同様、ガウンを羽織って登場するし、両隣は、Marauderの歴史を語る上で欠かすことの出来ない好敵手、日大の選手たちになるわけですから、それ相当の緊張感を持って臨むレースになるはずです。


果たして、このチャンスを活かすことが出来るか...。そういう感覚で見ていた僕たちコーチにとっても、やり甲斐のある大会になっています。まずは、このような機会がも受けられていることに、心から感謝の意を表したいと思います。


さて、肝心のレースリザルツは...
優勝した種目は、メドレーリレー、50FR、100FR、1500FR、100BK、200BK、100BR、200BR、200FLYと、8種目で日大の7種目を上回ったものの、2位以下の成績が奮わず、総合優勝を逃すこととなりました。


個人的に、評価出来る点は、満身創痍の状態であるにもかかわらず、ベストを出した者が居たこと(KoheiとShintaro)です。順位・記録が共に良かった者は、もちろん高評価の対象になると思いますが、このような状況下でベスト記録やそれに準ずる記録で泳げた者も、高く評価されるべきだし、称えられるものと考えます。



この大会で奮わなかった者は、どちらかというと最近のトレーニングが巧く出来ていない、しっかりと頑張れていない選手ということが出来ます。ただし、このような結果に誘ったのは、その前の”頑張り切れている期間"の追い込んだ結果であると評することも出来ます。他方、”追い込んでいる時期”の”対処”が甘かったことにより、調子を崩したとみることもできます。


確かに疲れている状況にある者、少なくなかったと思いますしかし、これこそが実力の世界。言い訳を言っている場合ではないし、もっともっと底力をつけていかないといかん!、と自覚してもらえればと思います。


さて、この大会のラストを飾るのは、インカレ同様、"伝統の激戦”8継です。
数年前から、リレーには4チーム(かつては6チーム!)エントリーすることにしており、その発表も直前に行っています。
リレー出場を言い渡された者は、どんな状況であれ、頑張り抜くよう心がけてもらっています。大会中の咄嗟の判断により、リレーへの起用がなされ、心の準備の有無にかかわらず力を出さなければいけない状況は、”本番”でも起こりえることなわけですから。


右上の写真では、Aチームから順番に並べてます。ちなみにAチームは、昨年のインカレ逆転優勝に大貢献した8継のメンバー3名を配しました(+同大会絶好調のShintaro)。”挑む姿勢”を貫くことを『楽しむ』基礎は出来ているように感じました。


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試合後には、恒例となっている父母と選手との懇談会が開催され、選手たちが日頃の感謝の気持ちを直接お父さんお母さんに告げていました。


さらにその後は、コーチと父母との懇談会。父母の皆様の「熱き想い」がひしひしと伝わって来る、貴重な時を過ごさせていただきました。また、中大の父母会は日本一!との思いをさらに強化することができた、素晴らしいひとときでした。


これからこそが勝負!
頑張っていきましょう。


それでは!