2012年10月23日火曜日

LEARN HOW TO LIVE

こんばんは

4週目となりました。
早朝DRYから始まる月曜日は、午前中はどちらかというとDRY主体、午後はスイム主体の日となっています。
DIST・MD1のDRYは、WUPとしてタグラグビー40分、自重負荷系のDRYを40分程度実施した後、今朝のメインとして1500m走にチャレンジしてもらいました。


中学時代は陸上もやっていたという佑馬に期待が集まりましたが、残念ながら松尾直弥が持つ中大記録(4:40.2;2008) を塗り替えることは出来ませんでした。
しかし、水泳では味わうことが難しい高刺激な課題ではありますが、競泳同様のレース展開を示す者ばかりではなく、「驚きの」走りを見せる者も居り、なかなかに”発見”が多く見られた朝練となりました。6:15から始まったDRYも、ミーティングなどを挟んだこともありますが、終わる頃には9:00近くとなっていました(結果、予定していたスイムを2000m位カットしました...)。

午後には、ドリルワーク+BLUEという感じのスイムを実施しました。BLUEといえど、ドリル課題をキープしながらPRをコントロールするという、やはりこの時期ならではのワークアウトに勤しんでもらいました。
少しずつ、「思い通りに泳げない」者もでてきていますが、それでも、技術改善を目指し、高い意識で泳いでいる者がほとんどだったように思います。


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先週末は、日本水泳・水中運動学会に「お勉強」しに行ってきました。会場となった福岡大には12年ぶりに訪れました(その時も当該学会に参加)が、すっごく綺麗になっていましたね。
一般発表のみならず、プールサイドで「実践的発表」まで行われるスタイルを貫くのはこの学会の特徴といえるかもしれません。
水泳研究も、若手が頑張っているな~...と感じましたが、僕と同世代の研究者たちが、もう「師匠レベル」にある発表をしている姿に、感慨深いものも感じました。
何れにしても、期待どおり、非常に勉強になったし、多くのヒントをいただきました。ただその一方でちょっとだけ気になったのは、12年前には少しみられた、「現場のコーチ」(研究者を兼ねていない)の数が減ったようにも思ったこと。国際学会の招聘を目論み、さらに進化しようとしているこの学会は、より学術的に、専門的になっているし、高水準の学会になっているように感じましたが、そのことにより、本来は密接に関わり合って欲しいコーチング現場と研究の場の”乖離”が進んでしまうようにも感じてしまいました。


さて、初日の夜には、1年に1回の「半熟会リターンズ#4」が決行されました。”半熟隊”に参画していたメンバーの現在は様々で、僕のように「コーチ」として活動している者もいれば、日本が誇る研究者として国内外で活躍している方もおり(後者のほうが多いようにも思いますね)、何れにしても、今の水泳界には欠かせない強者揃い、という気がしました。
今回は、この学会の後ということもあり、「半熟隊」のメンバーのみならず、現場でコーチングも行っている水泳研究者の皆さんにも参加していただけたのも大きく、様々な話を聞くことができました。
こちらは幹事の新潟大・大庭先生(笑)。

薬院駅近くの「もつ将」さんで、美味しいもつ鍋と餃子をいただきながらのこの会は、相変わらず、異様な盛り上がりを見せてくれました。学会も当然勉強にはなるのですが、こういった場も数多くのヒントで溢れていましたし、何より楽しい。
僕的には、もっともっと、コーチング談義もしたかったのですが、少し時間が足りなかったかな~。



ちなみにラーメンは、福大そばのこちらのお店でいただきました。やや薄めのとんこつラーメンは、飽きの来ないような味でした。
当日、食い過ぎの状況に近い僕にとってはちょうど良かったですね。
ごちそうさまでした。


それでは!

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